102 to kick the bucket (人が)死ぬ, 厳粛でない口語的Idiom表現
例
① At the end of the drama all the killers kicked the bucket.
ドラマの終わりには、殺し屋は全員死んでしまった。
② The poor old man finally kicked the bucket.
そのかわいそうな老人は、とうとう死んでしまいました。
③ The 80 years old man married to a young lady, but he kicked the
bucket a week later.
80歳のその老人は若い女性と結婚したが、一週間後に死んでしまった。
☆ 人の一生のうち究極の一つは ”死” です。 生・病・老・死 を現実社会に見て釈迦は一念発起、修行の生活に入り、菩提樹の下で悟りを開いたと言われております。 死は人生の究極の一つです。
それだけに、英語でも死ぬという動詞は厳粛さを伴い、ダイレクトな Die の使用は特に身近なものの間では避け遠まわしの表現が普通です。しかし果たしてそれだけかと言えば、そうでもなく、上記の例文のイデイオムのように、暗い響きを避け、多少ユーモラスでシャレタ感じを出した表現もあり、日常的に使用されています。 突然この表現に直面してもその意味となると面食らう方が多いのでは。そのチンケな由来を知ると、記憶しやすく、知識としても脳内備蓄の価値ある一つであることは間違いありません。
☆ この由来には三つの説がありますが、最も分かりやすい由来は”首つり自殺”の情景を思い浮かべると簡単です。その情景は、 木の枝にロープをかけ、そのロープを首に回し、裏返しのバケツの上に立った状態です。この状態でバケツを蹴れば、死です。kick the bucket バケツを蹴る=死ぬ のロジックです。
☆ 非常に興味深い体験として先日, 英語圏の方を入れた雑談の中で、
What is your bucket list ?
と言う質問が出ました。意味は ”あなたが死ぬまでに絶対やっておきたい順番リストにはどんなものがありますか? らしく、たまたま、このbucket に関わる今日のイデイオムを知っていた私には、納得のいかないことではなく、むしろその用法の展開ぶりに驚き入ったというのが本音でした。 このbucket list の用法が本当に普遍的に使われているのか否かは、いま少し複数の英語圏の方に確認したいと思っています。仮に確認できれば、kick the bucket と bucket list の相関関係は多少の無理はあっても、納得でき、こんなに面白い派生Idiom 表現は無いですよね!
☆注意:厳粛な場面でこのkick the bucket は使うべきではありません。例文の雰囲気の範囲にとどめるべきです
。