ゴールデンゲイトパークからサウサリートへ ベイエリアの旅第3日 | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

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ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

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起きてみると、窓は結露がびっしりで、摺りガラス越しのような眺めになりました。
サンフランシスコの朝は寒そう、と厚手の衣類はいっぱい用意してあります。
あるだけ着込んで、お出かけ。
ホテルのバーには朝食用のマフィンだの、ペストリーが並ぶけど、
せっかくのフィッシャーマンズワーフ至近の宿の風情はありません。


朝食は、観光客で賑わう、港のBOUDIN(ボーディン)までとことこ。
サンフランシスコ国際空港のターミナルにも出店する、ベーカリーカフェです。







サワードウのブレッドボウルに入ったクラムチャウダーに、

コーヒーに、
まだ寝ぼけているカラダの中から、暖かくして、目を覚まします。
と思ったら、
寒がりのママなのに、
大きな暖炉の前に陣取れば、へいちゃら、と
座りたがったのは、寒風が吹き抜ける外のテラス。


赤々とした焔に温められた女子たち、
フィッシャーマンズワーフらしい潮の香りのするチャウダーでお腹もいっぱいになって

エンジンがかかったみたい。
パパは暖気が届かず、凍えて目が覚めました。







まだ雲が垂れ込めて、陽が射ささないサンフランシスコの春は寒さが緩みません。
ドライブで遠出か、市内の散策か、の選択肢。
郊外までのドライブなら、天気のよさそうな明日かな、
と意見がまとまって、この日は、市内をあちこち周遊します。

みんなにお薦めされたゴールデンゲイトパークで、
ゆっくりKIKIとママとお散歩、

贅沢な時間を過ごします。
一日散歩していることもできそうな広大な公園。
そもそも自分たちがどこにいるのやら。
ガイドマップを見つけて、
お散歩ルートをあれこれ算段して、歩き始めます。

あまりに広くて街を分断するように横たわっている公園、
ニューヨークのセントラルパークと同じように、街区から街区への車道も横切ります。

 







その脇のウォークウェイを辿ると、
前触れもなく、KIKIファミリーをびっくりさせてくれました。
ピンク色にこんもりした数本の植生。
これって、サクラだよね
遠目でも色形は、ソメイヨシノ然とした佇まい。
木の下まで来てみても、
やっぱりサクラでした。

ハワイでのお花見を済ませていた女子たち。
そのサクラは、琉球寒緋桜で、
色合いも、花の形も、見慣れたサクラとビミューに違います。

突然のサンフランシスコのサクラは、たぶんソメイヨシノ。
思ってもみなかったこの地でのお花見。

有名なアメリカ最古の日本庭園のあるこの公園、

桜もそのインスタレーションの一部だから、あっても不思議はないけど、
嬉しい天恵です。

 







鈍色の空はちぎれて、隙間から青色が見え始め、
陽の光が届きます。
時間も進んでくると気温も上がって、防寒着を脱ぐように促します。

 

テニスクラブの傍らを進み、少し展望が開けると、

見事な一面芝の造成が目に入ります。

JFKドライブを越えて、小高くなった芝地の行き止まりにそびえているのが、

優美な姿のビクトリア様式の温室。

”コンサバトリー・オブ・フラワーズ”はまるで宮殿みたい。

150年近く前に、

涼しいサンフランシスコに熱帯の植物の種を育むために建てたられたガラス張りの温室。

イギリスのキューガーデンをお手本にしているという説があり、

西部開拓のパイオニア、ジェームズリック氏の遺贈した資産をもとに、

多くの篤志家らの想いで実現した公園の目玉施設です。

 

 

 

 

 

 

もわあ、とした温室内は、もはや熱帯。

暖かさにもまして、すごい湿度。

冬の東京もカラカラ、

ホノルルのサウスショアもカラカラ、

それにこのサンフランシスコもカラカラ、

もや~とした空気も纏われる感覚は久しぶりです。

 

この空気で気持ちよさそうなのは、

コケや、シダ類や、

オーキッドや、ハイビスカスや、ストレイチアや、

それに多くの果樹、

池には熱帯水連、水辺でぐるりと丸まった巨大なゼンマイ。

KIKIが反応したのは、食虫植物。

教材でしか知らなかった種が、目の前にあります。

 

 

 

 

 

 

もわもわした館内をでると、心地よい冷たい風が出迎えます。

もう高くなったお日様の勢いが勝って、

人々も上着を小脇に抱えて行き交います。

 

すっかり広がった青空に、足をのばしてみたら、と誘われ、

市内からちょっとだけ遠出。

本家本元のゴールデンゲートブリッジの足元から見学しよう、と

事前に調べていたつもりなのに、

フリーウェイ101号線をビューンと走っていたら、

あっ

と気が付いた時には、ウェルカムセンターへのアクセスは、

もうバックミラーに映り込み、

行きすぎました。

 

周囲のクルマは忙しく走り、

ホノルルの速度がまるでのろのろみたい。

 

 

 

 

 

 

サンフランシスコ側の袂には入りそこなったけど、

今度は慎重に、サウサリート側のビスタポイントに無事進入。

 

どちら側から見ても壮観、

この光景、数十年ぶりです。

KIKIとママにとっては、ゴールデンゲイトブリッジの渡橋も初めてなら、

サンフランシスコ湾の北側に降り立つのも初めて。

ベタなぱちりもやっぱり撮りたくなります。

 

周囲だって観光客だらけ、

聞こえてくる言葉の半分以上はエスパニョール、

中近東らしいツーリストも目立ちます。

そしてハワイと印象は同じ。

きっといつもなら少なからず交っているはずの日本人はまったく見かけません。

 

 

 

 

 

 

サンフランシスコ湾の北側も

ゴールデンゲイト国立保養地にまとめて入っているから、

サンフランシスコと一括りにされているけど、

こちら側はマリンカウンティー。

 

町全体が保養地の風情いっぱい。

急な丘陵には、見るから豪邸がずらりを並び、

ボートハーバーには数えきれないクルーザーやメガヨットがぷかぷか。

それにボートハウスもやはりぷかぷか。

東海岸のような海に突き出たレストランも少なくありません。

 

ツーリスト目当てのお店が並ぶサウサリート、

サイドウォークは、サイドウォーク沿いにボードウォークが設えてあったり、

海上レストランがあったり、

それに対岸のサンフランシスコ、

ぽっかり浮かぶアルカトラズ島、

遠景にはベイブリッジや、トレジャーアイランドと、

なんとも羨ましい道具建てに満ちています。

 

 

 

 

 

 

環境が変わると心配になっちゃうママ、

それにKIKIと一緒の旅行ともなると、

不測のトラブルも気になっていて、

ちょっとバクバクしていました。

 

ハワイという田舎の島からのツーリストにとって、

サンフランシスコほどの大都市は、

警戒を解くことが難しい、ちょっとストレスフルな場所です。

 

女子たち、のどかなサウサリートの街の散策で、

やっと深呼吸。

もっと遊びたい気持ちが勝ってきました。

 

もっと郊外に走り出したいね。

 

 

 

 

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