今日のつぶやき ~自分が被害者になるのは「敏感」で、自分が加害者になるのは「鈍感」でいる~ | 斉藤淳子のじぶんを愛する旅ブログ

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ようこそ、Alopeciaの世界へ
私の特長は全身の毛がないこと
世界でも日本でも稀な私
みんな違って、みんなそれぞれ


*Alopecia...とは 脱毛(症)をいいます

こんにちは、素頭と共に生きる斉藤淳子です。
私の特長は、全身の毛がないこと

みんな違って、みんな倖せです。

 

 

先日、ラジオ放送
高橋源一郎の飛ぶ教室を聞いていたとき

 冒頭のエピソードトークはとても興味深いものでした

映画「怪物」が公開中ですが、

脚本の坂元裕二さん自身の経験から

この脚本に思いを込めたという内容でした

 

 

 

以下、SNSの検索より

「車を運転中、赤信号で待っていました。前にトラックが止まっていて、青になったんですが、そのトラックがなかなか動き出さない。よそ見をしているのかなと思って、クラクションを鳴らしたけど、それでもトラックが動かなかった。ようやく動き出した後に、横断歩道に車いすの方がいて、トラックはその車いすの方が渡りきるのを待っていたんですが、トラックの後ろにいた私には見えなかった。それ以来自分がクラクションを鳴らしてしまったことを後悔し続けていて、世の中には普段生活していて、見えないことがある。私自身、自分が被害者だと思うことにはとても敏感ですが、自分が加害者だと気づくことはとても難しい。それをどうすれば加害者が被害者に対して、していることを気づくことができるだろうか。そのことを常に10年あまり考え続けてきて、その1つの描き方として、3つの視点で描くこの方法を選びました」と脚本に込めた思いを語りました。

 

 

 

「自分が加害者だと気がつくことは難しい、、、」

 

 

 

私は今日、見通しのいい商店街を

車で走行中の出来事です

信号は青なのですが、前方の車が進まず

私は、横断歩道手前で停車しました

 

 

 

そうしたら、後ろの車からクラクションを何度も鳴らされました

しかし、前方の車は動かない

鳴り響くクラクションに対して、私は残念な気持ちになりました

たまたま、車が集中していたのでしょう

ようやく車は動き出し、私も続いて車を走らせました

 

 

 

その時、坂元さんのエピソードを思い出したのです

私の後ろの車がトラックや、バスだったら

私の車を飛び越えて、見通すことができたでしょう

そして、クラクションなど鳴らさずにいたはずです

 

 

 

もしかしたら、私の後ろの車は、青信号なのに

車を走らせない私が「よそ見」でもしているのか

と、クラクションを鳴らしたかもしれません

 

 

 

一直線、街の中の商店街

等間隔に信号機が設置され、

横断歩道があります

車がスムーズ動かないのはなぜなのか?

と、イメージを膨らませることができたのなら

あんなにクラクションを鳴らさないだとうと、

私は思いました

 

 

 

私の後ろの車は、

たまたま前方の状況を見通すことができず、

急いで目的地に行かなければいけなかったのかも知れない

自分が被害者になるのは敏感に感じる

 

 

 

生活の中で、見えていない、気がつかないことがあまりにも多くて

ついつい、やり過ごし、

自分が加害者になったことは鈍感でいる

だから、自分が加害者になったことは気がつきにくい

 

 

 

ラジオで、坂元さんのエピソードを耳にしていたことで、

なぜトラックが動かなかった

そして、私の後方車で鳴り響いたクラクションの意味は何だったのだろう

と、このように深堀できる時間をいただきました

 

 

 

もし、エピソードを聞いていなかったら、

私はこんなにも冷静ではいられずに

イライラしていたはずです

 

 

 

私は、私たちは

つい、クラクションを鳴らす側にたってしまう

そう思えると、

自分が被害者になるのは敏感で

自分が加害者になるのは鈍感でいる

そして、自分が加害者になったことは気がつきにくい

と言う言葉が、いつまでも

私の中でこだまする

 

 

 

それでは、また