商店街を歩く小鳩くん
外出していたゆきちゃんと遭遇
ゆきちゃん:「生徒指導室に呼び出されたの」「盗まれた自転車がね」「見つかったというか…先週の日曜日に泥棒があって…そこで…私の自転車が見られたんだって」「泥棒が有ったのは、学生さんのアパートだったらしいんだけど…」
ゆきちゃん:「なんで盗まれたんだって先生に言われて」「それで私、気分が荒んで買い物がしたくなったの」「私ね、心が傷ついた」「サンマルク…」
小鳩くん:「サンマルク…ケーキ、かな…」「分かった。奢るよ!」
健吾くんから「暇だろ、遊びに来い」という誘いが
変装解除したゆきちゃん
ゆきちゃん:「ん!?」
小鳩くん:「いや、行こうか!」
健吾くん:「よ!来たか!」「どうも、小佐内さん」
ゆきちゃん:「どうも」
健吾くん:「立ち話もなんだから。ま、あがれ!」
手ぶらじゃなんだからスイーツ持って来た小鳩くん
健吾くん:【不思議そう】
小鳩くん:「発案者は小佐内さん」
健吾くん:「だろうな。」「ちょっと待ってろ、ちょうど良いココアが有る。先に食ってて良いぞ。」
雑に扉を閉めたが、ココアを持ってきた際は溢さないように忍び足で入ってきた健吾くん。
パウダーをミルクで溶いた
カップにパウダーを入れ
熱々のミルクを控えめに注ぐ
その状態でパウダーを練るとペースト状になる
もう一度ミルクを注ぎ
砂糖を適量
かき混ぜれば 美味しいココアの完成
小鳩くんが中学で何かあったのか聞きたい健吾くん。
健吾くん:「殺しても死にそうにない 小鳩常悟朗は何処へ行った!?」
小鳩くん:「例えば!?」
健吾くん:「例えばだと!?何もかもだよ」「ココアのとき方を教わったぐらいで 面白い話を聞いた ありがとう だと!?」
小鳩くん:「以前のボクはどうだったっけ」
健吾くん:「分からないことは全部口に出さないと気が済まなかった。」「自分の知らないことを他人が知ってれば、憎まれ口に負け惜しみ」「だがな、今のお前はもっとタチが悪い」
健吾くん:「嫌な野郎になっちまった」
中学時代は何もなかったと返した小鳩くん
健吾くん:「信じんぞ よほどの事が無ければあの常悟朗がこうはなるまい」
小鳩くん:「健吾が変わらなすぎなんだよ」
台所にて会話していたゆきちゃん 健吾くんのお姉さん
シンクを濡らさずにどうやって健吾くんがホットミルクココアを作ったか気になってるそう。
お菓子作りに最適な電子レンジを見て上機嫌そうなゆきちゃん。
小鳩くん:「これはボクが思うに 問題の捉え方で片が付きそうですね」「美味しいココアは2杯だった」「もう1杯はホットミルクの上からココアパウダーを落とし込んだ。」「従来型のココアだった」「いや、これはありません」
ゆきちゃん:「2杯のホットミルクで 3杯のホットココアを作ることはできるよ」
確かにできるが、カップに66%くらいまでしか入れられない
健吾くんのお姉さん:「あ!分かった!ちっちゃい子の言う通り!」
ゆきちゃん:「ちっちゃい子!?」
ゆきちゃん、狼の僅かな片鱗を見せる
美味しいココアを3杯作るには濡れた存在が4つ必要
小鳩くん:「4つめは何か…」「ちさとさん、冷蔵庫を開けてください」
「その牛乳パックを持ってみてください」「熱いでしょ」「パックごとレンジに入れて加熱したんです。つまり4つめの濡れた存在とは、牛乳パックその物」
ちさとさん:「あんの、スボラがぁ!」
健吾くん:「遅かったな」「小佐内さん、美味しかったよ」「ケーキ【チョコが口についてるの気付いてない】」
ゆきちゃん:「良かったです…!」
謎を解いていく一面をまた見せてしまいゆきちゃんへ詫びる小鳩くん
ゆきちゃん:「小鳩くんがどんな風になっていくかまでは私は縛ってない」「今日の小鳩くん、初めて会った時みたいだった」「そっちの方が楽しいなら そっちの方になれば良いじゃない。私、気にしないよ」
小鳩くん:「ボクはもう 知恵働きはやめたんだ。」
