とんでもない高さの吊り橋に佇んだKIKI
へっぴり腰とは言え
ゴジラの身長の約二倍 (吊り橋の資料による) の上空を往復
貴重な体験
すでに自分の武勇伝としてはファイル済み
きっと スクールで自慢します
まだまだ続く やまなみハイウェイのドライブ
目指すは黒川温泉
途中には何があるのかな
ハイウェイの前後
ツーリングを楽しむ モーターバイクだらけ
悪天候を心配していたけど
九州にきてから 素晴らしい晴天
まさに ツーリングにはうってつけ
軽やかにKIKI号を抜き去るツアラーバイク
気持ちよさそう
大きく視界が開けた高原
バイクが つぎつぎ 吸いこまれるパーキング
なんとなく つられて入り込んだのは
やまなみハイウェイのちょうど中間点
黒川・瀬の本高原
広大な三愛レストハウス
モーターサイクリストだらけの理由
中間点ということもあるけど
モーターバイク用品のビッグネーム
KUSHITANIがカフェをオープン
人気があるはず
ここを下れば もう黒川温泉
黒川温泉街は田の原川沿い
荷をほどいたお宿
杖立川から枝分かれする
もう一つの川筋、小田川沿い
さらに 鄙びて 静か
数件の温泉旅館が点在する 小田温泉
こんなところに来たいな
思っていた通りの温泉
KIKI 温泉と言えば こうした木立の中の 静かな旅舎
日本に来てから
おんせん
の話題が増えたKIKI
地図をみながら
おんせん どこ?
おんせん?
日本は おんせん いっぱい あるよ
ほっかいどう = おんせん と思っていたKIKI
ぽかーん
ほっかいどう も覚えたし
おんせん も覚えたし
おんせん と言えば、ほっかいどうを指し示すと期待したKIKI
あてが 外れてがっかり
サマーブレイクの旅行は きゅうしゅう
おんせん もあるよ
たぶん KIKIの中では 九州で温泉発見!
いっぺんに あちこちにあるよ
教えて こんがらかるより 少しづつ温泉地を教えよう
おんせん の悦楽
おんせん ばかりでは ありません
KIKIの中でも
おいしいゴハン
おんせん 以上の優先順位かも
それにしても
トンシル をとってから
KIKIの食欲は 急加速
この日
ゴハン3杯
宿の仲居さんたち びっくり
鱒のお刺身も
馬刺しも
鮎の塩焼きも
冬瓜の炊きものも
ぱくぱく
実は この日の夕ご飯
子ども食ではなく
大人と同じお献立
馬刺しだけを 海老に代えてもらいました
ほとんど ぜんぶ食べちゃったKIKI
いろんなもの食べられるようになったなあ
ゆっくりと楽しんだお食事
おんせん も家族風呂でのんびり
源泉かけ流しのお風呂に
目の前は
山間の 稲田
おなか いっぱいの三人
お星空を見たり
図書室で 寛いだり
ロビーでコーヒーを楽しんだり
いろいろ企てていたのに
気が付いたら
部屋にさしこむ朝陽
ねちゃった
いつものこと
です
二日目もドライブ
お世話になった 女将 仲居さんたちに ばいばい
おいしかった お米
あきげしき 5Kg
が おみやげ
さあ 出発
この日 めざすは 南阿蘇鉄道 高森駅
阿蘇五岳の南側
南阿蘇村のカルデラを東西に貫く鉄路
北側のカルデラには 豊肥本線が伸びているけど
南側には かつてはJR高森線
宮崎 高千穂峡までの延伸が悲願
南側の外輪山を貫く 大トンネルに着手したものの
大出水で断念
やがて
不採算路線として切り捨てられた 高森線
いまは
南阿蘇鉄道として独立
熊本震災で 不通となってしまい
現在は 高森ー中松間の部分運行
その 区間
トロッコ列車でガタゴト
これも ぶっつけ本番
乗れるかなあ
あちこち寄り道
着いたら もうお昼
11:15 に出ちゃいました
あれれ
次にしよう
といっても 1時間半後
熊本震災から もう3年
その年の10月には 中岳火口で爆発的噴火
自然に翻弄されている 熊本
それでも 社員10名ほどの南阿蘇鉄道
一部 運転再開に漕ぎつけ
2022年の全線開通を目指して奮闘中
高森駅の駅舎内は
応援のメッセージの満艦飾
人気漫画作家100人の色紙
くまもんが客寄せ
よせがき列車が走り
駅伝大会で応援
よってたかって 復興の後押し
ただ 震災の被害は甚大
南阿蘇鉄道のハイライト
みごとなアーチ橋 第一白川橋梁
九州ではめずらしい トレッスル橋構造をした 赤い立野橋梁
外輪山の裾野に掘られた2つのトンネル
いずれも
内壁の崩落や 橋梁変状 の被災
巨額の復旧費用と闘う 小さな地方鉄道
熊本県の復旧状況を知らせるページ
生活者や公共施設、文化財さらにインフラの復旧は徐々に進む様子が窺えるものの
こうした私設のインフラについては 一行の言及もなし
それぞれに必死の苦闘が続きます
チームKIKIは 鉄道に乗っかって 応援
DB16ディーゼル機関車が前後に配置された
3両編成のトロッコ列車
もう12年も経つ機関車
ピカピカ
社員の方々の この鉄道への愛情が伝わります
この鉄道が夢見た 高千穂峡への到達は叶わなかったけど
2Km以上 掘り進んだトンネル
大出水を逆手にとって
高森湧水トンネル公園と銘打って いまや名所
冬でも夏でも トンネル内は 17度と涼気いっぱい
KIKI トンネル内にいっぱいの七夕飾りを見ながら
真夏日の熱気を冷ましてきました
時間が迫って
団体の乗客も乗り込んで 大賑わい
駅舎からは 鉄道の社員が全員ホームに並び
さながら とんでもない大旅行への餞(はなむけ)のよう
ヴォー!
汽笛と共に ガタガタ
そうしたら
駅長さん 一瞬見えなくなったと思ったら
いきなり チョンマゲのヅラ姿に変身
乗客全員 大爆笑
始まった くまもと 阿蘇 の旅
なんだか
ほのぼのした気分
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