トラブルは続き、
スタンバイ用として備え付けている、家庭用インクジェットプリンターまで変調。
スキャンはしてくれないし、印刷単価は高いけど、
ドキュメントの印刷だけなら十分。
故障してしまったメインのスモールオフィスプリンターのヘッドが来るまでのピンチヒッターでした。
ところが、またしても
魔の”エラーメッセージ B２００”！
しばらく使わず、放牧させておいたら、
ヘソを曲げられました。
こうなると、
かの国から届くはずの、純正プリンターヘッド（日本製なのに日本では手に入らない）
が着く１２月後半まで、印刷もスキャンもできなくなります。
悪あがきで大汗をかきました。
２台のプリンターから、プリンターヘッドを外し、
お水でじゃあじゃあ。
そしてアルコールでじゃぶじゃぶ。
さらに電子部品用のクリーナーを、ぶしゅー！
これで生き返れば言うことないけど、
直ってしまうと、メーカーは新機種が売れないから、
なるべくセンサーをセンシティブにしています。
プリンターの修理していたよ
はあ？
モニターのむこうのKIKIは、プリンターのお世話にはあまりなりません。
スクールの宿題は全部、WEBブラウザーの中で、
回答したり、アップロードしたり、
で紙が存在しません。
かと思えば、ノートブックに、鉛筆に、鉛筆削りに、消しゴムに、
というアナログ授業も健在。
シャープペンシルだの、ボールペンだの、
でもなく、木の鉛筆です。
すっかり世代代わりしてしまったプリンターの寿命を何とか伸ばそうと、
悪戦苦闘したものの、
ちょっと形勢は暗澹です。
プリンターはなくても大丈夫だけど、
お勉強でも、自由時間でも、KIKIにＰＣは欠かせません。
そのＰＣもそろそろ決断の時が迫ります。
すでに、Ｗｉｎｄｏｗｓ１１が公開されて、１年。
２０２２年版アップデイトの２２H２の配布も始まり、安定してきたはず。
今のところ、無償でダウンロードできる、このウインドウズのＯＳ（基本ソフト）。
今後、多くの周辺機器なども、基準としてしまいます。
アップデイトは一抹の不安があっても、そろそろ、です。
ちなみに”Ｗｉｎｄｏｗｓ １０”のサポートは２０２５年１０月までと、
あと３年を切りました。
いずれは、有償化される日も来るから、
まずは、パパのＰＣをＷｉｎｄｏｗｓ １１にアップデイトしてみます。
うまく行けば、KIKIとママのＰＣも続けます。
ＯＳのアップデイトとなれば、何が起こるのかは神のみぞ知る。
万が一に備えて、お仕事の合間に、せっせとデータのバックアップ。
今使っているＷｉｎｄｏｗｓ １０ の”ｕｐｄａｔｅ”の画面を開いてみると、
”ハードウェア仕様の最小要件”というＰＣの性能のチェックは無事通過。
じゃ、ダウンロードをぽち、
以上。
なんてうまく行くはずもなく、さっそくメッセージが、ぴかり。
”ＴＰＭ”を有効化してください
ＴＰＭって、なんだろう
パスワード、暗号キーや、認証などセキュリティ情報を格納するすごく大切なマイクロプロセッサーでした。
自作ＰＣの落とし穴で、
ＢＩＯＳ設定は全部デフォルトでへいちゃら、となりません。
きっとナショナルブランドの新しいＰＣなら、ＴＰＭ は有効化されているはずです。
いったい、どこで有効化できるのやら。
マザーボードのメーカーのホームページが頼り。
ふむふむ。
ＢＩＯＳを起動して、”ｆ７”キー、そして”ＰＣＨ－ＦＷ Ｃｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎ”タブの中でした。
”ＴＰＭ Ｄｅｖｉｃｅ Ｓｅｌｅｃｔｉｏｎ”の項目の選択肢は２つ。
デフォルトでは”Ｅｎａｂｌｅ Ｄｉｓｃｒｅｔｅ ＴＰＭ”（ＴＰＭは分離させる）となっているみたい。
それを”Ｅｎａｂｌｅ Ｆｉｒｍｗａｒｅ ＴＰＭ”（ＴＰＭファームウェアを有効化する）と設定。
再起動してみると、
めでたく、Ｗｉｎｄｏｗｓ １１ のアップデイトが可能となりました。
KIKIとママのＰＣもパパ自作なので、
きっと同じプロセスで頓挫します。
予行演習の甲斐があります。
Ｗｉｎｄｏｗｓ １１ ２０２２ Ｕｐｄａｔｅ（２２Ｈ２バージョン）のインストール開始（ぽちっ）。
かなり、ばくばく。
ダウンロード、
インストール、
進んでいく処理を見ながら、
デバイスだの、アプリだの、データだの、設定だの、
そのままちゃんと移行してくれるか、
気が気ではありません。
ＢＩＯＳの設定にまごまごしたりで、
ざっと２時間ほど。
やっと再起動。
現れた画面には、
”ようこそ”
大成功。
プリンター問題は、アタマが痛いけど、
ＰＣの将来はちょっと明るくなりました。
一勝一敗の一日です。
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