2002年3月中旬。ベラクルスでの滞在を終え、俺とK君はメキシコ最後の訪問都市メキシコ・シティへと向かう。バスで6~7時間の距離なので日中の移動もできるのだが、宿泊代を浮かせるために深夜に出発し、早朝にメキシコ・シティの北方面バスターミナルに到着する。
ここからメトロ(地下鉄)に乗り宿泊予定のサンフェルナンド広場近くの宿に向かう。フロントまで行ったが満室との事だった。日本人が経営の宿で、値段も比較的安く、かなり人気があるようだ。
この事態は多少は覚悟していたので、革命記念塔近くにある、満室だった宿よりも多少安い日本人バックパッカーが集う宿に歩いて向かう。
この宿もメキシコを旅する日本人貧乏旅行者の中では、かなり有名な宿だ。収容可能人数も多い宿なので、すぐにチェックインできた。
ドミトリーの部屋に荷物を置いたあと食堂も兼ねる談話室に顔を出す。早朝にもかかわらず5,6人の日本人旅行者が集っていた。