おいでやす小田さんの作品で「ヨシモトブックス」という出版社のことを知り、図書館で検索をしてみたところなんだか面白そうな作品があったのでさっそく読んでみました。

ちなみに、こちらの作品の後に「Jリーグ56クラブ巡礼」という作品も出されているようなのですが、せっかくなので出版された順である「Jリーグ54クラブ巡礼」を先に読んで見ることにします。

クラブ巡礼は北は北海道から、南の沖縄まで、改めていろんなクラブ、いろいろな地域があるなと感じましたね。
その中で刺さった内容を少々ピックアップさせていただければと。
(こちらの作品は2018年に発行されているようですので、その内容を今読んでの感想となりますのであらかじめご了承いただけたと)


・モンテディオ山形:
→元スカパーのTさんで、モンテディオ山形愛、いや山形愛の強さに感じ入りました。
昨年大雨の中の試合で、大宮の対戦相手(すみませんどこだか忘れてしまいました)のサポーターの方が一人だけ上半身裸で太鼓を叩き続けていたのですが、あれがもしかしてTさんかなんて思いました。


・栃木SC
→熱い、とても熱いサポーターの方と平ちゃんとのなんだか感じ入るようなエピソード
個人的にこの感じって本当に栃木を感じることができて良いなと。


・ザスパクサツ群馬
→「塾サボってやる!」
敗戦続きの高校生サポーターの熱い宣言と周りの方々とのやり取り。
選手もサポーターも、大人も子供もみんなそれぞれ支えあって生きているなと。


・浦和レッズ
→大原練習場が紹介されておりましたのでこれについてちょっと一言。
住宅地の中に突然現れると紹介していただいておりますが、地元民からするとそれはちょっとどうかなという場所にあると私は思います。

そんな場所にあるにも関わらず、Jリーグ開幕当初は警備員が複数人必要なほどの見学人が訪れるほどの賑わいを見せておりました。
ちなみに私の友達はここでの警備員バイト同士で結婚しました。
まだ友人宅にはこのころの交通誘導棒が大切に残されております(おそらく)


・川崎フロンターレ
→アンプティサッカーについて教えていただきました。
病気やけがにより主に上肢又は下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカーとのことです。


・清水エスパルス
→IAIスタジアム日本平では消防団の方々がピッチに水を撒くとのこと。
これはすごいですね~と思いました。


・ガイナーレ鳥取
→ここはやはり社長が彩の国特別功労賞の岡野雅行さん。
(私は今の今までずっと「埼玉県民栄誉賞」だとおもっていたのですが、どうやら違ったようです)
と銘菓「因幡の白兎」私はこれを初めて食べた時に衝撃を受けました。
これこそまさに「うまい、うますぎる」だと。


・ギラヴァンツ北九州
→試合会場があまりに海に近いので、ボールが海に飛び込んでしまうそうです。
いわゆる海ポチャスタジアム。
これは海なし埼玉県民には魅力的すぎますね。
また、これそのボールを拾ってくれる船の方々を試合開始前にアナウンスするとかで本当に素晴らしいな。

今年J3に参戦する大宮の応援にいくつかアウェイに行こうと思ってますが、ここ北九州は一番の魅力だなと感じました。


・V・ファーレン長崎
→高田社長の平和についてのコメントにしびれました。
平和とはこのスタジアムの雰囲気、そしてこの皆の笑顔なんだよと。

そして昨年(2023年シーズン)はカイケを大宮にレンタルしてくれてありがとうございました。


・FC琉球
→「行った先で借りたレンタカーの運転にも慣れた頃に、レンタカーの返す時間が訪れる。
そして、なんだかさみしくなる。」
って平ちゃん詩人かと思いましたし、とても共感の持てる感情だな。




以上です。