検見川浜・花見川河口の釣り場とポイント 釣れる魚 おすすめの釣り方 シーバス 千葉県 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
その他、釣り情報と生き物ペット関係の記事を書いています。


検見川浜は、千葉県美浜区にある釣り場で、主に海に突き出した「検見川浜東浜突堤」から釣りを楽しむことができます。

突堤にはフェンスもあり、駐車場やトイレも完備しているので、子供連れや、初心者の人でも釣りやすい環境が整った釣り場となっています。



検見川浜の情報
【所在地】
〒261-0012 
千葉県千葉市美浜区磯辺2丁目8−1
稲毛ヨットハーバー


【アクセス】 
・車で向かう場合
東関東自動車道を湾岸習志野ICで降り、国道357を千葉方面に進む。
千葉湾岸ICを過ぎ、花見川手前の道を所を左折。国道357、高速の下を回り、道なりに進む。海岸線の道路に突き当たったら左折し、ヨットハーバー交差点の信号を右折。 

京葉道路なら、幕張ICで降り国道14号を千葉方面へ、幕張メッセの指示に従って県道15号へ右折。道なりに進み、突き当りのメッセ大橋の信号を左折。
道なりに進み、美浜大橋を渡り、ヨットハーバー交差点の信号を右折。

・電車
JR京葉線
検見川浜駅、稲毛海岸駅より徒歩30分弱

【検見川浜で釣れる魚】
シーバス、クロダイ
キス、ハゼ、カレイ、イシモチ
イワシ、サバ、コノシロ、サヨリ



検見川浜の釣り場とポイント


①稲毛ヨットハーバー側
稲毛ヨットハーバーの駐車場を利用する場合は、検見川浜東突堤が釣り場になります。


稲毛ヨットハーバー

検見川浜東突堤の釣り場へは、稲毛ヨットハーバーの駐車場から、海沿いに進み右側に見えてくる突堤の入り口側に曲がるだけと釣り場へのアクセスも簡単です。


検見川浜東突堤の釣り場

堤防の手前は石積みがされており、フェンスを越えて石積みの上から釣りが楽しめます。水深は浅いのですが、ハゼ、キス、カレイが釣れます。

突堤は入り口付近より先の方が広くなっており、投げ竿でも十分に降り抜ける広さが確保されています。

所々にベンチもあり、ゆっくり座ってアタリを待つこともできますよ。なかなか、釣りを楽しむには設備が整った場所と言えますね。


釣り方ですが、外側内側、何方でも魚は釣れます。
しかし、川からの流れ込みのある外側の方が、水深に起伏があるため魚も集まりやすく、大半の釣り人は外側に竿を出しています。

ルアーや電気ウキでのシーバス釣りも人気ですよ。

後ろには十分に注意してキャスティングして下さいね。



②花見川河口周辺の釣り場

突堤
 
稲毛ヨットハーバーの駐車場から、花見川に1kmほど進んだ場所にある突堤。先端には、小さな「幕張の浜灯台」が設置されている。

花見川河口の突堤は、検見川浜東突堤と反対に曲がった形状をしており、曲線の外側は花見川の河口を向いています。

やはり、こちらの釣り人も皆、花見川の河口に向かって竿を出しています。



花見川河口

花見川の河口は、テトラポットが設置されており、テトラに乗っての釣りも楽しめます。

海側なら、それ程テトラが張り出しているわけではないので、テトラに上がらなくてもロングロッドなら釣りができるでしょう。

ルアーでのシーバスをメインに、ウキ釣りでクロダイ、ちょい投げ釣りで、ハゼ、キス、カレイ、イシモチなどが狙えます。

河口の1番近くに位置する「美浜大橋」付近は、シーバス釣りでは人気のポイントです。

・立ち入り禁止エリアや釣り場のルールなどは、掲載時より変更されている場合があります。



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専用のHPが出来ました



検見川浜でおすすめの釣り方
検見川浜の釣り場で人気なのは「ちょい投げ釣り」と「サビキ釣り」です。
何方も簡単な釣り方なので、初心者でも楽しめますよ。

サビキ釣りの釣り期は、イワシの回遊が始まる4〜5月以降です。ちょい投げなら、一応年中釣れますが、よく釣れるようになるのは5月くらいからですね。


ちょい投げ釣り

ちょい投げとは、「投げ釣り」のライト版で、3〜10号くらいの軽い仕掛けを軽く投げ入れて、岸から近い場所の海底に生息している魚を釣る釣り方です。 

仕掛けもシンプルで、海釣りの中で最も簡単です。餌にイソメ(ゴカイ)を使用するので女性の方は苦手かもしれません。近年、パワーイソメなど人工餌も販売されているので、イソメが苦手な人でもちょい投げ釣りを楽しめますよ! 



