「テクノ・リバタリアン」なる、日本語なのか外国語なのかよく分かりませんが、写真に写っている人物たちにはとても興味がありましたので読んでみた作品。

目次にそって、少し感想を残しておきたいと思います。

はじめに  世界を数学的に把握する者たち:
→ここで書かれているベイスの定理を用いて説明される「秘密結社」について。
私はここですでに度肝を抜かれました。


PART0  4つの政治思想を30分で理解する:
→ここはなんとなくすごく分かりやすく説明しているのだろうな、とは感じることができましたが、私はよく理解できませんでした。


PART1   マスクとティール:
→ここのこのお2人はとても面白い。
この2人は実在もしているようですし、読み物としても面白い。
イーロンさんに対しては、今年色々と書籍を読んでいるのでとてもなじみ深くなってきましたが、ティールさんはその書籍に出てきた情報ぐらいの知識しかなかったので、とても良い情報をいただきました。

「ペイパルマフィア」、なんて安直でわかりやすいネーミングなんでしょうか。


PART2   クリプト・アナキズム:
→そして一転こちらは、初めの方は何を言っているのかわかりませんでした。
途中からこれは「暗号資産」についてのことを言っているんだな。
ということがわかり俄然面白くなってきましたが、それまでは何を言っているのだろうと。

ただし、私にはここに書かれている内容を、本当の意味で理解することは無理なような気がします。


PART3   総督府功利主義:
→「総督府功利主義」「総督府」「功利」って何言っているんだろうと思っていたら、読み終えてしまいました。
「クリプト・アナキズム」の時と同様に、途中からは「生きていくために監視は必要」という考え方のようでした。

この作品内でよく出てくる「X-MAN」という映画なのかキャラクターなのか。
私はこの「X-MAN」にほとんどなじみがないので、ミュータントと言われると、「ファウンデーション」のミュールさんを思い浮かべてしまいます。


PART4   ネクストジェネレーション:
→ここでようやく、イーロンとティールさん以外の方々が登場です。
そうあのかたOpenAIのアルトマン氏がここで登場です。
私はここが読みたくてここまで頑張って読んだと言っても過言ではないでしょう。

ただし、できたことはでてきたのですが、出てきてからの内容がこれまた難しい。
やはりこの章も、私は理解できませんでした。


PARTX   世界の根本法則と人類の未来:
→ここで言われている根本となる法則が全く理解できなかった私は、この先大丈夫なんだろうかととても不安になりました。
不安を解消するためには、まだまだ色々と学ぶ必要がありそうだ。
ぐらいなことしかわかりませんでした。

ちなみに「PARTX」の「X」は5の誤植なのか、イーロンリスペクトで「X」としているのか気になりました。



以上です。