いよいよ始まった2024年シーズン。
感想は遅くなってしまいましたが、これを読んでいるタイミングでちょうど開幕したJリーグ。

わがまちには2つのJリーグチームがあるとても贅沢な環境。
ひとつは今年J1で優勝候補にまであげられているアジアチャンピオンである浦和。
そしてその一方でJは、チーム初となるJ3での開幕を迎える大宮。

どちらも地元民として応援しておりますが、やはりかわいいのは出来の悪い方である大宮。
この作品でもアルディくんやミーヤちゃん、そして大宮のことをたくさん触れていただいておりました。
そうなんです、大宮公園の桜はそれは見事に「咲き誇る」のです。

と、そんな感じでこちらの作品の感想前に、ちょっと地元愛を出させていただきましたが、ここからはしっかりとこちらの作品の感想を書いておこうと思います。


雑誌等に連載されたエッセイをまとめた作品のようでしたので、その中で特に印象に残ったエピソードをいくつかあげてみたいと思います。

・秋田の選手入場シーンの演出
→ここで秋田さんは「秋田県民歌」で選手を迎え入れるとのこと。
聞いたことはありませんが、ひらさんが大学の寮歌のような野太さと、それに合わせた力強い太鼓と表現してましたので、まあそんなかんじで是非ともこれを味わってみたいなと。

ちなみに私の地元大宮では「叫ばずにはいられない~」みたいな感じで始まる歌が歌われます。
とても良い感じのメロディと歌詞ではありますが、少しだけ長いとも感じます。


・アウスタ日本平
→これ、サッカーにあまり関係ない話でしたが、私はとても感動しました。
ここで語られていたのは「略称、略語」について。

「アウスタ」というのは、「アウトソーシングスタジアム」という正式名称の略称なんだとか(ちなみに今は異なるスポンサーになっているとのことです)。
これをニュースでアナウンサーが「アウスタ」と表現していることに激怒しているという話だったのですが、これは私もよく分かります。


・山形のホームスタジアム
→今度は違う意味で正しく読むという話題の中で、山形の「NDソフトスタジアム山形」の「ND」は「エヌディー」ではなく「エヌデー」と読むとのこと。
私は一度だけ試合ではなく、観光で行ったことがあります。
スタジアムよりもその隣にある駐車場の広さに心を奪われました。


・全国PK選手権大会
→藤枝市で毎年開催されているようです。
様々なカテゴリーで実施されて、ほとんどすべての方が参加して楽しめる素敵な大会のようです。
この大会を一度でも経験すれば、我々の代表の試合や、贔屓にしている応援しているチームのPKシーンに対しての見方が変わるのではないでしょうか。


・人生は「4-4-2」
→仕事が4、家庭が4、遊びが2
これ良いこと言うなと。
いろんなバリエーションで会話できそうですね。


・結果知れ知れ団
→試合結果をどうにかして教えてくれようとすることから避けるための熱き戦い。
とても共感しながら楽しく読めました。

今の私は、ライブではなく見ているDAZNの試合中、ハーフタイムでついうっかりリモートチェックインしようとして自爆する、自分が一番の強敵です。


・水戸の「金星」
→茨城ダービーの相手となるあの「鹿島」に、公式戦で一度も勝てなかった水戸が初めて勝ちを収めた話。
結果PK戦で勝ちを収めたようなのですが、その時のGKが今の大宮の守護神笠原さん。
この場にいたかった、と強く思わせてくれました。


・いいぞ、シメオネ
→どちらかというとダーティーなイメージだった元アルゼンチン代表シメオネ選手。
若き日のベッカム退場のきっかけを作った選手でもあります。
そんなシメオネが監督やったらそれそれですごい結果をだすと。

そんな監督時代に点を決めるたびにボールボーイと抱き合っていたシメオネ。
なんだシメオネさん、ボールボーイに優しいんだなと思わせておきながらのまさかの息子。
こういう話は、いいね。


などなど、こんなのほんの一部で、他話もとても楽しく読ませていただきました。
最高でした「Jリーグ日和」



以上です。