市原海釣り施設・オリジナルメーカー海づり公園の釣り場とポイント|釣り方 釣れる魚 千葉県 | す〜さんの釣行記&釣り情報・時々AQUA

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神奈川県で色々な釣りをしながら、熱帯魚やサンゴ、ウズラ、烏骨鶏と暮らしています。
海釣り全般にルアー、ジギング、ショアジギングからバス釣りまで様々な海釣りに挑戦中。
その他、釣り情報と生き物ペット関係の記事を書いています。


千葉県市原市にある、「オリジナルメーカー海づり公園(市原市海づり施設)」は、市原市立が平成2年4月1日に養老川の河口近くに建設した海釣り公園です。

オリジナルメーカー海づり公園になる前の名前は「市原海釣り施設」でした。

オリジナルメーカー海釣り公園では、海に突き出た桟橋から海釣りが楽しめ、レンタルタックルの貸し出しもある他、施設内には仕掛けや餌を販売する売店もあり、海釣りが初めての初心者でも手軽に釣りを楽しめます。

千葉県は勿論、東京からのアクセスも良いため人気の釣り場となっています。

監視員も常駐しているので、安全面も配慮されています。お子さんとの、海釣りデビューに最適な釣り場です。



オリジナルメーカー海づり公園の情報

【営業時間】
4〜6月/6:00〜19:00(釣り桟橋の利用は18:30分まで)
7〜8月/6:00〜21:00(釣り桟橋の利用は20:30分まで)
9〜10月/6:00〜19:00(釣り桟橋の利用は18:30分まで)
11〜3月/7:00〜17:00(釣り桟橋の利用は16:30分まで)

・休園日
毎週月曜日/月曜日が祝日の場合は、翌日の祝日ではない日
12/31〜1/3日



【利用料金】
・一般:920円(7〜10月のみ460円)
・高齢者:460円(7〜10月のみ260円)
・一般(見学):220円
・高齢者(見学):110円

〈回数券〉
・一般:4600円/6枚綴り
・高齢者:2300円/6枚綴り

※高齢者とは65歳以上が対象となります。



【アクセス】
・車の場合
館山自動車道市原インターから車で15分

・電車の場合
JR内房線五井駅からタクシーで15分 

【設備】
貸し竿(1本1000円)
ライフジャケット(無料)
休憩室
レストラン
売店
トイレ

【オリジナルメーカー海釣り公園で釣れる魚】
アジ、イワシ、サバ、サッパ、サヨリ、コノシロ
スズキ、クロダイ、ボラ
キス、カレイ、イシモチ、アイナメ、カサゴ


初心者が釣り易い、オリジナルメーカー海づり公園の釣り期は、イワシやサバの回遊が始まる5〜9月の間。
この時期は、サビキ釣りでイワシ、サバ、サヨリなどを手軽に釣れるため、海釣り入門に最適ですよ。

12〜3月は、川が近く水温が下がりやすいため、この場所の釣果はかなり厳しいです。

【釣り場のルール】
・本格的な投げ釣りは禁止(ちょい投げは可)



オリジナルメーカー海づり公園の釣り場
オリジナルメーカー海づり公園の釣り場は、約120mほど沖に突き出た桟橋です。
桟橋の長さは、端から端まで約300mもあり、広々とした環境で釣りが楽しめます。

桟橋右方向

桟橋左方向
釣り場は大きく分けると、桟橋の大半を占める外海側と養老川に面したポイントです。
沖桟橋には、30cmほどの低いポールフェンスが設置されていて、ロッドホルダーや竿受けなどが設置可能です。




外海側
300mのスペースをフルに活用した外海側は、サビキ釣りとちょい投げ釣りが人気です。
足元には敷石が入っているので、すぐ近くに魚達が集まっていますよ。
あまり根掛かりはしないようです。



養老川方向

渡桟橋から海を正面に右側の、長い桟橋の先端が養老川の河口方向に位置するポイントです。
養老川方向は、カレイやイシモチが釣れる絶好のポイントになっており、チョイ投げ釣りを楽しむなら、この場所は抑えておきましょう。




桟橋左側
短い側の桟橋です。特別なポイントではありませんが、小魚の集まりは良く、サビキ釣りには丁度よい場所のようです。

管理棟からも近いので、小さなお子さんと一緒の場合や、出来るだけ近場で釣りたい方にもおすすめです。


専用のHPが出来ました



オリジナルメーカー海釣り公園でおすすめの釣り方

サビキ釣り
オリジナルメーカー海づり公園では定番の釣り方。
エサ付けが必要なことから女性や子供にもおすすめ。堤防釣り、ファミリーフィッシングで最も人気のある釣り方です。 

サビキ釣りで釣れる魚アジ、イワシ、サバ、サッパ、コノシロ、カマス、ウミタナゴ、メバルメジナ、シマダイ、カワハギ 


 《サビキ釣りに必要な道具》
 ・タックル
磯竿/コンパクトロッド/ルアーロッド
2.5〜5.3m

小型スピニングリール
ナイロンライン:2〜4号


・仕掛け
サビキ仕掛け
コマセカゴオモリ

・その他の道具
水汲みバケツハサミ、プライヤー、魚掴み、タオル、タモ網、アミコマセ(撒き餌)


