最後のご馳走 気になったお寿司ネタ
台風の合間に日本にたどりつき、
ばたばたしていたら2週間なんて、あっという間です。
荒天が過ぎたら今度は残暑が収まらない日本、
最近夏は暑すぎるし、冬は寒過ぎるし、
気候の良い春と秋との期間がだんだん狭まっているように感じます。
しばらくオウチを空けるので、戸閉まり支度に汗だくになってしまい、
シャワーを浴びて、着替えてきたのに、
羽田空港に着くころには、また汗ばんでいます。
チェックイン、出国は、
手順や手続や、ここ最近なにも変わっていません。
スーツケースにはいつも通り、”HEAVY”のタグがぺたり。
カウンターのお嬢さんにスケールに乗せてもらうのが気が引けます。
アメリカでの滞在時の、緊急連絡先は?
そのお嬢さんから聞かれ、
「居住者でも必要ですか?」
「アメリカの入管からのご依頼なんです きびしくなっていると思います」
初耳だけど、そうなのかもしれません。
出国手続きをしてしまえば、
日本の空港だけど、もう海外にいるも同然。
この地最後のゴハンは、ラウンジメシ。
日本で食い溜めだ、と意気込んでいた割には、
なんとお寿司を食べ損ないました。
だから何よりのご馳走はラウンジのお寿司。
ふぐの握り、ってあまりなじみないけど、
すごい歯ごたえ、それに噛むほどに美味しさがじんわり。
これ、お気に入りです。
残暑の日本にしばしのお別れ
シャワーを浴び直してさっぱりしてしまうと、
ラウンジでは穏やかな時間を過ごせます。
暑熱が届かない部屋は、ジャケットの用意をしていないと
肌寒いくらい。
ブリブリ勢いのある入道雲はだんだん夕色に染まり、
暑かった陽射しも矛を収め始めます。
一カ月先の次の出張は、きっと秋の真っ盛り。
そんな気持ちでみると、ちょっと辟易気味のぱんぱんに膨れた入道雲さへ、
名残惜しくなります。
8月の半ばくらいまでは、日本からのハワイ来島者が4000人を上回っていたけど、
今は落ち着いて3000人弱くらい。
ヒコーキもちょっと空いてきたかな。
ぐーすか夜間飛行のはずが
海沿いの滑走路を南に向かって動き始めたヒコーキ、
光のない空にするする上ります。
珍しく機内のWiFiもつながずに、そそくさと寝支度。
たぶん10時にもならないうちに、
おやすみなさーい
ところがこんな時に限って、オメメぱっちり
夜も更けてきたのにぜんぜん寝られない・・
ラウンジでエスプレッソをたっぷり頂いちゃったせいかも。
お仕事もなく、いっぱい寝られるはずの夜間飛行だったのに、
色を失っていた空は黄金色から、オレンジ色、そして深い紺色に、
そんな様子をうつらうつら見る羽目になります。
オアフ島の空は、
夜半に雨を降らした気配もなく、夏の朝を迎えています。
整然とした街並みに、厳めしさが伝わる軍港に、
そして遠景にワイアナエの山々、そしてコオラウの山々、
寝られずにアタマはくらくらしているけど
きれいな島にやっともどります。
眠くてもハワイの陽光が眼を射り、
正気に引き戻されます。
段ボールなし効果てきめんの通関
やっぱり緊張する入国手続き、ゴローバルエントリーのレーンに進んで、
キオスクの前に立ちます。
この頃は、キオスクが素晴らしく賢くなり、
モニターには一度も手を触れません。
誰も並んでいないレーンの奥の入国審査のステーションのアンクル、
「KIKIパパ?」
もう事前に名前もバレるしかけ。
質問は、
日本で買ったもの、全部でいくら?
ウソをつく訳にはいかず、
「分かりません。」
なにしろスーツケースの一つには
20年以上前に買いそろえていたプラモデルのキットでぱんぱん。
新古品というのか、中古品というのか・・
アンクル、
ややこしいなあ、まったくもうという表情。
じゃ、アルコールは? タバコは?
質問は以上2つ、です。
鬼門の税関に近づくとやっぱりばくばく。
一人だし、大きなスーツケース2つとキャリバッグとチャビーなバックパック、
荷物大目だよなあ、と独り言ちながらカートを押します。
幸運にもおとがめなし。
もちろん悪いこともしていません。
今回は段ボール箱での運搬がありません。
やっぱりその効験あらたか、みたい。
Uberで帰ってみた
無事入国、ただこのあとがいつもと違います。
着陸するとテキストをママに送ります。
それを合図にカカアコを出発して、
ターミナルからすぽん、と出てきた頃にピックアップしてもらいます。
が、フツー。
家族一緒なら、ライドシェア(Uber)の利用が多く、
友人にピックアップしてもらうこともあったり、です。
でも、
今回はママがポットラックパーティーで忙しく、ピックアップできないので、
一人で、空港からオウチまでUber。
移住してからは初めてかな。
乗り方は、
ターミナル2(国際線)を出たら、道沿いに左手に進み、
ターミナル1(ハワイアン航空)にぶつかったら、
エレベーターで2階、出発フロアに上がります。
ターミナル1に沿う道路に出ると見えるのがこんな景色。
歩道をどんどん奥(山側)に進み目指すのはロビー2の出口。
頭上に”Ride App Pickup”の表示が見えたら、
横断歩道でアイランド(中洲)の歩道まで渡ります。
乗車はここから。
ターミナル2の東端にもピックアップ場所があったはずだけど、
日陰がなくて待っているのがつらい。
ターミナル1、ロビー2前での待ち合わせがお薦めです。
Uberのアプリはもちろん日本でダウンロードできるし、
事前にクレジットカードを登録しておけば、まごまごしません。
おまけに表示は日本語なので、ストレスなし。
Uberのappsスクリーンショット
史上最短で帰宅
この日は、iPhoneでUberの配車手配をしたら、
なんと待ち時間1分
ピックアップ場所に待ち構えていてくれました。
ヒコーキが着陸したのは、9時25分、
ほぼ定刻の9時35分には、降機し始め、
入国審査も、税関も、すいすい。
おまけにピックアップしてもらう待ち時間もなく、
と順調すぎるくらいのホノルル到着。
オウチに到着したのは10時19分。
ヒコーキを降りて45分かかっていません。
荷解きまでは一気に片づけて、
ようやく一息。
遅めのランチを頂くころには、睡魔が降臨。
食べながら、こっくり
その後、気絶。
「パッパー」
スイミングの練習から帰ってきたKIKIが耳元でシャウト
夢の中でもKIKIにタックルされました。
起き出した部屋からは、
窓いっぱいに茜色に染まる空。
帰ってきたあ・・
安堵感でココロがいっぱい。
過ごしやすいハワイでの毎日が再開します。
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