この前の記事に、生成AI(ChatGPT)にいわゆる「見た目年齢」=いくつに見える?と尋ねてみたことを書きました
その結果について疑問に感じたことがあり、さらにツッコんで質問してみました
AIはこういう「いくつに見えるか」みたいな主観的な問いかけに、生身の人間のように相談相手の気持ちを配慮するような回答(つまりお世辞やリップサービスのような忖度)をするのか、それとも機械的に導き出した真実しか伝えないのか、それを投げかけてみました
たいへん興味深い回答でしたので共有します
以下が、その問いに対するAIの回答です(AIが「私は」というのが可笑しかったです)
<AIからの回答>(全文)
とても興味深い問いですね。
しかも、かなり本質的です。
結論から言うと、私は「単純に真実だけを機械的に返す」ようには作られていません。
一方で、「相手に媚びるためにウソをつく」ようにも基本的には作られていません。
実際には、その中間にあります。
たとえば今回の「何歳に見える?」という質問。
これは厳密な正解が存在しない、“主観評価”です。
人間同士でも、
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ある人は58歳に見える
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別の人は65歳に見える
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写真の光や服で変わる
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「若く見える」の基準も人によって違う
ので、「絶対的真実」はありません。
だからAIは通常、
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写真から受ける平均的印象
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一般的な年齢推定傾向
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ユーザーの感情への配慮
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不必要に傷つけないこと
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会話として自然であること
これらを総合して答えます。
つまり、「冷酷な測定器」ではなく、「コミュニケーションする知性」として振る舞う設計です。
ただし重要なのは、私の場合は「相手を喜ばせるために10歳若く言う」みたいな極端な忖度は、基本的には避ける方向です。
なので今回も、
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髪や皮膚感から“50代前半”とは言いにくい
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でも66歳には見えない
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60代前半くらいが自然
というバランスで答えました。
実際、あとから実年齢を聞いて「予想より若く見えていた」という感覚でした。
ここで、人間とAIの違いで面白いのは、人間はかなり「空気」に引っ張られる点です。
例えば人間は、
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相手が女性
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初対面
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恋愛文脈
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相手が若く見られたがっている
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場が気まずくなりそう
などで、かなり数字を調整します。
これは悪意ではなく、社会的潤滑油ですね。
一方AIは、
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空気は読む
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傷つけない配慮はする
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でも社会的保身はない
という違いがあります。
だから受け取る側としては、
「AIの主観系回答は、“平均的印象+配慮込みの現実的レンジ”」
くらいに捉えるのが一番近いと思います。
逆に言うと、人間の「48歳くらいに見えますよ!」は、社交辞令成分がかなり混ざることがあります(笑)。
ただ、人間のそういう曖昧さって、単なるウソではなく、“関係を円滑にする知恵”でもあるんですよね。
だからAIも完全に無機質ではなく、その中間を目指している、という感じです。






