初めての”赤坂璃宮”
いよいよ今年も押し詰まりました。
日本に来たら、の期待いっぱいの予定をどんどん消化して、
旅行に、
お食事に、
友人との再会に、
お買い物に、
に明け暮れていたら、もう年末。
残りわずかで、駆け込みの予定がもうちょっと。
晦日には、
KIKIファミリー揃っての年内最後の外食で、赤坂までおでかけ。
赤坂見附から紀尾井町に向かっては、皇居にも近く都内屈指のハイエンドなお土地柄。
青山通りや外堀通り沿いも整然としたビジネス街になっていて、
見上げれば、国会議事堂も仰げます。
赤坂見附から一ツ木通りに向かって路地を歩くと、
周囲の端正な街並みとはものすごい落差。
猥雑で街は汚いので、息をつめて歩きます。
やがて、
かつてのＴＢＳ別館あたりががらりと再開発されて、
一ツ木通りを超えると近未来みたいな街が現れます。
再開発で立ち上がった赤坂Ｂｉｚタワーにくっついているアトリウム、
この日うかがったレストランが入居しています。
中華料理店の名店”赤坂璃宮”がお目当てのお店です。
初めての”赤坂璃宮”、
どんなお料理が待っているのか、わくわくします。
ぱちりを忘れる名菜がずらり
ハワイでも中華料理店はいっぱいあって、身近な存在です。
でも思い返してみると、
飲茶ばっかり。
本格的な中華料理って、久しぶりです。
入り口は至って穏当で意外に入りやすい佇まいだったのに、
中に入ると個室が中心のいかにもオーセンティックな中華料理店の雰囲気。
背筋も伸びます。
採譜には、
前菜
活ホタテ貝と季節野菜の炒め
海鮮と干し貝柱入りふかひれスープ
点心
白身魚の醤油煎り焼き
有頭蝦のフレッシュトマトチリソース
五目チャーハン
と、広東料理の名菜がずらり。
アラカルトをお願いするKIKI、
何がいいかな。
ママがメニューをひとつひとつ教えます。
どれもこれも、
KIKIにとっては魅惑的なお皿ばかり。
「わたし まよう」
ママもメニューを見ると、その世界に入り込んでしまい、
ぐるぐるいつまで経っても迷っている性質（たち）。
KIKIはママの子で、おんなじです。
フロア係をやきもきさせてけど、
やっと決定。
今年最後の家族そろってのハングアウト
今年最後のKIKIファミリー一緒の外食。
多くの方々と、福運と、に守られて、
年の瀬も、無事に、
かんぱーい
週末しか飲まなくなったアルコールも、
東京に来てからは、連日になっちゃいました。
運ばれてきたお皿に、
KIKIのオメメが、輝きます。
ゴハンか、おそばか、散々迷って決めたおそば。
海鮮焼きそばは、KIKIの大好物で、見慣れた一皿のはずだけど、
ふだん頂いているシロモノと、
一目でその違いは分かります。
ママとパパの前に並びはじめたお皿も、それはおしゃれ。
中華料理なのに、
設えは、まるで和食。
懐石は、ポールボキューズらのヌーベルキュイジーンの調理、盛り付けにも
影響を及ぼしたと言われるし、
繊細な日本の中華料理店なら驚くことでもありません。
鴨のパリっとした皮、
辛さと甘さが絶妙のチャーシュー、
それに単調な蒸し鶏も、美味しいなあ、と思ったのは初めてです。
「あっ、また撮るの忘れた」
出てくるお皿の度に、ママもパパも、
すぐぱくついてしまい、
パチリなんて、思いもよらず、
次こそは、と思っても、またその繰り返し。
主菜は美味しいをお皿を想像していただくだけになりました。
唯一、ちょっと頂いてからパチリ、したのは、
フカヒレスープ。
蝦と、カニ肉と、貝柱と、フカヒレと、
うまみ炸裂の風味、
これも写真とか駄文とかでは、どうにも伝えきれません。
デザートに用意されたマンゴープリン。
これも頂いたことのない濃厚さ。
ほぼマンゴーそのものです。
珍しく大好きな焼きそばなのに、途中からスローダウンしたKIKI、
あまりにデリケートなお味に、ちょっと違うと思っちゃったの？
と心配したのは無駄骨で、
途中からはいつもの食欲が復活。
ママとパパのコース料理も横取りしながら、
おなかいっぱいです。
華やかな赤坂の街でのお食事で、
今年の外食も食べ納め。
もう間近の新年、
また新しい年の食べ歩きが楽しみです。
まさかの、また中華 後輩たちとの酒宴
この日の夜、
パパはまたもやのハングアウト。
今度は品川でこじんまりとした忘年会です。
日本出張が毎月のようになっても、
仕事優先でなかなか会えない友人たち。
集まらないと、来年になっちゃうね、と声をかけてくれました。
久々のメンバーは、在籍していた会社のウインドサーフィン部の後輩たち。
さすがにこんな押し詰まった日程では来れるよ、なんてヒマ人はわずかだったけど、
由比ガ浜の寮や、
その後移転した葉山森戸寮や、
に毎週のようにとぐろを巻いてセイリングに集まっていた仲間。
実業団の合宿や、レースや、でいつも一緒に雑魚寝していました。
「ハワイでいつも食べているようなお料理のお店はさけて、
中華料理を選びました！」
嬉しい！けど
まさか、の
中華料理ダブルヘッダー。
ランチも中華料理店のコースを頂いてきた、
なんて口が裂けても言えません。
おいしい麻婆豆腐のお味は、
”唐辛子の王様「朝天干辛椒」、本場四川省「豆瓣醤」、独特な香りの「四川山椒」”などなど、
の香辛料を中国から仕入れているという宴会メニューとは思えない本格派。
コース料理並みのお皿が並んだ上に、
吞み放題で、４８００円
お昼の満足感とは違う、日本のお食事の多彩さに、
なんとも幸せです。
食べている画ばかりの年末のトピックスももうおしまい。
冷たい雨になった大晦日の早朝は、
鎌倉霊園にお参りです。
今年は、ママのジージが長い旅路についてしまい、
パパの人生の師も亡くなりました。
新年は服喪で迎えます。
KIKIファミリーは、ご覧の通り毎日、オナカの皮が伸びてふうふう。
家族みんな元気でこの年末、
そして新年を迎えます。
本年は応援本当にありがとうございました。
皆様もどうぞ良いお年をお迎えください。
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