前回「くもをさがす」という作品を読んで、「くも」ってそっちのことだったんだ。
と思ったことを思い出しながらこちらの作品を読んでみましたので、感想を少しだけ残しておこうと思います。


わたしに会いたい:

そうまさに「くも」と同じように、「わたし」ってそっちの「わたし」だったのかと衝撃を受けました。
ただ、こちら短い作品ながらも衝撃を受けることが盛りだくさんの内容でいったいどうなることやらでとてもドキドキしながら読めた作品。

「フリーダ・カーロへの力強く幸福なアンサー」
のわからなさ加減は最高でした。


あなたの中から:

続くこちらの作品は「あなた」。
この視点、この着想、そして私。
最近「天才」という言葉を乱発しすぎておりますが、西さんは「天才」だと。

「いいね」をしない人たちから圧倒的な支持を得そうだなとも思いましたし、この内容を外国語に翻訳して、それをまた日本語に翻訳したらどうなるだとうとふと思った作品。


VIO:

いきなりキツメの挿絵でびっくりしましたが、とても分かりやすかった「VIO」。
あの絵がなかったらたしかに「VIP」の仲間かなと思ってしまいますね。

といった感じから最後はすごい展開を見せてくれました。

 


あらわ:

 

「くもをさがす」という作品をよんでおりましたのでなんとなくではあるものの、作品内の内容を想像することは出来ました。
そして確かに先に胸をみてしまいますかね、そしてそれが無意識でもあるだけになんだか真理近いものなのかもしれません。

あとはあの部分についての考察はとても楽しく読めました。


掌:

 

とても短い作品でしたが、色々な情報がふんだんに盛り込まれており私には消化が追いつきませんでした。

この作品全体的にそうですが、ここでもこの「掌」という題名でこの掌の使われ方を想定できた人がいたでしょうか。

 

私は思わずうなりました。

 

 

Crazy In Love:

そういえば「ビヨンセ」さんって渡辺直美さんで知った気になっているけど、本物はしっかりと見たことない気がするなと気づきました。
「Crazy In Love」と言われてもピンときませんでしたが、調べたらまさにあの曲のことなんですなと。


ママと戦う:

完全において行かれた感がある内容。
全然入っていけなかったですし、ちょっと最後まで読むのが辛かったです。

 

ここだけではないのですが、「くもをさがす」で語られていた内容と似た表現が多く、なんとも読みづらさを感じました。

 

 

チェンジ:

どうかしましたか?

と思ってしまいました。

 

嫌な事があったらしっかりと吐き出して、また明日も頑張ろう。
って生きていければいいんですけどね。

 



以上です。