早いものでなのか、ようやくといった感じなのか今回の作品で17作目となるこちらの作品。
手にする前は若干テンション低めにちょっと飽きてきたかなと思ってたんですが、読み始めたら読み始めたであっという間に読み終えてました。

テンション低めで読み始めたぐらいなので全然準備していませんでした。
そして読み終えた今、とても無性に寂しいです。

そんな今回の始まりはトーリオ、そうですあのタグルダイとラシャーンのご子息です。
作中の時間の流れが今一良く分からないので何とも言えないのですが、作中ではまだまだ若者として取り扱われているようです。

そのご子息がはじめてのお使いならぬ、はじめてのチンギスといった場面。

そもそもあの「はじめての」番組ってなんだか本当に見入っていしまいます。

別に最初から最後までしっかりと見ているわけでもないし、放送されるのを特に待っているわけではないのですが、なんとなくテレビつけたらやっていて、そのまま見入ってしまう。
そしてちょっと見ているのにも関わらず応援したくらるわ、涙はでてくるわでという不思議な魅力、いや魔力を持った番組ですね。

しかも最近ではちょっと画像が古いなと思っていると何年か前のものが放送されて、それから何年後かの今現在の大きくなった子がでてきたりするという長寿番組ならでは楽しみがあって素晴らしいなと。

といったことを考えてしまったトーリオの物語。

そしてやはりここ最近の主役は今回もしっかりと主役として存在感を発揮しておりました。
それにしてもいったいいくつになったんだマルガーシよと。
久しぶりにトクトア殿のことを思い出してくれてとても嬉しいです。

ただ嬉しいなんて言っていた時もあっという間に過ぎて。。。
ああマルガーシ、ああジャラール、ああテムル・メリク。。。

さらにこれでもかとボオルチュとテムルンの物語。
私はあなた方をはじめから見守ってましたよ。

あの結婚前、頼むから結ばれるまではボオルチュとテムルンどちらも生き抜いてくれと。
そしてこれからも。。。

そして最後は、、、いやこれは私の胸にしまっておきましょう。

何事も始まりがあれば終わりがあるといった感じのこちらの作品。

私は今とても寂しい、本当に寂しいです。
それでもやはりあなた達に出会えて本当に良かった。
ありがとうございました。


以上です。