鳴尾浜臨海公園海釣り広場の釣り場とポイント|ファミリーフィッシングにおすすめ、西宮市 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
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鳴尾浜臨海公園海釣り広場は兵庫県西宮市にある有料の釣り公園で、300mの護岸で釣りが楽しめるポイントです。鳴尾浜臨海公園には釣具のレンタルもありますし、駐車場2ヶ所とトイレ、管理棟もあるので子供と女性と一緒のファミリーフィッシングにもおすすめの釣り場ですよ。園内にはフラワーガーデンなど観光スポットもあり釣り以外も色々楽しめます。
大阪湾の臨港エリアに位置する鳴尾浜臨海公園海釣り広場は潮通しも良く、アジやサバ、ツバス、ハマチ、タチウオ、チヌ、ハネがよく釣れ人気の釣りスポットです。


鳴尾浜臨海公園の釣り場
鳴尾浜臨海公園には西駐車場と東駐車場の2ヶ所の駐車場があり、400台の車が駐車できので駐車スペースには困りません。
小さい子供用にライフジャケットの無料レンタルも行っているので、小学生以下の子供と釣るなら安全のために利用しましょう。車や電車でのアクセスも良いため、夏から秋の土日祝日は非常に混雑します。特にサバやツバス、ハマチが回遊してくると釣り場が満員になる事もあるので、休日は早めに釣り場に向かった方が良いですよ。下記に記載してありますが、鳴尾浜臨海公園には営業時間が設定されており、営業時間は季節によって変わるので注意して下さい。

【所在地】
〒663-8142
兵庫県西宮市鳴尾浜3-13

【営業時間】
鳴尾浜臨海公園海釣り広場の営業時間は季節によって変わるのでご注意下さい。8月から11月は23時まで営業しているのでタチウオの夜釣りなんかも可能ですよ。海釣り公園としては遅くまで営業しているので、仕事帰りの釣行や夜釣りが好きな人にもおすすめの釣り場と言えますね。釣り場には外灯もあるので夜でも明るく釣りやすいですよ。

4月〜7月:6:00〜22:00
8月〜11月:5:00〜23:00
12〜3月:7:00〜22:00

【アクセス】
鳴尾浜臨海公園は車・電車共にアクセスが良く、電車釣行なら「阪神甲子園駅」で下車し「鳴尾浜行」のバスに乗車、「リゾ鳴尾浜」のバス停で下車します。
車で向かうなら「阪神高速神戸線」の「武庫川出口」で降りて10分くらいで到着します。

【利用料金】
鳴尾浜臨海公園の駐車場は30分毎に100円が加算され、駐車料金は5時間以上でも最大1000円となっています。

鳴尾浜臨海公園釣り広場の管理棟では釣具のレンタルも行っており、貸し竿は2000円で返金した際に1000円が返金されるので、実質1000円でレンタルが可能です。サビキ釣りくらいなら貸し竿でも十分釣れるし、発泡クーラーや氷、仕掛け、釣り餌まで販売しているので、海釣りが初めての釣り初心者やファミリーフィッシングで一切釣具を持って行かなくても釣りが楽しめます。

鳴尾浜臨海公園海釣り広場のホームページでは釣果情報を更新しています。釣れている魚と釣果、水温などの情報がタイムリーにわかるので是非ご覧下さい。


駐車場
鳴尾浜臨海公園には「西駐車場」「東駐車場」と有料の駐車場が2ヶ所あります。釣りがメインなら釣り場から近い西駐車場を利用するのがおすすめですよ。駐車場から釣り場までは何方の駐車場からも3分以内です。


