ライトショアジギングは重いルアーを使用し激しいアクションを多用するルアーフィッシングですし、釣れる魚も匹が強い青物です。メタルジグを遠投し回収する作業を1日に100回以上繰り返すため、ショアジギングでは巻き取るラインの長さだけでも数千メートルになります。
パワフルな青物を釣るリールには高い強度と耐久性、巻き上げパワーが求められます。
今回はショアジギング・ライトショアジギングにお勧めの丈夫なシマノとダイワのスピニングリールを紹介します。
シマノとダイワのリールの違いとは?
ショアジギング用のリールを選ぶ場合は「シマノ」か「ダイワ」この2大メーカーのリールを選択する人が多いと思います。シマノとダイワのリールからショアジギングで使用するリールを選ぶなら、性能の違いや特徴が気になりますよね。まずはシマノ・ダイワのスピニングリールの違いを軽く紹介しておきます。
手番・サイズ表記
シマノの4000番にあたるサイズは、ダイワで言うと3000番になります。(2018年以降に発売されたLTモデルのリールから同サイズになりました)
現在ダイワで主流となっている「LT」と付くモデルはシマノと数字とサイズが同じになっています。ダイワLT4000番はシマノ4000番と同サイズです。
大型スピニングリールも20ソルティガからシマノのSWリールとサイズが同じになっています。
スプールの駆動方法
シマノとダイワのスピニングリールで1番違うのはスプールを上下に動かす構造の違いです。シマノはウォームシャフトを使用し、ダイワはギアでスプールシャフトのピストンを前後に運動させて動かします。仕組みは違いますが一概に何方の方式が優れてるとは言えません。
防水機能の違い
・シマノ
シマノはリールのグレードによって防水機能に幾つかの種類と防水性能に違いがあります。主に撥水処理、防水グリス、パッキンとその組み合わせです。
コアプロテクト→Xプロテクト→Xシールドの順番で防水性能が上がっていき、Xシールドでは水没しても大丈夫なほど高い防水性能を発揮します。Xシールドはオフショアルアーや本格的なショアジギングで使用するSWモデルに採用されています。
・ダイワ
ダイワはマグシールドと言う磁性オイルを水の浸入しやすい駆動箇所に磁力で留める独自の防水機構を採用しています。シマノのステラSWにダイワのソルティガと、何方もメーカーインプレッションでは水に水没させられる程の防水機能は持ち合わせています。
巻きの軽さでは摩擦抵抗が少ないマグシールドに多少部がありますが、ダイワのリールは「モノコックボディ」が採用されてから分解が面倒になりました。
自分で分解メンテナンスをするならシマノがおすすめですね。あと、ダイワはリールのパーツ価格が高い傾向にあります。
ローターの種類
ハンドルを回すとラインを巻き取るために回転する部分をローターと言います。シマノはリールの用途に合わせて、ローターの形状と材質を使い分けています。
材質はアルミ製、マグネシウム製、カーボン製などがあります。
一方、ダイワのリールは、ほぼ全てのモデルにエアローターと呼ばれるカーボン製のローターを採用。エアローターの形状はリールサイズやグレードによって微妙に異なります。
ライトショアジギングで使用するスピニングリール
ライトショアジギングでは主に小型スピニングリールを使用します。シマノでは4000番・C5000番、LT4000・5000・6000番までリリースされているスピニングリールの事で、使用用途を限定しないモデルを汎用スピニングリールor無印スピニングリールと呼びます。
耐久性を重視するならシマノだとSW4000番も選択肢に入りますね。
シマノのC5000は4000番のボディに5000番のスプールを装着したもので実質4000番になります。耐久性は4000番と変わらないので、SW5000番とは強度・耐久性の差がありますし、自重もC5000番が遥かに軽くなっています。
小型のスピニングリールは軽量なのでシーバスロッドやサーフロッド、エギングロッドを使用するライトショアジギングにも最適。