・釣竿/ロッド
経験談として、サビキ釣りに使用する釣竿は絶対に長い方が釣れます。
イワシやサバのような回遊している魚は護岸から少し離れた場所を泳いでいることが多いので、最低でも足下から2mくらい離れた場所が狙える全長2.5m以上の釣竿を使おう。

3m以上の万能竿やコンパクトロッド、磯竿なら4.5〜5.3mの長さおすすめ。2m未満のショートロッドと3m以上の長い竿では、状況によって釣果に雲泥の差がでる事も多いですよ。


・リール
2〜4号のナイロンラインを100m以上巻いた小型のスピニングリールを使用する。使用するリールはリーズナブルな物で良いので、釣具店でぶら下がっている物や、ワゴンに入っている通称「ワゴンリール」で構いません。

道糸
堤防の足下狙いなら、2〜3号の道糸のナイロンラインで大丈夫です。



・サビキ仕掛け
サビキ釣りでは、サビキ仕掛けの選択で釣果が決まると言って良いので、仕掛け選びは非常に重要となります。

堤防の足下狙いなら鈎のサイズが1〜2号、ハリスが0.8〜1.5号の小さな鈎が付いた仕掛けがおすすめです。
少し高価な「リアルアミ」などの名前が付いたアミエビにソックリな鈎が付いたサビキ仕掛けは凄く釣れますよ!。
良いサビキ仕掛けはコマセを撒かなくても魚が通るとガンガン食いつきます!。


・オモリの号数
足下狙いでは3〜6号くらいのナス型オモリを使用します。オモリはサビキ仕掛けの一番下にあるスナップに取り付けます。


・アミコマセ
アミコマセに「冷凍ブロック」と、解凍不要ですぐに使える「常温保存タイプ」の2種類があります。

冷凍ブロックのアミコマセは量の割に安いので、1日釣りをするような人や、複数人で釣りを楽しむ人は冷凍ブロックを購入するのがおすすめ。
使用する、アミコマセの量は撒き具合にもよりますが、半日で1人2kgくらいあれば大丈夫です。



竿受け/ロッドホルダー
釣竿を地面に直に置くと竿やラインに傷がついて破損しやすくなるので、柵に立てかけたり、竿受けやレジャーシートの上に置くようにしましょう。専用の竿受けを使用すると便利ですよ。


《サビキ釣りの準備》
・タックルを準備しよう
釣り場に付いたら釣竿のガイドに道糸を通し、道糸にサビキ仕掛けをセットして竿を伸ばします。ガイドは必ず真っ直ぐになるようにセッティングしましょう。

・アミコマセ
の準備解凍するアミコマセには基本的に3通りの使い方があります。

①ザルで水を切る
アミコマセからはドリップが出るのでザルにブロックを入れて解凍します。

②バケツの海水に入れて解凍
小型のバケツに海水を半分くらい入れて、冷凍ブロックを投入します。素早く解凍出来るので急いでいる場合におすすめです。

解凍したいコマセはザルで水を切って使用します。下カゴ式の仕掛けならカゴをバケツの底に落として上下に動かせば、カゴにコマセが入るので、コマセを詰める手間を省くことができますよ。
コマセが減ってカゴに入り辛くなってきたら、ザルで濾してスプーンで入れて下さい。

③配合餌と混ぜる
アジパワーなどの粉状の配合餌と混ぜると集魚力がUP、カサ増しにもなり、さらにドリップも吸収してくれるので一石三鳥‼︎。
使い捨てのビニール手袋をして混ぜるのが一番しっかりと混ぜられます。バケツの角に粉が溜まりやすいのでシッカリ混ぜ込みましょう。混ぜ具合は配合餌のパッケージに書いてある説明を参考にして下さい。



《サビキ釣りの釣り方》
コマセをカゴに詰めたら垂直に仕掛けを投入する。この時糸が巻かれているリールのスプールには人差し指を添えておき、狙いたいタナまで落としたら人差し指でラインの放出を止めベールを戻します。

次に竿先を水平よりやや下げて、竿先を2〜3回上下60cmくらい動かしてコマセを撒きます。あとは動かさずに竿を水平に構えてアタリが出るのを待ちます。直ぐ近くに魚がいれば10秒も待たずに何らかの反応があるはずです。魚が鈎に食いつくと、ハッキリと竿にブルブル振動が伝わるので、ゆっくり巻き上げましょう。

アタリが出てから少し待って追食いさせ、多点掛けを狙うと効率よく数釣りができます。ただし、オモリの重さに対して魚がのパワーが強いと、仕掛けを引っ張り上げてしまい、グシャグシャに絡んでしまうので注意が必要です。仕掛けが絡まるならオモリを重くするか、早めに回収しましょう。ゆっくり巻き上げながら追い食いを誘うのも一つのテクニックです。






チョイ投げ釣り 

ちょい投げとは、「投げ釣り」のライト版で、3〜10号くらいの軽い仕掛けを軽く投げ入れて、岸から近い場所の海底に生息している魚を釣る釣り方です。

 仕掛けの準備や釣り方は海釣りの中で最も簡単です。餌にイソメ(ゴカイ)を使用するので、女性の方は苦手かもしれませんが、近年、パワーイソメなどの人工餌も販売されているので、イソメが苦手な人でも、ちょい投げ釣りを楽しめますよ! 



