なんか自分の中の変換期だなと

鞍馬山に行きたく思っていた。

連日忙しい時で、行くかどうか迷ったが、

今しかないと決断。

一人で旅を始めた。

鞍馬に着いて、

登りはじめは結構きつく感じ、

連日の睡眠不足や疲れが背中の荷物と

脚にのしかかった。

でも登ってゆくうちに、それも忘れて、

心の中で自分がありのままの自分で生きれるよう祈りながら歩いた。

魔王殿まで着いた。

その前に三角のマーク。

そこに立ち、空を見上げると空にも三角のような雲があり、

空から、自分を通して、大地にエネルギーが通った気がした。

そして一度そこから先へと山を登ったのだが、

途中 魔王殿の所で絵を描きたくなり、

もう一度戻って、直感アートを描き始めた。

魔王殿の三角のところに白い色紙を置いて、

目を瞑って、利き手と逆転の手で、掴んだクレヨンで描き始めた。

そこを目指して皆が来るので、

描き初めだけをそこで描いた。

そして目を開けたらやはり三角。真ん中に丸い丸も描いた。

色は茶色だったかな。

そしてその近くに移動して、また目を瞑って描きだした。

目を開けて、続ける。

絵が動かなくなったので、そこで終えて、

また山を登り始めた。

途中ちょっと休んだところで、蛇がスルスルと動いた。

落ち葉と同じ茶色いシマヘビだった。

あとで大阪の友人に話したら 巳さんや (みーさん)

神様の使いと聞いた。歓迎されたと解釈。

 

そして奥の院に着き、その中で少しゆっくり休んでいると

休んでいる目の前、柵の下の方になんか蒼い石があり、

なんだろうと思わず触ると宇宙のように美しくて、

手で握ると触りごこちがよく、手にきゅっと吸い付くようだった。

しばらくその石を握ったり眺めたりしながら、

奥の院の外で、先ほどの絵の続きを描き始めた。

真ん中の丸の中にその石を置いてみた。

ぴったりだった。

絵がその石を待っていたかのようだった。

その石がなんでそこに置いてあったのか、

それが石なのか、陶器のかけらなのかわからない。

でも私にとって宇宙の石のように特別だった。

絵も完成し、石を奥の院にまた置いて山を降りた。

そして貴船の水の神に浄化をしてもらい、

鞍馬を後にした。

 

登っているときや、直後はよくわからなかったけど、

いつのまにか元気になっていた。

 

あとで絵を見たら、やはりあの三角のところからすごいパワーが出てたんだと。

天狗さんのうちわのような赤いパワーと自然の力、

そして宇宙の中に私達は在るというメッセージが伝わってきた。