「脳科学的」って言葉、とても魅力あります。
その魅力的な言葉に「読書法」ときてますので、これは読まずにはいられないってやつですね。

全然関係ないですけど、Jリーグの大宮アルディージャというチームの試合を観戦していると、試合開始前にサポーターの方々が「叫ばずにはいられない~~」と歌いだすのですね。
あれがなんとまたいい感じなんです。
その思いを胸にまさに叫んじゃっているのですが、あれは聞いていて気持ちがいいものです。

lといった感じの「読まずにはいられない~~」なこちらの本。
目次毎に印象に残ったところを書いておきたいと思います。


第1章 なぜ、読書は脳にいいのか?―読書と脳の深い関係:
→沢山素晴らしい提案が書かれておりましたが、やはり生きている人共通の悩みとして誰しもが考えているであろう「ボケ」。
これが読書するだけで効果ありますよと、脳を研究している先生がいってくれているんですから信じてみたいですね。
ようはそれでもだめだったらしょうがないと思えるものとして、ここでは「読書」と思うようにします。


第2章 「自分の頭で考える人」になるために本を読む:
→脳への負荷をかけることが良いと。
そのためには自分の頭の中から絞り出して文章にする。
という行為が良いようです。

私はChatGTPの使う順番を逆にすると良いのかな、となんとなく思いました。


第3章 自分の世界を広げていくための読書:
→読書は「経験」だと先生は言ってくれてます。
ですからどんどん読んで、どんどん忘れてしまっても全く問題ない。
それは「経験」として残っていくものだからと。
この言葉を得ることができただけでも、この作品を読んだ価値はありました。


第4章 共感力やコミュニケーション能力を育むための読書:
→読書をしていることにより、世界の様々人とつながる経験も時代を超えたつながりも経験している。
本の虫は、共感力、コミュニケーションの虫でもあると先生は言ってくれております。

またここでは、夏目漱石先生の「それから」が紹介されており、なんだか無性に「代助」に会いたくなってきました。
まだ決断する前の「代助」を思い浮かべてドキドキしてきました。

「こころ」ではその後がしっかりと描かれてますが、「それから」は想像するしかない。
これがまたいいのかもしれませんね。

個人的には「門」よりも「こころ」の方が、それからのそれからなんじゃないかと思ってます。


第5章 困難に立ち向かう覚悟を持つために:
→読んでいるうちに、主人公と同じ頭の使い方をしているそうです。
これは嬉しい情報じゃないでしょうか、私はこれを聞いた時になんだか嬉しかったですね。
伊坂さんの主人公じゃないですけど「考えろ、考えるんだマクガイバー」と同じになっているということですからね。

あとはしつこいようですがそれからの「代助」。
さあ、あなたならどうする?


第6章 脳を最高の状態にする読み方:
→ここも私にとっては嬉しくなることばかり書かれてました。
乱読、複数冊並行読み、隙間時間読み、同じ本を何度も読む等々。

もしかしたらこれも自分が好む内容を、無意識に選んで読んでしまっているのかもしれませんが、ここに書かれていることは是非ともやってみようという内容ばかり。


第7章 読書プラスαでAI時代を乗り切る:
→「静的教養」と「動的教養」という、私は初めて聞いた言葉で説明がなされてました。
簡単に言うと、「読書」+「行動」で乗り切ろうということでいいでしょうか。

読み違えていても、私はこれで行ってみます。



以上です。