去る2月3日(日)、仕事仲間である足利学氏(藍野大学教授)が理事長を務める「NPO法人 宝塚総合研究所」主催の『YOU医療保健福祉フォーラム2013』に出席しました。
その中で、トップバッターとして講演された中村俊紀先生(医療法人旭医道会 中村クリニック院長)のお話は感動ものでした!(^^)!
中でも印象に残ったのは、中村先生が最も力を入れられている「在宅終末期医療」についてのお話!
その名称のとおり、末期がん患者など余命に限りのある方の自宅診療なのですが、
先生が力説されていたのは、「病院で亡くなるのではなく、出来れば、全てが自由に出来る『最高の特別室』である自宅で最期を迎えて欲しい」という願いでした。
一昨年、報道ステーションで放映された中村先生と患者さんのドキュメンタリー画像が流れたのですが、
入院を進める長男に対し絶対に自宅で過ごしたいと抵抗する父親・・・
根負けした長男が父親に『わかった。自宅に居よう』と声をかけると・・・
父親が『ありがとう、ありがとう』と何度も感謝し長男と握手をしている姿がありました。
その数日後、父親は本当に安らかな、穏やかな表情で旅立たれました。
不覚にも・・・いや、当然のことかもしれませんが、涙が止まりませんでした(T_T)
そんな場面がいくつありましたが、その度に、涙がポロポロっと
少しでも多くの方が自宅で最期を迎えることが出来たら・・・と実感しました。
しかしながら、お亡くなりになられる方の約80%が病院で最期を迎えているそうで、
自宅で最期を迎える方は、ほんの十数パーセントだそうです。
海外(欧米等)は、その逆だとか。。。
何故でしょうか?
日本は核家族化が進んでいるから?
いやいや、子供との同居率は他国が10~20%であるの対して、日本は50%とかなり高いそうです。
では、介護士の数が少ないからでしょうか?
増加傾向にあり、それも違うようです。
理由として先生が挙げられていたのは、「訪問看護士」の在宅訪問数が、他国のそれのたった10分の1程度しかないからとのことでした。
与えられたかけがいのない「命」ですから、少しでも延命することも大切かもしれませんが、
本当に幸せな最後を迎え、人生を全うするということを考えると、
自然に任せ、自宅という自由な空間の中で最期を迎えさせてあげたいし、
自身もそうありたいと思います。
また、在宅の場合、その身内の方が、介護と仕事の両立で大変苦労されている場面がありましたが、
その方へ中村先生が「ずっと付き添っていなければならない。亡くなられる瞬間いなければ・・・といったプレッシャーを持たずに、通常通りの生活を送ってください」と声をかけれられていたのが、これまた印象的でした。
久々に講演で、感動の涙を流させて頂きました。
中村先生!
ありがとうございました!
これからも「在宅終末期医療」の普及活動、よろしくお願いいたします!(^^)!
以上です。
※聴き取りメモでしたので、実際の統計値など誤りがあるかもしれませんので、悪しからず(^_^;)