 《必要な道具》
 釣竿/ロッド1.8〜2.7m
コンパクトロッド、万能竿、ルアーロッドなど、オモリが投げられるロッドなら大抵の釣竿が使用出来る。 

リール 
ナイロンラインの2〜3号か、PEラインの1〜2号を100〜150mほど巻いた小型スピニングリールを使用。 


 仕掛け/天秤 
投げ釣りには仕掛けの絡みを防止する「天秤」を使用します。天秤は主に「L型天秤」と「ジェット天秤」が使用されます。 

L型天秤は最も一般的に使用される天秤で、多少潮流が早くても仕掛けが流されにくいのが特徴。 
ジェット天秤は仕掛けの回収時に浮き上がりやすく、足元付近に根が有る場所では根掛かりを回避することができますが、その反面潮流が早いとコロコロと転がるため仕掛けが流されやすくります。


 投げ釣りの仕掛け 
投げ釣りは対象となるキスやハゼなどの魚が吸い込みやすい流線鈎で、2〜3本鈎の仕掛けが主流。 
仕掛けには鈎のサイズが記載されているので、小さい仕掛けと大きい仕掛けを用意しておけば、ハゼからイシモチ、カレイなどに対応することが出来ます。 



  
投げ釣りで使用率がされる餌だとイソメ(虫エサ)がお馴染みですが、イソメにも幾つかの種類がありますし、イソメ以外にも色々あるのでご紹介します。

 餌ごとに動き、匂い、大きさと特長が違うので、うまく使い分ける事が釣果を伸ばすコツですね。 

・アオイソメ 
最もポピュラーなイソメ(虫エサ)で価格も比較的安価。あらゆり魚を釣る事ができる。アオイソメは生物発光すると言われており、夜釣りの餌としても向いている。 


・イワイソメ 
投げ釣りからウキ釣りまで幅広く使える大物狙いに使われるエサ。匂いが強く魚を引き寄せる。 
アオイソメとは味が違うらしく、使い分けで釣果に違いが現れる。アオイソメとイワイソメを交互に鈎に付けて使う使い方もある。良く釣れるエサを探す場合に有効。


 ・ジャリメ(イシゴカイ) 
細身の虫エサで、シロギスの数釣りに適していると言われる虫エサ。特にピンギスと呼ばれる小型のシロギスに有効な餌だ。

 ・コガネムシ 
コガネムシとイワイソメはカレイ釣りで定番の虫エサ。身が柔らかく遠投には向かない。

 ・人工餌 
虫エサが苦手な人には魚が好きな匂いを出す素材で人工的に作られた餌がおすすめ。石粉イソメに塗すと滑り難くなり掴みやすくなるアイテム。 



〈釣り方〉 
餌はハゼ、キス、イシモチが狙いであればイソメを鈎に刺して、垂らしが1〜2cmくらいになるようにカットするのですが、最新のうちは、魚の居場所を探るために長めにつけると良いでしょう。

カレイが狙いならイソメを3匹くらい切らずに総掛けにすること。

仕掛けを投げ入れ着底したら、糸フケ(タルミ)を巻き取り、道糸が出来るだけ真っ直ぐ張るようにします。道糸に弛みがあると、魚がヒットしたり餌を突っついても、なかなか竿にアタリが出ません。


 ・沢山釣るなら手持ちが1番! 
ハゼやキス、イシモチを沢山釣りたいなら、置き竿にせず手持ちで釣るのが1番。仕掛けを動かすことが重要で、投げ入れたらだけでは、その場所に魚が居なければお終いです。
なので竿やリールを使い、ゆっくりと仕掛けを移動させて魚の居場所を探します。 


竿で仕掛けを引っ張り動かす場合は、竿を手に持ち海側へ45°に傾け、3〜5秒かけてゆっくりと90°まで起こします。後は糸フケだけ回収しながら45°まで戻し繰り返すだけです。リールで仕掛けを動かす場合は、ハンドルを3〜4秒で1回転くらいのペースで回して下さい。 


 ・沢山釣るためのポイント 
魚は真っ平らな海底の場所には少なく、岩やヨブ、駆け上がりと言った、海底に地形の変化がある場所に集まる習性があります。 

釣れるポイントは仕掛けを引いてくると、仕掛けが急に重くなる場所があるはずなので、その場所には魚がいる可能性が高いです。 
仕掛けが重くなったら、少し動かさずに待ってみたり、置き竿にしてみるのも良いでしょう。 

ちょい投げでは闇雲に投げ入れて放 運任せにせず、魚を探して釣る事が釣果を上げるためには重要ですよ!。 





 サビキ釣り
サビキ釣りは堤防釣りでは定番の釣り方。 

 エサ付けが必要なことから女性や子供にもおすすめです。堤防釣り、ファミリーフィッシングで最も人気のある釣り方です。 

 サビキ釣りで釣れる魚 
アジ、イワシ、サバ、サッパ、コノシロ、カマス、ウミタナゴ、メバルメジナ、シマダイ、カワハギ 


 《サビキ釣りに必要な道具》
 ・タックル 
磯竿/コンパクトロッド/ルアーロッド:2.5〜5.3m小型スピニングリールナイロンライン:2〜4号 

・仕掛け 
サビキ仕掛けコマセカゴオモリ 

・その他の道具 
水汲みバケツハサミプライヤー魚掴みタオルタモ網アミコマセ(撒き餌) 


