ナポリのＤＮＡ Peppe Errichiello!!

昨日の夜は仕事を兼ねたディナーの後、Peppeの店「Da Peppe Napoli sta`ca`」に行ってきました。

その話をする前に、ぼくの大好きな XＥX Atago Gren Hill's を紹介させてください。

昨夜は大好きな Chambertin Gran Cru (2006) を飲むことができてとても幸せでした。

このワインはブルゴーニュの伝説といわれているので機会があったらぜひ飲んでみてください！

そしてこの店に来るたびに思い出すのは数々のイベントやご来店いただいたスーパーＶＩＰの方々…

(レオナルド・ディカプリオ、ビル・クリントン、トム・フォードetc...)

そして何よりも忘れられないのは、2002年のＦＩＦＡワールドカップのあのカップを店に飾ることができたことです!!!

いまでも誇らしく思います。

子供の頃に憧れた、サッカーのあのカップがすぐ目の前にある！

その時は震えました...

話しを戻してＰｅｐｐｅとの出会いを少し説明させてください。

初めて彼と会ったのは5，6年前、ナポリのピッツァフェスタの時です。

ピッツァの大会の準備をしているところに突然彼がやって来て、

「あなたに会うために東京から来ました」と言ったのです。

日本からぼくに話をするためにナポリに帰って来なければならないナポリ人…

そのことがかなり強烈に印象に残っていました。

恐らく皆みなさんは、なぜ東京で会わなかったのか？と思うかもしれません。

ぼくのところにはいつも、日本で仕事がしたいというイタリア人からの連絡が数え切れないほどあって、

それだけでも忙しく眠れないほどなのです。

日本に戻って何か月かして、新宿の Spaccanapoli というピッツェリアで働いていた彼と再会しました。

その後彼は、The Kitchen Salvatore Cuomo Roppongi Hillsで僕の弟のLelloと一緒に少し働いて、

駒沢のLa Bicoccaのオープニングを経て、自分のピッツェリアである「Pizzeria da Peppe Napoli sta`ca`」をオープンさせました。

ぼくも最初は、まだみんながナポリの食文化を知らないところにナポリの料理を紹介をしたり、店をすべて自分で立ち上げたりするなかで大変な思いがありました。

彼を見ると、20年前の自分のことを思い出します。

いつもPeppeに会うたびに、彼の努力と仕事に対する情熱が伝わってきます。

きっと日本で成功した数少ないナポリ人の一人になると、ぼくは確信しています!!!
Forza Peppe!! ナポリのDNA!!