何度でも言いましょう、松山選手マスターズ優勝おめでとうございますと。

 

 

そしてこちら、彼方への挑戦素晴らしかったです。
読み終えてまず思ったことは、松山選手のことを全然知らなかったのだなと。

まずもってまだ20代であること。
石川遼選手と同い年であること。
愛媛県出身であること。
明徳義塾高校出身であること。
東北福祉大学出身であること。
在学中にプロになっていること。
日本ツアーは1年しかいなかったこと。
マスターズ優勝まで約2年半も優勝していなかったこと。
結婚してお子様もいること。

等々、知らなかった事がいくらでもあげることが出来るぐらいの知らなさっぷり。
逆に何を知っていたのかというと。

マスターズ優勝。。。
PGAツアーで何勝かしている。

って、今さらながらに済みませんでした。


しかしですよ。
タイガーと同い年で、今だにトシ伊沢選手モデルのアイアンと丸サンドをこよなく愛し、ではドライバーは975Dなのかというとこちらからは愛してやまないのですが、全くもって相手にされずにゼクシオに落ち着くという、ここ2、3年休眠しているゴルファーな私ではありますが、松山選手の熱い、熱い思いは感じ取ることができました。

 


子供がいい方向に導かれるには、絶対に周りの大人の力が必要だ。
どんなミスでの自己責任だ。ミスをするのが嫌なら練習して技術を磨け。
才能は有限 努力は無限

 


などなど、大変ためになる名言もあり、松山選手がどのようなことを考えて今まで成長を遂げてきたのかが、非常にわかりやすく纏められた一冊となっていると感じました。


あとは、プレー中の自分の順位や自分のことを語るときに、僕らとか我々という表現を使うんです。
決して一人で戦っているわけじゃないと、本当に自然に思っている表現だと感じ入りました。

ここで私は首位と2打差の2位につけていた。
ここで我々は首位と2打差の2位につけていた。

これで表現される対象のスポーツは同じゴルフです。
しかもプレーしている本人の言葉です。
こういうところなんだろうなと。

 

本当にもう色々と紹介したいエピソード盛りだくさんなのですが、子供の頃好きな選手が丸山茂樹選手。

その理由が「まるやましげき」と「まつやまひでき」の響きがているからとか。

 

青木さんに「坊やはやめとけ」と言われたりとか。

 

青木さんと一緒に取ってもらった写真を未だに飾っているとか。

 

先人たちのおかげてマスターズを優勝できたことを述べているところでの先人たちの1人に、トシ伊沢利光選手を入れてくれていたりとか。

 

もう本当に盛りだくさん。

といったところで終わりにさせていただきましょう。
ありがとうございました。

 

 

 

 

 

以上