ホノルル初の電車”スカイライン” KIKIと乗ってみた | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

 

とうとう開業、ハワイの電車

 

ホノルルに来てから電車には縁がないけど、

CBI(社会実習)では時々バスに乗るようになったKIKI。

やっと、ホノルル市交通局のHOLOカードも作りました。

 

45ドルの年間パスをどれだけ使いこなせるかは、未知数。

なにしろ通常の障がい者料金は、一日いくら乗っても3ドル。

月一回以上乗れば、年間パスの意味があるけど、

それも怪しいくらいのペースです。

 

それにしても

タートルベイに行こうが、

カネオヘに行こうが、

ワヒアワに行こうが、

17歳までのユース料金でも、1.5ドル。

何でも物価高のハワイなのに、市営バス”The Bus”だけが異次元です。

 

 

 

 

 

 

難産に難産を重ねたのが、ハワイ市の大プロジェクト”HART”。

構想から18年、

着工したのは、KIKIファミリーがホノルルに引っ越した直後の2014年だから、

もうそろそろ10年、

ずいぶん開業が遅れたけど、今年2023年にめでたく運行が始まりました。

 

たしかアラモアナセンターまで2019年には来るはずだったのに、

結局、ダウンタウンのシビックンター駅までという計画になっていて、

全線開通も2031年?

なにもかもハワイアンタイムで進みます。

 

まず開業したのは、イーストカポレイ駅からアロハスタジアム駅まで。

スペシャルニーズのある人の家族の会、

”LOKAHI LIFE HAWAII”の今月の体験実習は、

このスカイレール(HART)乗車です。

 

 

 

 

 

 

さあ、初乗車

 

KIKIも初めて、

それにママも、パパも初のスカイライン。

ぴっかぴかのアロハスタジアム駅には、広ーいパーキング。

パーク&ライドを売りにしているスカイライン、

駐車料は無料で、駅の前にはThe Busが待ち構えます。

でも、

週末で、がっらがら。

とは言え、

平日が、ぎゅうぎゅう?

なんて話も聞いたことがありません。

 

駅の改札口前には、発券機がずらりとならび、

事前に”HOLO”カードを用意していなくても、その場で買える、と言う方式。

カード発行料は2ドルで、

一日券は、7.5ドル(障がい者、シニアカードは3ドル)、

はThe Busと一緒。

何回乗り降りしても大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

日本のスイカみたいに、HOLOカードを改札ゲートに近づけて”ピッ”。

まごまごせずに階上にあるプラットホームに向かえます。

スカイラインは、純粋な電車だけど、

運転手も、車掌も、いない無人運行。

 

入線してきたスカイラインは、このアロハスタジアム駅が終点。

乗り込むと、やっぱりがっらがら。

開業間もなくて、記念に乗りに来るローカルがいっぱいかな、

なんて予想は大外れ。

4両編成の電車に、たぶん乗客は10人くらい、です。

 

やがて発車メロディーもなく、滑りだします。

 

 

 

 

 

 

悲しいかな、の今の路線

 

車両に突き当りのあるはず運転台、

無人運行だから、あっけなく何もありません。

 

運転手目線で鉄路が見えていいような、

メカらしきものが何もなくて拍子抜けしちゃうのか、
これって、鉄オタ的にはどうなんだろう。

 

電車は80Kmで快走、
なんと10分間隔で、

遅れもありません。

ハワイで電車だあ、とうきうき気分にも慕ったけど、

いろいろハワイらしさもいっぱい。

 

 

 

 

 

 

悲しいかな、

イーストカポレイからアロハスタジアムまでの路線となると、

利用できる人がすごく限られています。

イベントがあればスタジアム、という利用者がいればいいけど、

スタジアムは解体を待つ身。

特に平日に用事のある人はいそうにありません。

空港にも、ダウンタウンにも、アラモアナにも、もちろんワイキキにもいかない電車、

って、なんとも役に立ちません。

 

 

 

 

 

 

どんどん東に走れば、

やがて人家も見当たらなくなり、

畑だの、丘陵だの、

未開の荒野を線路が突き抜けます。

 

 

新幹線なみの乗り心地?

 

快調に走っている電車は爽快と言えば、爽快だけど、

なんだか乗り心地が今一つ。

真新しい線路、それに、ほぼ直線なのに、

大揺れびっくり

 

余裕だったKIKIも、だんだん緊張してきます。

新幹線が300Kmくらいに達して感じる、横にキュッと降られるような挙動があって、

座ってないと、よたよたします。

 

 

 

 

 

 

「揺れるねえ」

 

みんな苦笑い。

ハワイの電車の乗り心地は”新幹線みたい”

ということにしておきます。

 

 

みんなの期待を乗せて走る

 

待望の開通を迎えたスカイライン。

一編成800人をいっぺんに運びます。

クルマの台数にしたら、たぶん数百台分になるし、

全線開通すれば、路線内の移動を電車が担って、

なんと1日4万回のクルマ移動回数を代替してくれます。

 

西に広がり続けるホノルルの住宅街からダウンタウンまでの過酷な渋滞は、

もはやハワイの名物。

全米の渋滞のひどい都市ワースト10の常連で、パンデミック直前にはワースト6位、

と不名誉な交通事情で、

スカイラインの素晴らしさにみんなが気が付けば、挽回の機会。

 

惜しむらくは、

なんとも中途半端な路線。

早くアラモアナまでおいで。

 

 

 

 

 

 

ごとごと揺られて、おなかが減ったKIKIファミリー。

 

「じゃ、パールリッジで降りようか」

 

思いついて降りて、駅近のテディービガーバーガーで、

こってりランチをぱくぱく。

おなかがいっぱいなれば、

まだ電車に飛び乗ってアロハスタジアム駅に。

 

こんな光景がやがてハワイでフツーになるかもしれません。

 

 

 

 

 

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