堀越高校と聞くと芸能人が通う学校のイメージが未だに強いのですが、なんだかんだと野球もサッカーも強いんだよなということを改めて。
あの激戦(とういうか参加校数が断然多いであろう)の東京都大会を勝ち抜くんですから、相当なレベルなんだろうなと勝手に想像。

野球はともかく、こちらの主となるサッカーに関しては、ちょうど私が高校年代だった時に全国大会に出場、その後30年近くご無沙汰していての、久しぶりに全国大会に出場を果たしたそうです。

私自身が高校生だった時代に強く、ちょうど私の子供が高校生だった時代に強いので、偶然にも高校サッカーに興味がある時期だけ強かったのだなあと改めて不思議な縁を感じてしまう高校さんでした。

といった感じで私の堀越高校さんへの印象を語らせていただいてからのこちらの内容についてになりますが、こちらの作品、堀越高校サッカー部監督とか顧問の先生が著者ではありませんでした。

最近読んできた、京都橘高校、山梨学院高校、帝京長岡高校の本はすべてその指導者が著者となっていたので、今回も勝手にそうだと思い込んで読んでいて、途中であれ全然違う方がこれ書いているのかと思った次第です。
だから何だという事は特にないのですけどもねと。

高校の部活の指導でボトムアップとはどういことか?
そもそもそのボトムアップとはどういことか?
その元祖というべき大河FCとは?
そしてそのボトムアップを堀越高校サッカー部ではどうやってきたのか。

といった内容を分かりやすく、そして読んでいて楽しく読ませていただきました。



・一番気を付けたいのは、選手たちが動き出す瞬間を待つことです。
彼らに、「今やろうと思ってたのに。。。」と思わせてはいけない。

・自分と違う意見が出ても、まずは認める。その中から善後策を探っていく。

・小さいのも個性だ。必ず良いところがある。何をしたらいいかな」

・物を大切できない人間は、人も大切にできません。


ボトムアップとは直接関係ないかもしれませんが、こんな感じでの気づきもいただきました。
読めて良かったです。
これからは堀越高校も注目していきたいと思います。



以上です。