・釣竿/ロッド 
経験談として、サビキ釣りに使用する釣竿は絶対に長い方が釣れる。イワシやサバのような回遊している魚は護岸から少し離れた場所を泳いでいることが多いので、最低でも足下から2mくらい離れた場所が狙える全長2.5m以上の釣竿を使おう。 

3m以上の万能竿やコンパクトロッド、磯竿なら4.5〜5.3mの長さおすすめ。2m未満のショートロッドと3m以上の長い竿では、状況によって釣果に雲泥の差がでる事も多い。 

 ・リール 
2〜4号のナイロンラインを100m以上巻いた小型のスピニングリールを使用する。使用するリールはリーズナブルな物で良いので、釣具店でぶら下がっている物や、ワゴンに入っている通称「ワゴンリール」で構いません。 

・道糸 
堤防の足下狙いなら2〜3号の道糸のナイロンラインで大丈夫です。

 ・サビキ仕掛け
サビキ釣りはサビキ仕掛けの選択で釣果が決まると言って良い。堤防の足下狙いなら鈎のサイズが1〜2号、ハリスが0.8〜1.5号の小さな鈎が付いた仕掛けがおすすめです。 

少し高価な「リアルアミ」などの名前が付いたアミエビにソックリな鈎が付いたサビキ仕掛けは凄く釣れますよ!。良いサビキ仕掛けはコマセを撒かなくても魚が通るとガンガン食いつきます!。

 ・オモリの号数 
足下狙いでは3〜6号くらいのナス型オモリを使用します。オモリはサビキ仕掛けの一番下にあるスナップに取り付けます。 

・アミコマセ 
アミコマセに「冷凍ブロック」と、解凍不要ですぐに使える「常温保存タイプ」の2種類が存在します。冷凍ブロックのアミコマセは量の割に安いので、1日釣りをするような人や、複数人で釣りを楽しむ人は冷凍ブロックを購入するのがおすすめ。 

使用するアミコマセの量は撒き具合にもよりますが、半日で1人2kgくらいあれば大丈夫です。

 常温保存ができるアミコマセもあり、買ってすぐに使えるし、数日前に買って置いておけるのが魅力。手を汚すことなく扱えるように、工夫が施されたパッケージに入っている物が多く、手や釣り場も汚さない扱い易さも魅力です。 冷凍ブロックで持つか不安な場合の予備として買っておくのも良いですね。

高温を避ければ常温で腐らず年単位で保存ができるので、もし使わなかったとしても当分は大丈夫です。常温保存できる代わりに少し割高になります。竿受け/ロッドホルダー釣竿を地面に直に置くと竿やラインに傷がついて破損しやすくなるので、竿受けやレジャーシートの上に置くようにしましょう。専用の竿受けを使用すると便利ですよ。 


 《サビキ釣りの準備》 
・タックルを準備しよう
釣り場に付いたら釣竿のガイドに道糸を通し、道糸にサビキ仕掛けをセットして竿を伸ばします。ガイドは必ず真っ直ぐになるようにセッティングしましょう。 


・アミコマセの準備 
解凍するアミコマセには基本的に3通りの使い方があります。

 ①ザルで水を切る 
アミコマセからはドリップが出るのでザルにブロックを入れて解凍します。


 ②バケツの海水に入れて解凍 
小型のバケツに海水を半分くらい入れて、冷凍ブロックを投入します。素早く解凍出来るので急いでいる場合におすすめです。
解凍したいコマセはザルで水を切って使用します。

下カゴ式の仕掛けなら、カゴをバケツの底に落として上下に動かせば、カゴにコマセが入るので、コマセを詰める手間を省くことができますよ。コマセが減ってカゴに入り辛くなってきたら、ザルで濾してスプーンで入れて下さい。


 ③配合餌と混ぜる 
アジパワーなどの粉状の配合餌と混ぜると集魚力がUP、カサ増しにもなり、さらにドリップも吸収してくれるので一石三鳥。

使い捨てのビニール手袋をして混ぜるのが一番しっかりと混ぜられます。バケツの角に粉が溜まりやすいのでシッカリ混ぜ込みましょう。 
混ぜ具合は配合餌のパッケージに書いてある説明を参考にして下さい。 


 《サビキ釣りの釣り方》 
コマセをカゴに詰めたら垂直に仕掛けを投入する。この時糸が巻かれているリールのスプールには人差し指を添えておき、狙いたいタナまで落としたら人差し指でラインの放出を止めベールを戻します。

次に竿先を水平よりやや下げて、竿先を2〜3回上下60cmくらい動かしてコマセを撒きます。あとは動かさずに竿を水平に構えてアタリが出るのを待ちます。直ぐ近くに魚がいれば10秒も待たずに何らかの反応があるはずです。魚が釣ることハッキリと竿にブルブル振動が伝わるので、ゆっくり巻き上げましょう。

アタリが出てから少し待って追食いさせ、多点掛けを狙うと効率よく数釣りができます。
ただしオモリの重さに対して魚がのパワーが強いと、仕掛けを引っ張り上げてしまい、グシャグシャに絡んでしまうので注意が必要です。

仕掛けが絡まるならオモリを重くするか、早めに回収しましょう。ゆっくり巻き上げながら追い食いを誘うのも一つのテクニックです。