この作品を読んだのは本当に偶然でしたけども、少し読んでみて素晴らしく幸運なことだと思いました。
そんなこちらの作品、題名が「私たちは何を知らないのか」です。

「私」が何を知らないのか、を知ることもとても大事なことだと思いますが、今回は現時点では「私たち」は何を知らないのか。
と、いうことを「時間」「空間」「物質」「生命」「意識」といったカテゴリーに分けて教えてくれました。

せっかくですので、そのカテゴリー毎に感想を残しておきたいと思います。


1 時間:
→いやはやすごい、わからないことだらけ。
ということがわかる「時間」の章。

わかると簡単に書いてしまいましたが、言わんとしていることはなんとなくわかるぐらいの感じです。
まじめに読んでしまうと、10秒も読んでられずに寝落ちてしまう用語盛り沢山です。

「一般相対性理論」では光速を超えるものはない※間違えていたらごめんなさい、ただし宇宙の拡張は高速を超える速度で拡張しているようだ。
みたいな現在認められている理論で説明を行ってくれていて、でもそれだと今考えられていることが説明できないからうんぬんかんぬん。

みたいな感じで説明がなされます。
とても面白いのですが、簡単な説明ではありませんでした。

といった感じで、
これとこれとこれはわかっていると言えて、あれとあれとあれはわかっていない。
みたいな感じで私がまとめられるようなものではありませんでした。


2 空間:
→そもそも宇宙とは、から始まるこれまたとても難しい存在である「空間」。
「有限」「無限」の考え方をを使って、今考えられる宇宙の姿を説明してくれております。

そしてその考えた結果から、何かが圧倒的に足りてないよね。
ってことでダークエネルギーがでてきたり、やはりどう考えても次元が足りてないよね?
から余剰次元への考え方。

いよいよ「量子」の扉を開けるといったような内容でした。



3 物質:
→そしてその開けられた「量子」の扉で、怒涛の説明がここではなされておりました。
ここはきつかった、「物質」なので一番身近なのものかと思ったら、一番難しかった。

おそらくなんですが、とても分かりやすく簡素に説明してくれているんだと思います。
でも私には難しかった。
下手したら1ページに1度は、脳が思考停止して落ちてたと思います。

グルーオン、ニュートリノ、ヒッグス、クオーク、
そして反物質。

すごく読むのが大変でした。


4 生命:
→最初の生命はどのようにしてはじまったのか。
地球上以外には声明はそんざいしないのか。
すべての生命は地球上の生命とおなじなのか。
こんな感じのことをここでは話をしたいと始まるこちら「生命」。

私はいわゆる神なる手が生命誕生のきっかけだと思っておったのですが、ここでは、その場合にその「神なる手」を持つ者はどのように誕生したのかという疑問は解決されないとあり、確かにそうだなと感じた次第です。


5 意識:
→そしてとどめにこれ「意識」。
こちらとは別の作品でも、この「意識」についてわからなさを見聞きしておりました。

 

こちらの作品でもこの「意識」の分からなさ具合を、いやという程教えてくれております。

 

今頃思ったのですが、「我思う、ゆえに我あり」って考えは、いろいろと考えていたら、そうでも思っていないと正気が保てないってことだったのではないでしょうか。

 

 

エピローグ:

 

→色々とありがとうございました。

ほとんどここで書かれている事は分かりませんでしたが、とても楽しく読ませていただきました。

 

 

以上です。