5巻から本巻読了まで随分時間が掛かってしまいました。

間ににわか宮部みゆきブームが到来したりしたもので。

本巻は望蜀の巻(続き)

酔県令(すいけんれい)/馬騰と一族/不倶戴天(ふぐたいてん)/渭水を挟んで/か水木金土/敵中作敵/兵学談義/蜀人・張松/孟徳新書/西蜀四十一州図/進軍/鴻門の会に非ず/珠/

 

図南の巻

日輪/上・中・下/酒中別人/魏延と黄忠/短髪壮士/落鳳坡(らくほうは)/破軍星(※北斗七星の別称)/金雁橋(きんがんきょう)/西涼ふたたび燃ゆ/馬超と張飛/成都陥落/臨江亭会議(りんこうていかいぎ)/冬葉啾々(とうようしゅうしゅう)/漢中併呑(かんちゅうへいどん)/剣と戟と楯/遼来来/鵞毛(がもう)の兵/休戦/柑子(こうじ)と牡丹/藤花の冠/神卜/正月十五夜/御林の火/陣前公用の美酒/敗将/老将の功/絶妙好辞/一股傷折(いっこしょうせつ)/趙子龍/次男曹彰/鶏肋(けいろく:大して役に立たないが捨てるには惜しいもの)/漢中王に昇る

 

今回の英雄は何と言っても黄忠!このじいさん、粋ですわ。

孔明から年寄り扱いされると奮起しちゃんだもんよ。

それでもって実績積んじゃうし。

周瑜の最期を読んで切なくなっていたけど、

黄忠の往生際の悪い生き様もいいかな、と気を取り直す。

 

それにしても曹操はいよいよ年を取って残忍さを抑えられなくなってるね。

帝の奥さんを殺害したり、楊修を殺しちまうんだから。

才あるものがその才に殺される物の哀れをまざまざと見せつけられる巻。

気のせいだろうか、張飛が随分と成長しているような。。。

そして鳳雛先生(龐統)が逝去!しかもあんな悲しい最期はもうなんも言えねぇ。

惜しまれますね。

龐統落馬👉玄徳の白馬に乗換え👉玄徳の心遣いに龐統涙す

👉玄徳狙いの敵軍、白馬を目印に👉白馬の騎士殺害👉玄徳と思いきや龐統

 

どうでもよいが、高校に進学した下の娘が馬術部に入りよった!

何か三国志の世界に娘が紛れ込んだような錯覚が…