今日2日、箱根駅伝の往路が行われ、明日は復路です。2日間にわたって朝から行われる競技って珍しいですよね。
好きな方には今さらかよと思われるかもしれませんが、箱根駅伝初心者の方に簡単に駅伝のルールをご紹介しておきたいと思います。
まず、どうでもいいことですが、「箱根駅伝」というのは通称名で、正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」という長ったらしい名前がついていますが、ここでは箱根駅伝に統一します。
今日、往路(大手町から箱根までの5区間)で東洋大学が優勝しましたが、これはあくまでも往路優勝です。
箱根駅伝の優勝というのは一般的には往路・復路の総合優勝をいいます。
もちろん、往路の優勝、復路の優勝というのも正式にそれぞれあります。
つまりは、箱根駅伝には往路優勝、復路優勝、総合優勝の3つがあるということですね。そして、その大会の優勝校という場合は1区~10区までの合計タイムが一番早かった総合優勝の学校ということになります。
昔、プロ野球のパ・リーグがペナントレースを前期のリーグ優勝と後期のリーグ優勝に分けて、最後に各優勝チームでプレイオフをやって、リーグ優勝を決めていた時代がありましたが、それとちょっと似た感じです。
ただ、駅伝の場合は、さらにもう1レースというわけにもいかないでしょうから、トータルではどこが一番だったのかという基準で決定します。
しかし、これがなかなかややこしいというか初心者の方にはわかりにくいと思います。
往路も復路も同じ学校が優勝なら当然総合もその学校が一番ですから、これを完全優勝と呼んでいますが、誰の目にもすぐにわかります。
これが場合によっては、往路優勝、復路優勝、総合優勝がすべて違う学校というケースもあります。
つまり、往路も復路も優勝していない学校が総合優勝する場合があるのです。
たとえば、往路5時間30分で優勝した学校が復路は奮わず6時間で下位、往路6時間で下位だった学校が復路に強い選手を集めて5時間30分で優勝したとします。これだと共にトータルで11時間30分ですね。
これに、往路5時間40分で3位、復路も5時間40分で3位だった学校があった場合、トータルでは11時間20分です。
これが最高タイムなら、往路3位、復路3位のこの学校が総合優勝で今大会の優勝校となるわけです。
なんかちょっと違和感ありますよね。
ただ、やはり総合力で評価ということなのでしょう。5人だけ強い選手を往路もしくは復路に固めても往路優勝、復路優勝はできても総合優勝は難しい、ましてや留学生やスター選手など飛び抜けた選手ひとりくらいではどうにもならないのがまた箱根駅伝のおもしろさでもあるのかもしれません。
さあ、明日の復路優勝はどこか、そして、総合優勝はどの学校の頭上に輝くのか、さらにはシード権獲得争いなど、明日も朝8時から箱根駅伝から目が離せません。