77. ロードウィルトン の側板接着終了 | ヴァイオリン製作家 大久保 治のブログ

ヴァイオリン製作家 大久保 治のブログ

自作弦楽器製作について、楽器、工房での仕事中心に書いています。

 

 ダジェズーの1742年作「ロード ウィルトン」の続きです。 前回、C部の側板を接着した所まででした。

アッパー、ロワーの側板の接着部の整形を各コーナーブロックとCの側板のカットした断面をそのままつづけて行い、上下の側板を曲げて接着します。

 

 

 例によって 私のやり方ですが、ロワーの1枚を残して 3枚を先に接着します。

 

 

 翌日に最後の1枚を接着して 1周 側板の接着が終わりました。 この材料はなかなか難しい材で、気が抜けませんでしたが、 なんとかここまで来ました。この後はライニングを接着しますが、又 別の楽器の方を作業します。(汗)