宿を出て、大山を仰ぐ。
あ、あそこに登るのか…
毎回思う。ほんとに登れるのか?!
朝6時に出発。
早くも娘の体調が悪く
1合目を過ぎたあたりから、吐き気を訴える
2合目を過ぎたあたりで嘔吐
ここで娘の登山は断念…
息子は2合目で待機。
娘の下山の体力があるうちに、宿まで2人で戻る
娘を寝かせて、体調を確認して…再出発。
2合目で息子と無事に合流。
大山は携帯の電波がどこでも通じて、息子や娘と連絡がとれるのが良かったです。
しかし、大山の登山はほんと辛い…
往復したのもあるけと、階段、階段に次ぐ階段。
緑が茂っていて、日差しは柔らかだけど、あまり景色を見渡せるポイントがなくて。
平たい道がなくて、ひたすら階段、
何段登ったんだろう…
泊まった宿のおじさんも言ってた。
膝を壊してヘリ救助される人が多いと…
これは下りがヤバいなぁ~
…と自問自答する母を置いて、さくさく進む息子
普段ゲームばかりで引き篭もってるのに、、
やはり若さには勝てんか…
やっと雲と同じ高さまで来た
あの道を曲がれば、階段が終わる…と信じて裏切られ、
階段に次ぐ階段
そして8合目を過ぎたあたりから、平たい橋の道に。
ヤッター
頂上は緑を守るため、すべて橋の道を渡るようにできてました。
飲水が無くなり、山頂の売店で600円のアクエリアスを泣く泣く買いました
なんでも大山は崩れやすく、補修にものすごいお金がかかっているそうです。
宿のおじさんに麓で石を1個ポケットに入れて、頂上に置いて来てくれと言われました。
崩れた場所を直すためにその石を使うそうです。
下りはまた階段に次ぐ階段…
下りの方がキツイ
膝が笑いだし、右のアキレス腱を痛め、臀部痛や股関節痛もあり散々でした…
娘は登山できなくて残念だったけど、近くの大山寺にお参りしたり(これもなかなかハードなお参りだった)、クワガタをつかまえたり、楽しめたようです。
モンベルのカフェや、お土産屋さんもありました
次の日はものすごい筋肉痛に見舞われました
私には標高1700メートルが限界かもしれません…
でも大山の自然ほんとに美しかった。
インバウンドに染められず、古き良き日本の風景
あとは筋肉痛を治すのみ