グイン・サーガ、ファウンデーションと読み始めるに至り、せっかくなのでこのタイミングで一緒に読み始めてみようと思ったこの「銀河英雄伝説」。
私はこの超が付くほど有名な作品なこちらを全くと言っていいほど接点なく過ごしてきたので、この一歩はとても大きいなと自分で勝手に感じ入っております。
といった感じのことを書かせていただいてからのこちらの感想を少しだけ書いてみようと思います。
まず読んで思ったのはちゃんと西暦とつながっている話なんだということ。
それが宇宙歴となり、その後帝国歴が並行で走りだすという何とも素敵な展開。
そしてとても私は大事なことだと思っているのですが、これは人類の歴史上にある作品ということ。
SF作品、特に宇宙を舞台にした作品は、大きく2つに分けることができると私は思います。
1つはスターウォーズのように、もう地球や人類は関係なく物語が展開されるもの。
もう1つはこの作品やガンダムといったような地球と人類の延長線上にあるもの。
どちらのタイプもそれなりに幼き頃から接してきているので楽しめるのですが、どちらかというと延長線上にある作品のほうがより具体的にイメージをしやすく楽しめるかと。
それはやはり幼き頃にみたガンダムでのスペースコロニーでの生活やジオン軍の独立、はたまたコロニー落としとかいった本当の未来に起きそうなことを描いてくれていたからかもしれません。
といった感じで今更ながらに知ることができた銀河英雄伝説の世界観。
私はある時から急に人の名前を覚えることがすっかりと弱くなり、作品をすべて読み終えても主人公の名前をしっかりと覚えていなかったりすることも多くなりました。
ただそれでも活字で読んでいる限りではなんら違和感なく読めて問題ないと思っておりましたが、今回この作品はしっかりと登場人物名を把握しておいた方が、のちのち何か話のきっかけとしても良いかなと思い、1巻につき何人かは最低でも覚えておこうと今のところ思ってます。
そこでまずはこの二人ぐらいはしっかりと覚えておけ、と誰もが思うと思われるこのお二方はフルネームで覚えておける自分であってほしいということで、ここにあえて書かせていただきましょう。
まずはやはりこの人
「ラインハルト・フォン・ローエングラム」
帝国側の若き常勝将軍、この時点で20歳という若さです。
この物語の主人公といってしまっていいでしょう。
お姉さまと優秀な副官については次巻でしっかりと覚えたいです。
この3人の関係はとてもドキドキしてしまう関係ですね。
そしてもう一人の主人公
「ヤン・ウェンリー」
この方も軍事の天才、不敗の魔術師と紹介されておりました。
そしてこちらも若い、この時点で29歳。
ただ相手が20歳なので若さのインパクトは少しだけ弱い。
扶養者の彼についても次巻ではしっかりと覚えたいです。
なんだか成績優秀な子のようですね。
といった感じで読むことができたこちらの作品、こんなに私は集中することができたのかと自分でも驚くほどの集中力で一気に読み終えてしまいました。
とても面白く、そしてなんといったらいいか中毒性もある。
読み終えてすぐに次の巻を読みたくて仕方がありません。
ただ、今とても後悔していることがあります。
それはWikiペディアを少しだけのぞいたら、この先の展開(○○以降ってその○○を知りたくなかった、みたいな)がすごく大きく太字で書かれていて、それが目に焼き付いてしまいました。
してしまったことは仕方がないので、少し経てばこの記憶を忘れてくれる自分にも期待します。
以上です。