あの日から一年 | KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

KIKIとウインドサーフィンとハワイ移住のブログ

ウインドサーファーとして夢見ていたハワイでの長期滞在
KIKIの誕生で思わぬきっかけが舞い降りてきました
米国の教育を受けさせることを心に決め、ハワイ移住
家族、仕事、療育・・乗り越えなくてはならない障壁は
多くその試行錯誤を綴っていきます

お花を摘みに行こう

ママがKIKIを促したセリフ

山歩きなら、ちょっとした隠喩になっちゃうけど

今回は、額面通り

 

プルメリアの花を拾いに行こう

いつものところでね

 

KIKI、これでちゃんと分かっているみたい

 

でかけようとして女子

手には、ケーキ?

どうするの

 

スクールの帰りに、ちょっとお買い物してからもどるね

と言って、寄ってきたのが

ケーキ屋さん、クルクル

日本で味わえるような繊細なケーキ

なんと8ピースセットが23ドル

3人で2つづつ

それでも2つ余っちゃう、というケーキ三昧

 

じゃお友だちにお裾分けだわ

というのが、ママの発想

ケーキ2ピース

立ち寄ってくれたキョーコさんに渡りました

 

 

 

 

 

 

まだまだ落ち着いたと言えないハワイの混乱

クラスターの発生しているベテラン(退役軍人)用のケアハウスでは、毎日のように死亡者が続き

ロックダウンで劇的に新規感染者数が減ったという実感もなし

それでも

今日から、2回目のStay at home命令は段階的に解除開始

街が少しづつ目を醒まし始めます

 

 

ロックダウン解除前夜、9月23日

お彼岸の中日だから、多くの家族はお墓参りに出向くはずだけど

お休みだった”秋分の日”、祝日法で週末にくっついて先取りされてしまい

今年の23日は平日

 

それでもKIKIファミリーにとっては、これからもずっと大切な一日

ジージの一周忌が巡ってきました

 

あっという間の一年

多くの時間は、この混乱の下

昨年は

ジージの卒寿(90歳)をお祝いして、夏休みはみんな一緒に過ごし

ハワイに戻ったらママの盲腸騒動

収束する間もなく、ジージに異変

慌ただしく東京に戻った2日後

ジージが息を引き取りました

 

ロックダウン中に向かえた年忌

お仏壇も、過去帳もないから

何もできないけど

女子たちの考えたのは、ハワイらしい供花

 

 

 

 

 

 

プルメリアのお花を大きなバスケットいっぱいにして戻ったKIKIとママ

咲いているお花は生きているので

集めてきたのは、もっぱら芝生に落ちたプルメリア

 

いつも節季やお祝い事のステージにしている白いコンソール

祭壇はそこがいいね

 

大切な一周忌

これからもジージを忘れずにご供養していくメルクマール

何をしなくちゃいけないんだろう

約束事を調べていくと、まるで葬儀屋さんのお品書き

その形式が意味ないと分かったので

チームKIKI風でも、ジージが喜びそう

 

むかしむかし

毎日の勤行に付きものの

ゴーンという鈴の音が不思議

鳴らす訳を聞いてみたら

「仏様が快い音楽なんだよ」

導師のその答えはすごく腹に落ちました

 

だから家族の想いで揃えた設えで十分

 

 

 

 

 

 

ニコニコしたジージがこちらを見ている額縁

いい香りのするキャンドルたち

アンスリウム

そして

選りだしたプルメリアの花びら

仮の祭壇も賑やか

 

お供えのお萩の代わりは

クルクルのケーキ

お斎(おとき)用には、わざわざ日本から持ち込んだ、日本で採れた鰻の蒲焼

 

献杯の前に

ちゃんとナムナム

そう言うと、一年前ジージを送ったことを思いだしたKIKI

 

ねているジージに、きれいなおはなをいっぱいいれてあげた

 

何をしているのか、その時には分からなかったけど

ジージがこの世からいなくなってしまったのは理解できたみたい

目黒のジージ、と言う話題はこの時以来出なくなりました

 

もしもジージが生きていたら

こんな世の中、どう思うだろう

だんだん心細くなってきた晩年

心配性が嵩じて、人一倍臆病

きっと生きた心地がしないはず

 

雲の上から

 

恐々暮らす毎日なんてまっぴら

天国に引っ越して良かったあ

 

胸を撫でおろしているかな

 

 

 

 

 

 

それより

きっと、KIKIが心配

ハワイって大丈夫なの、と繰り返し質されること必至

自信をもって

東京より安心だよ、と言えないのはすごく残念

あの世からも心配されているかと思うと

冷や汗

 

せめてもだけど

夜が明ければ、ロックダウンもおしまい

今は、日本への一時帰国もままならないハワイ

やがて

太平洋の往来も難なくなって

目黒のオウチにKIKIと一緒に帰ります

それまで

もうちょっと

 

建て直した目黒のオウチ

出来上がったばかり、その暮らしをゆっくり楽しむ間もなかったジージ

それも巡り合わせで

建築中の仮住まいの中で徹底的な断捨離

ジージが残したのは

わずかな身の回りのモノだけ

この世での身仕舞、みごとなお手本と言うべきか

 

 

 

 

 

 

ヒルトンビレッジのハートのサイン

ツーリズムのリオープンを待って、まだそのまま

大きく在り方が変わってしまうそうな

ゴールドコーストのカイマナビーチホテルの窓明かりも何事も無いみたい

 

時だけはどんどん過ぎて

もう一周忌とは・・

それに

この不確実な混乱も、すでに半年

 

お彼岸の間、ホノルルまで来てくれているジージ

家族の健康と穏やかな暮らし、見守っていてください

と三人で手を合わせて祈ると

大丈夫だよ

請け合ってもらえました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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