プロサッカー選手である宮市亮選手の作品を読み終えましたので、感想を残しておきたいと思います。
先日行われたACLの決勝はとても残念でしたが、決勝まで上り詰め、その決勝もあと一歩のところまで行った横浜というチームを、私はとても誇りに思います。
現在はその横浜に所属する宮市亮選手。
笑顔がとても素敵な選手で、顔も良ければ身長も高い、それでいて足も速くて、当然サッカーも上手い。
そして青と白と赤を基調としたユニフォームがこれまた似合うこと、似合うこと。
そんな今の現状、表の宮市さんだけを見るとそんな感じですが、私が今までに感じていた宮市さんへのイメージといえば、
いきなりアーセナルと契約した高校生であり、
いきなりオランダの地で大活躍をした若者であり、
そしてとても怪我が多い選手といった感じでした。
そんな感じで思っていた宮市選手が、こちらの作品ではそれらのことをしっかりと語ってくれておりました。
宮市選手から語られる宇佐美選手のすごさ。
アーセナルというチームで感じたことと、自分への葛藤。
レンタルという立場で参加するチームでの立場。
そして繰り返される怪我とリハビリの日々。
そして今現在のチームであるマリノスについて。
しっかりと宮市選手自らの言葉で語ってくれているように感じました。良いところも、もちろん悪いところも、その悪かった点もしっかりと向き合って語ってくれていると思います。
ただし、そんな怪我だらけである宮市選手から語られる、お世話になった方々への感謝。
私がこの作品で一番感じ入ったことはこれでした。
宮市選手、いきなりアーセナルと契約できるぐらいなので、その点だけでももちろん選ばれし人物であることは間違いないのですが、アーセナルを含めどんなチームに行っても、とんでもなく良くしてくれる方々が現れるのです。
そしてその好意をしっかりと受け止めて、しっかりと甘える。そしてしっかりと感謝する。
そう、Yahoo検索にだってしっかりと。
私はこのことが、この作品から知ることができて本当に良かったです。本当にびっくりするぐらい大きな怪我をされて、さぞかし大変だっただろうなとは思っていたのですが、それをこんな形で支えてくれていた方々が世界中にいたことに感謝です。
それはもう宮市選手の笑顔であったり、そういった何かが周りに伝わるからなのでしょう。
何年か前に、内田さんがやられているDAZNの番組のゲストに宮市選手が出られたときに、内田さんが突然涙を流したやり取りがあったのですが、あの涙の意味が少しだけ分かった気がしました。
今度マリノスの試合観に行きます。
宮市選手を応援に行きます。
以上です。