外出していたゆきちゃんと遭遇
ゆきちゃん:「生徒指導室に呼び出されたの」「盗まれた自転車がね」「見つかったというか…先週の日曜日に泥棒があって…そこで…私の自転車が見られたんだって」「泥棒が有ったのは、学生さんのアパートだったらしいんだけど…」
ゆきちゃん:「なんで盗まれたんだって先生に言われて」「それで私、気分が荒んで買い物がしたくなったの」「私ね、心が傷ついた」「サンマルク…」
小鳩くん:「サンマルク…ケーキ、かな…」「分かった。奢るよ!」
健吾くんから「暇だろ、遊びに来い」という誘いが
変装解除したゆきちゃん
ゆきちゃん:「ん!?」
小鳩くん:「いや、行こうか!」
健吾くん:「よ!来たか!」「どうも、小佐内さん」
ゆきちゃん:「どうも」
健吾くん:「立ち話もなんだから。ま、あがれ!」
手ぶらじゃなんだからスイーツ持って来た小鳩くん
健吾くん:【不思議そう】
小鳩くん:「発案者は小佐内さん」
健吾くん:「だろうな。」「ちょっと待ってろ、ちょうど良いココアが有る。先に食ってて良いぞ。」
雑に扉を閉めたが、ココアを持ってきた際は溢さないように忍び足で入ってきた健吾くん。
パウダーをミルクで溶いた
カップにパウダーを入れ
熱々のミルクを控えめに注ぐ
その状態でパウダーを練るとペースト状になる
もう一度ミルクを注ぎ
砂糖を適量
かき混ぜれば 美味しいココアの完成
小鳩くんが中学で何かあったのか聞きたい健吾くん。
健吾くん:「殺しても死にそうにない 小鳩常悟朗は何処へ行った!?」
小鳩くん:「例えば!?」
健吾くん:「例えばだと!?何もかもだよ」「ココアのとき方を教わったぐらいで 面白い話を聞いた ありがとう だと!?」
小鳩くん:「以前のボクはどうだったっけ」
健吾くん:「分からないことは全部口に出さないと気が済まなかった。」「自分の知らないことを他人が知ってれば、憎まれ口に負け惜しみ」「だがな、今のお前はもっとタチが悪い」
健吾くん:「嫌な野郎になっちまった」
中学時代は何もなかったと返した小鳩くん
健吾くん:「信じんぞ よほどの事が無ければあの常悟朗がこうはなるまい」
小鳩くん:「健吾が変わらなすぎなんだよ」
台所にて会話していたゆきちゃん 健吾くんのお姉さん
シンクを濡らさずにどうやって健吾くんがホットミルクココアを作ったか気になってるそう。
お菓子作りに最適な電子レンジを見て上機嫌そうなゆきちゃん。
小鳩くん:「これはボクが思うに 問題の捉え方で片が付きそうですね」「美味しいココアは2杯だった」「もう1杯はホットミルクの上からココアパウダーを落とし込んだ。」「従来型のココアだった」「いや、これはありません」
ゆきちゃん:「2杯のホットミルクで 3杯のホットココアを作ることはできるよ」
確かにできるが、カップに66%くらいまでしか入れられない
健吾くんのお姉さん:「あ!分かった!ちっちゃい子の言う通り!」
ゆきちゃん:「ちっちゃい子!?」
ゆきちゃん、狼の僅かな片鱗を見せる
美味しいココアを3杯作るには濡れた存在が4つ必要
小鳩くん:「4つめは何か…」「ちさとさん、冷蔵庫を開けてください」
「その牛乳パックを持ってみてください」「熱いでしょ」「パックごとレンジに入れて加熱したんです。つまり4つめの濡れた存在とは、牛乳パックその物」
ちさとさん:「あんの、スボラがぁ!」
健吾くん:「遅かったな」「小佐内さん、美味しかったよ」「ケーキ【チョコが口についてるの気付いてない】」
ゆきちゃん:「良かったです…!」
謎を解いていく一面をまた見せてしまいゆきちゃんへ詫びる小鳩くん
ゆきちゃん:「小鳩くんがどんな風になっていくかまでは私は縛ってない」「今日の小鳩くん、初めて会った時みたいだった」「そっちの方が楽しいなら そっちの方になれば良いじゃない。私、気にしないよ」
小鳩くん:「ボクはもう 知恵働きはやめたんだ。」