No.91 to make no bones about ~ ~にこだわらず平気でする
例
① The country in problem makes no bones about repeating their violation into the territorial waters against the Japan’s sovereignty over the Senkaku Islands.
問題のその国は日本の尖閣諸島の領有権に違反し領海侵犯を重ねることに躍起。
② Some politicians make no bones about cheating on their income tax.
ある政治家たちは所得税をごまかすのは平気である。
③ They made no bones about their hatred against the pact.
彼らはその協定に対する憎悪をむき出しにした。
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☆ make no bones about ~ この表現は先日のTVでアメリカ映画を見ていて耳に入り、何か記憶の奥底にあることに気が付き、しらべて見ると、案の定、私のIdiom専用手帳に◎印付きでありました。映画の中では“ぜんぜん苦にしない”くらいの意味というより感覚で理解しましたが、このIdiomくらい、昨今の世情を言い表すのに格好の表現のひとつはないと言えないでしょうか。 会話の中でこそ、どんどん使うべきIdiomです。
☆ 自作の例文3つを上にあげてみましたが“躍起になる”、“平気である”、“むき出しにする” とこの3例だけでも、これだけのニュアンスの幅を出せるところが英語学習者の悩ましいところです。日本語が極めて表現の幅がある豊かな言語というべきなのか? この3つのニュアンスを英語で単一のIdiomで表す「優れもの」と言うべきなのか。
☆しかし、この多様な日本語に表現出来るこのIdiomを一旦消化して脳内備蓄できれば、極めて幅広い豊かな自分の表現力を獲得することになります。これがIdiomの学習の威力であり、「努力対効果」は抜群と言えます。一旦自分の言葉に出来れば、それは宝石や金塊に値すると感じます。
☆ 私はこの手の幅広い表現可能なIdiomの私なりの理解と記憶方法は、特定の日本語を当てないで、make no bones about ~と唱えながら状況をイメージ化するように努めます。明暗なら暗、イヤな、悪さ、無関心、否定的、薦められない、嫌われる、執拗さ、が主語につながるというイメージです。word to word の習慣が染み付いている私たちにはこれしか無いと思っています。その上で典型的と思われる例文を作って味わいます。あまり楽ではありませんがこれしかありません
☆ bone/骨にまつわるこのIdiomの由来、来歴を調べると500年もさかのぼる歴史があるようで紙面が足りません。”骨まで愛する”に見られるような究極の一点は「心の真髄」が出発点であるようです。 ここではその反意・否定の形の表現です。make no bones 目的語にno をつける否定文で、何百年も言い習わした口癖のようなこういうIdiomでは 例えばdon't make bones のように変えない方が通じやすいことも今回、確認できました。