釣り場
鳴尾浜臨海公園の釣り場は全長300mの岸壁で、高さ30cmほどの柵があるだけなので小さい子供と釣りに行くなら目を離さないように注意しよう。柵には「スーパーパイプ受太郎」などパイプ用のロッドホルダー(竿受け)が取り付けられます。足元から水深があり真下に仕掛けを落とせるのでサビキ釣りやチヌのフカセ釣り、ハネ釣りも釣りやすい。
通年を釣れる魚種も豊富で初夏から秋はサビキ釣りで手軽にアジやサバ、コノシロ、サヨリが釣れる。青物は夏から初冬まで大サバ、ツバス、ハマチの他、稀にメジロのような大物も釣れるのでショアジギングや、サビキで釣ったイワシやアジを使い泳がせ釣りもおすすめですよ。春はシーズンによってサゴシも回遊してきます。
タチウオは10〜12月頃の釣果が良く、鳴尾浜臨海公園は22〜23時まで釣れるので、夜釣りがメインになるタチウオ釣りがしたい釣り人におすすめのポイントと言えますね。
フカセ釣りや落とし込み釣りでのチヌ釣り、エビ撒き釣りでのハネ釣りも人気。シンプルな釣り場ですが東側にはテトラ帯もあるのでチヌやシーバス/ハネの釣果は良い。テトラは上に乗れないので4〜5m以上ある長い釣竿があると釣りやすい。
投げ釣り・ちょい投げ釣りではキスやハゼ、イシモチなども釣れるようです。


サビキ釣り
サビキ釣りは堤防釣りで定番の釣り方です。サビキ釣りではアミコマセと呼ばれる撒き餌さを撒いて、集まって来た小魚を「サビキ仕掛け」と呼ばれる、アミエビそっくりなハリが複数付いた仕掛けに食い付かせて釣り上げる釣り方です。 エサ付けが不要なことから、餌や釣り針を触るのが苦手な女性や子供にもおすすめ。

サビキ釣りは海釣りでは定番の釣り方ですね。
【サビキ釣りで釣れる主な魚】 
アジ、イワシ、サバ、コノシロ、カマス、ウミタナゴ、メバル メジナ、シマダイ、カワハギ

サビキ釣りに必要な道具
【タックル】 
磯竿・万能竿・コンパクトロッドなど、長さが2m以上ある釣竿がおすすめ。

【リール】
ナイロンラインの2〜4号を巻いた小型のスピニングリール。 釣り具では釣竿・リール(道糸付き)のセット商品も販売していますよ。

【仕掛け・撒き餌】
サビキ仕掛け コマセカゴ オモリ アミコマセ(撒き餌)  

●釣竿
経験談として、サビキ釣りに使用する釣竿は絶対に長い方が釣れます。 イワシやサバのような回遊している魚は護岸から少し離れた場所を泳いでいることが多いので、最低でも足下から2mくらい離れた場所が狙える全長2.5m以上の釣竿を使おう。3m以上の万能竿やコンパクトロッド、磯竿なら4.5〜5.3mの長さおすすめ。 2m未満のショートロッドと3m以上の長い竿では、状況によって釣果に雲泥の差がでる事も多いですよ。

●リール
2〜4号のナイロンラインを100m以上巻いた小型のスピニングリールを使用します。使用するリールはリーズナブルな物で良いので、釣具店でぶら下がっている物や、ワゴンに入っている通称「ワゴンリール」で構いません。

●道糸
堤防の足下狙いなら2〜3号の道糸のナイロンラインで大丈夫です。

●サビキ仕掛け
サビキ釣りでは、サビキ仕掛けの選択で釣果が決まると言っても良い。堤防の足下狙いなら鈎のサイズが1〜2号、ハリスが0.8〜1.5号の小さな鈎が付いた仕掛けがおすすめです。 少し高価な「リアルアミ」などの名前が付いたアミエビにソックリな鈎が付いたサビキ仕掛けは凄く釣れますよ!。良いサビキ仕掛けはコマセを撒かなくても魚が通るとガンガン食いつきます!。

