「1位思考」なる作品を読んでみましたので、目次の力を借りて感想を書いてみたいと思います。
こちらの作品の作者さんは、「Anker」という会社の日本法人社長をやられているとのことです。

なんだか見覚えがあるなと思っていたら、iphoneのケーブルや充電器等を製造販売している会社らしく、確かに見渡せば「Anker」と書かれた製品がその辺にゴロゴロしていました。

今までは特に「Anker」だからといった理由で購入したことはなかったのですが、この作品を読んだ後は、「Anker」だからという理由で購入していきたいと思いました。


第1章 全体最適の習慣:

・NGワードは「それは私の仕事じゃない」
→これは往々にしてありますね。
しかしこれだけ切り取ると、NGワードでもなんでもなかったりしますが、ここでの文脈は「会社全体最適」からの視点です。

・全体最適と3つのバリュー
→「合理的に考えよう」、「期待を超えよう」、「共に成長しよう」
この視点で考えると良いのだそうです。


第2章 バリューを出す習慣:

・ディズニーランドはいつまでも未完成、プロダクトは永遠のベータ版
→このあたりの考え方は今すぐにでも役立ちそうな考え方でした。


第3章 学ぶ習慣:

・「なぜそうなるのか」── 前提自体を疑える人、疑えない人
→最近はどの本読んでもこれ。
AI時代は特にこれが大事、ということを言っている作者さんが多い事多い事。

・学ぶ習慣には「素直さ」が大切
→常に成長する人は、年齢に関係なく「素直」だと。
ちょっと意味が変わってしまいますが、「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」ということも昔から言われているようですし、素直さ、謙虚さで行くとしましょう。


第4章 因数分解の習慣:

・性善説とスピード感の関係性
→ここで言われている性善説とはルールがあったら、それを悪用することを考えない。
という感じです。

私も社内で適用するルールはそれでいいと思っているのですが、なかなか反対意見を覆せない状態。
これを読んでもう一度チャレンジしてみようと思いました。


第5章 1%にこだわる習慣

・「三木谷曲線」の教え
→でましたこれ、「三木谷曲線」。
99%と100%は違うという文脈のなかででてきたこの「三木谷曲線」
99.5%からの「努力」。
これはのちの教科書にのるのではないでしょうか。


第6章 サボる習慣

・脳疲労を取る「7時間」睡眠
→最近読む作品のほとんどにこれと同じようなことが書かれています。
いや、そのような作品ばかりを好んで手にしているのかもしれませんが、概ねわたしはこれを信じております。

・頭のよさと結果にコミットする力は違う
→「やり抜く力」とサボることの相関関係という話は秀逸。
サボらない、でもやり抜かないのか、サボる、でもやり抜くのか。
いやサボるからやり抜くことができるのか。

「やり抜く力」と「嫌われる勇気」
私はたまたまこの著名な2作品を同じような時期に読んだので、なんとなくごちゃっとしてしまってますが、この2作品は我が家の家宝ですね。
(と思っていたのですが、「嫌われる勇気」はありましたが、「やり抜く力」が見つけられない。。。)



以上です。