《必要な道具》 

釣竿/ロッド 
1.8〜2.7mくらいのコンパクトロッド、万能竿、ルアーロッドなど、オモリが投げられるロッドなら大抵の釣竿が使用出来る。 

リール 
ナイロンラインの2〜3号か、PEラインの1〜2号を100〜150mほど巻いた小型スピニングリールを使用。ラインが太いと受ける水の抵抗が増え、仕掛けが潮流で流されやすくなってしまいます。 


仕掛け/天秤 
投げ釣りには、仕掛けの絡みを防止する、「天秤」を使用します。天秤は主に「L型天秤」と「ジェット天秤」が使用されます。

L型天秤は最も一般的に使用される天秤で、多少潮流が早くても仕掛けが流されにくいのが特徴。ジェット天秤は仕掛けの回収時に浮き上がりやすく、足元付近に根が有る場所では、根掛かりを回避することができますが、その反面潮流が早いとコロコロと転がるため仕掛けが流されやすい。



投げ釣りの仕掛け
投げ釣りは対象となるキスやハゼなどの魚が吸い込みやすい流線鈎で、2〜3本鈎の仕掛けが主流。

仕掛けには鈎のサイズが記載されているので、小さい仕掛けと大きい仕掛けを用意しておけば、ハゼからイシモチ、ヒラメなどに対応することが出来ます。



投げ釣りで使用率がされる餌だとイソメ(虫エサ)がお馴染みですが、イソメにも幾つかの種類があり、動きや匂いなどの特性が異なります。うまく使い分ける事が釣果を伸ばすコツですね。

・アオイソメ
最もポピュラーなイソメ(虫エサ)で価格も比較的安価。あらゆり魚を釣る事ができる。アオイソメは生物発光すると言われており、夜釣りの餌としても向いている。


・イワイソメ
投げ釣りからウキ釣りまで幅広く使える大物狙いに使われるエサ。匂いが強く魚を引き寄せる。
アオイソメとは味が違うらしく、使い分けで釣果に違いが現れる。アオイソメとイワイソメを、交互に鈎に付けて使う使い方もおすすめで、その日、釣れるエサを探す場合に有効。


・ジャリメ(イシゴカイ)
細身の虫エサで、シロギスの数釣りに適していると言われる虫エサ。特にピンギスと呼ばれる小型のシロギスに有効な餌だ。

・コガネムシ
コガネムシとイワイソメはカレイ釣りで定番の虫エサ。身が柔らかく遠投には向かない。

・人工餌
虫エサが苦手な人には魚が好きな匂いを出す素材で人工的に作られた餌がおすすめ。石粉イソメに塗すと滑り難くなり掴みやすくなるアイテム。

〈釣り方〉
餌はハゼ、キス、イシモチが狙いであればイソメを鈎に刺して、垂らしが1〜2cmくらいになるようにカットする。
最初はアピールを兼ねて、イソメを丸ごと掛けて使うと魚の居場所を素早く探ることが出来ます。


仕掛けを投げ入れ着底したら、糸フケ(タルミ)を巻き取り、道糸が出来るだけ真っ直ぐ張るようにします。仕掛けに弛みがあると、魚がヒットしたり餌を突ついても、なかなか竿にアタリが出ませんよ。


・沢山釣るなら手持ちが1番!
ハゼやキス、イシモチを沢山釣りたいなら、置き竿にせず手持ちで釣るのが1番。仕掛けを動かすことが重要で、投げ入れたらだけでは、仕掛けが着底したその場所に魚が居なければお終いです。

なので竿やリールを使い、ゆっくりと仕掛けを移動させて魚の居場所を探します。
竿で仕掛けを引っ張り動かす場合は、竿を手に持ち海側へ45°に傾け、3〜5秒かけてゆっくりと90°まで起こします。糸フケだけ回収しながら竿の角度を45°まで戻し、あとは同じ動作を繰り返すだけです。リールで仕掛けを動かす場合は、ハンドルを3〜4秒で1回転くらいのペースで回して下さい。


・沢山釣るためのポイント
魚は真っ平らな海底の場所には少なく、岩やヨブ、駆け上がりと言った、海底に地形の変化がある場所に集まる習性があります。釣れるポイントは仕掛けを引いてくると、仕掛けが急に重くなる場所があるはずなので、その場所には魚がいる可能性が高いです。

仕掛けが重くなったら、少し動かさずに待ってみたり、置き竿にしてみるのも良いでしょう。ちょい投げでは闇雲に投げ入れて放 運任せにせず、魚を探して釣る事が釣果を上げるためには重要ですよ!。






ロッドホルダーがあると便利
ポールフェンスに設置できる、ロッドホルダーの使用がおすすめ。




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