●サビキカゴ
サビキカゴと呼ばれるネットやプラスチックで作られたカゴをサビキ仕掛けの上か下に取り付けます。 基本的にはサビキの上に付けるタイプが無難でしょう。

●オモリ
足下狙いでは3〜6号くらいのナス型オモリを使用します。オモリはサビキ仕掛けの一番下にあるスナップに取り付けます。

●撒き餌(アミコマセ) 
アミコマセには冷凍状態で販売されている「冷凍ブロック」と、解凍不要ですぐに使える「解凍不要」タイプの2種類が販売されています。

・冷凍アミコマセ
冷凍ブロックは解凍する必要があり、ドリップが出ますがg単価では安上がりです。

・解凍不要アミコマセ
常温で保管販売されている解凍不要のアミコマセ。 gあたりの価格は高くなるが、解凍することなく直ぐに使える便利な商品だ。 家での保管でも冷凍庫にしまう必要がないし、リュックに入れておけば持ち出すのを忘れる心配もない。

【使用量の目安】
サビキ釣りで使用するアミコマセの量は、半日のつりで1人あたり2kgのアミコマセがあれば大丈夫でしょう。量が心配なら集魚剤を混ぜてカサ増しするか、解凍不要のアミコマセも持って行くのがおすすめです。 冷凍アミコマセを使用するならドリップを切るためのザルや、コマセと集魚剤と混ぜるバケツも用意しておきましょう。ちなみに、アミコマセは時間が経つと臭くなるので、ゴミは密閉出来る容器に入れて持ち帰るのがおすすめ。

《サビキ釣りの釣り方》
①サビキ仕掛けを投入
まずアミコマセをサビキカゴに詰めたら、仕掛けを投入するポイントと上に持っていき、ベールを開けて道糸を出し垂直に投入する。 釣りたいタナまでサビキ仕掛けが落ちたら、リールのベールを戻して仕掛けの落下をストップします。

②コマセを撒く
竿を軽く上下に煽ってコマセカゴに入ったアミコマセをタナ撒きます。コマセを撒いたら竿は動かさずに待つか、ゆっくり上下に30cmくらい動かして魚を誘います。

③アタリ
サビキ仕掛けに魚が食い付くと「ブルブル」と手元に魚のアタリが伝わってきます。あとはゆっくり巻き上げて魚を回収しましょう。 イワシや小サバのように群れで居る魚は、アタリが出てから少し待って追食いさせ、周りに居る他の魚もめとめて釣るのも良いですね。 オモリが軽いと魚が暴れてサビキ仕掛けが絡まるので注意して下さい。時には欲張らないことも重要です。


ちょい投げ釣り
ちょい投げとは「投げ釣り」のライト版で、3〜10号くらいの軽い仕掛けを軽く投げ入れて、岸から近い場所の海底に生息している魚を釣る釣り方です。 仕掛けの準備や釣り方は海釣りの中で最も簡単です。餌にイソメ(ゴカイ)を使用するので女性の方は苦手かもしれません。近年、パワーイソメなど人工餌も販売されているので、イソメが苦手な人でもちょい投げ釣りを楽しめますよ!

《必要な道具》
【釣竿/ロッド】
1.8〜2.7mくらいのコンパクトロッド、万能竿、ルアーロッドなど、オモリが投げられるロッドなら大抵の釣竿が使用出来る。

【リール】
ナイロンラインの3〜4号か、PEラインの1〜2号を100〜150mほど巻いた小型スピニングリールを使用。 ラインが太いと受ける水の抵抗が増え、仕掛けが潮流で流されやすくなってしまいます。

【仕掛け/天秤】
投げ釣りには仕掛けの絡みを防止する「天秤」を使用します。 天秤は主に「L型天秤」と「ジェット天秤」が使用されます。 L型天秤は最も一般的に使用される天秤で、多少潮流が早くても仕掛けが流されにくいのが特徴。ジェット天秤は仕掛けの回収時に浮き上がりやすく、足元付近に根が有る場所では根掛かりを回避することができますが、その反面潮流が早いとコロコロと転がるため仕掛けが流されやすい。

