北半球一周の旅 ・ 釜山満腹ナイト | 北半球一周の旅 2002年 1年間 回想記

北半球一周の旅 2002年 1年間 回想記

1年間をかけて、北半球の主要な国、都市、世界遺産などの旅をした体験を赤裸々に綴る回想記。

 地下鉄に乗って、K君が日本で電話で予約してあった宿に向かう。
オンドル(床下暖房)の宿で、地下鉄の駅の近くなのだが、どうやら連れ込み宿(ラブホテル)としても利用されるようなところみたいだ。オンドルは初体験だったが、寒い冬に足元から暖かくなってくる感じは悪くない。

 翌日には飛行機でソウルに移動して、シンガポール航空の便でアメリカ(サンフランシスコ)に向かうことになっている。アジアとは、しばしお別れと思うと、昨日までの福岡での暴飲暴食のことも忘れて、無性に韓国料理を満喫したくなる。

 夕方、新鮮な魚介をその場で食べることができるチャガルチ市場に向かう。
市場を歩いていると、あちこちから呼び込みの声がかかる。水槽の中の魚介類を見てまわる。
以前日本で、この市場をロケしたテレビ番組で、生きたタコをさばいてピクピク動いているものを食べるシーンを見たことがあったので、タコを注文。あとビールを頼んだが、タコが出てくる前に、貝とか3皿ぐらい運ばれてくる。韓国料理って、メインの食材を頼むと、副菜が勝手に出てくるんですよね。

 新鮮な魚介を食した後、昼に宿の近くで目をつけておいた、韓国肉料理屋に向かう。念願の骨付きカルビを注文。当然副菜が勝手に5,6皿でてくる。ちょっと多いかなとも思うが、明日からアジア料理が食べられなくなると思うと、食べる闘争心が湧いてくる。腹がパンパンになりながらも、ビールを飲みながら、最後の一皿まで胃の中に流し込む。
とても昼頃まで二日酔いと船酔いで苦しんでいた人間のやる行為とは思えない。

 俺とk君は満腹になって、いい気分に酔っ払って、すぐ近くの宿に戻った。
オンドルのおかげで、床に敷いた寝具が全体からあたたまってきて、ポカポカしてとても気持ちよく、朝まで熟睡することができた。