●オモリの号数
オモリの号数は道糸が3号なら3〜10号くらいまで使えますが、ちょい投げでは思いっ切り振り切って投げると道糸が切れる可能性もあるので、あくまでちょいと投げる程度にしておきましょう。

【投げ釣りの仕掛け】
投げ釣りは対象となるキスやハゼなどの魚が吸い込みやすい流線鈎で、2〜3本鈎の仕掛けが主流。 仕掛けには鈎のサイズが記載されているので、小さい仕掛けと大きい仕掛けを用意しておけば、キスやハゼから大きなイシモチ、カレイなどに対応することが出来ます。 

【餌】
投げ釣りで使用される餌だとイソメ(虫エサ)がお馴染みですが、虫餌も種類があり動き、匂い、大きさと特長が違うので、うまく使い分ける事が釣果を伸ばすコツですね。

・アオイソメ
最もポピュラーなイソメ(虫エサ)で価格も比較的安価。あらゆり魚を釣る事ができる。アオイソメは生物発光すると言われており、夜釣りの餌としても向いている。

・イワイソメ
投げ釣りからウキ釣りまで幅広く使える大物狙いに使われるエサ。匂いが強く魚を引き寄せる。 アオイソメとは味が違うらしく、使い分けで釣果に違いが現れる。アオイソメとイワイソメを交互に鈎に付けて使う使い方もある。良く釣れるエサを探す場合に有効。

・ジャリメ(イシゴカイ) 
細身の虫エサで、シロギスの数釣りに適していると言われる虫エサ。特にピンギスと呼ばれる小型のシロギスに有効な餌だ。

・コガネムシ
コガネムシとイワイソメはカレイ釣りで定番の虫エサ。身が柔らかく遠投には向かない。

・人工餌
虫エサが苦手な人には魚が好きな匂いを出す素材で人工的に作られた餌がおすすめ。

【石粉】 
イソメに塗すと滑り難くなり掴みやすくなるアイテム。

【竿立て/三脚】 
ちょい投げで置き竿にするなら竿立てが必須。釣竿は斜め45°くらいに設置しないと魚のアタリが分かりません。 必ず三脚や竿受けに設置しましょう。

〈釣り方〉
餌はハゼ、キス、イシモチが狙いであればイソメを鈎に刺して、垂らしが1〜2cmくらいになるようにカットする。 カレイが狙いならイソメを3匹くらい切らずに総掛けにする。仕掛けを投げ入れ着底したら、糸フケ(タルミ)を巻き取り、道糸が出来るだけ真っ直ぐ張るようにします。タルミがあると魚が魚がヒットしたり餌を突っついても、なかなか竿にアタリが出ません。

・沢山釣るなら手持ちが1番!
ハゼやキス、イシモチを沢山釣りたいなら、置き竿にせず手持ちで釣るのが1番。仕掛けを動かすことが重要で、投げ入れたらだけでは、その場所に魚が居なければお終いです。なのでちょい投げ釣りでは竿やリールを使い、ゆっくりと仕掛けを移動させて魚の居場所を探します。竿で仕掛けを引っ張り動かす場合は、竿を手に持ち海側へ45°に傾け、3〜5秒かけてゆっくりと90°まで起こします。後は糸フケだけ回収しながら45°まで戻し繰り返すだけです。 リールで仕掛けを動かす場合は、ハンドルを3〜4秒で1回転くらいのペースで回して下さい。

・沢山釣るためのポイント
魚は真っ平らな海底の場所には少なく、岩やヨブ、駆け上がりと言った、海底に地形の変化がある場所に集まる習性があります。釣れるポイントは仕掛けを引いてくると、仕掛けが急に重くなる場所があるはずなので、その場所には魚がいる可能性が高いです。 仕掛けが重くなったら、少し動かさずに待ってみたり、置き竿にしてみるのも良いでしょう。ちょい投げでは闇雲に投げ入れて放 運任せにせず、魚を探して釣る事が釣果を上げるためには重要ですよ!。