ライトショアジギングにおすすめのスピニングリール
シマノ 21ナスキー
21ナスキーからねじ込み式ハンドルを搭載し、ヴァンフォードと同型ね最新型のボディにバージョンアップされました。ターゲットがイナダまでのライトショアジギングなら十分な強度を備えています。
シマノ 19ストラディック
19ストラディックは上位モデルに匹敵する性能を手に入れた2019年時点でコスパ最強のスピニングリールです。19ストラディックにステラ譲りの丈夫なアルミ製ハガネボディ(ハーフ)、大口径ハガネギア、マイクロモジュールギア2や、高い防水性能を誇るXプロテクト、飛距離が伸びるロングストロークスプールまで搭載してしまいました。カタログスペックでは19ストラディックは15ツインパワーを凌いでいます。
それでいて価格も2万円程度とツインパよる1万円以上安いんだから驚きですね。まさか先にストラディックにこんなに沢山の最新技術が搭載されるコスパ最高のリールです。19ストラディックはショアジギング入門に最適なリールですよ。
ダイワ 19レグザLT
アルミボディで堅牢、LTで軽い!ハイバリュー、高剛性、レグザの誕生。 |
■タフなソルトゲームに最適 ■高級機種に見劣りしない仕様 ■様々なロッドにマッチするデザイン |
《技術特性》
・タフデジギア
過酷な環境に耐え抜く、強靭な心臓部が不可欠。滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」
・エアローター
・ATD(オートマチックドラグ)
ストラデック同様、メタルボディながらリーズナブルな価格設定でショアジギング入門に最適な高剛性スピニングリールです。
シマノ 20ツインパワー
ダイワ 19セルテート
19セルテートから全モデルにモノコックボディを採用。更に軽く、更に頑丈にと言う不可能とも思えるアングラーの要求を可能にしました。
駆動部各所がマグシールドにより完璧にプロテクトされているので水飛沫の吹き付ける環境でもへっちゃらですよ。30cmくらいの水深までの水没にも耐えられます。
性能では15ツインパワーを凌ぎますが、ツインパより1万円ほど割高なのが難点です。
《中型スピニングリール》
シマノでSW4000・5000番以上・ダイワで6000番以上のリールが大型スピニングリールに分類されます。大型スピニングリールはワラサやブリ、ヒラマサ狙いの本格的なショアジギングタックルに使用されるリールサイズです。
シマノ 21スフェロスSW
シマノ最安のSWリールことスフェロスSWが「21スフェロスSW」としてモデルチェンジします。20ストラディックSWと同型のボディとアルミ製のハガネギアを搭載し、大幅に軽量化された割に、実売価格は据え置きで14000〜16000円と非常にコスパの高い大型スピニングリールとして生まれ変ました。これからショアジギングやオフショアジギングを始める方におすすめのエントリーモデルです。
ダイワ BG
パワフルなターゲットが目白押しのショア・オフショアSWルアーゲームを遊び尽くすのに最適な高剛性・高耐久スピニングリール。強力なパワーを生み出す大口径ドライブギヤをしっかり支える高剛性アルミボディにカーボンドラグワッシャー採用のATDを備え、ハードな条件で使用するリールに求められる第一要素である「タフネス」を高い次元で実現。この釣りを始めたいアングラーの最初の1台として申し分ない性能を発揮する。
ライトジギングからオフショアキャスティングまで、様々なシーンに対応する3500~5000Hまでの7アイテムをラインナップ。
シマノ 21ツインパワーSW
ツインパワーSWはステラと基本的な設計が同じで、性能の割に3万円ほど安く人気の高い高強度スピニングリールです。ステラSWと差別化するためにツインパワーSWはボディカバー側が樹脂のメタルハーフボディになっています。5000〜6000番はコルトスナイパーMH〜Hとの相性も抜群!。
シマノ 20ステラSW
19ステラSWでは新たに耐久性に優れる「ヒートシンクドラグ」、「インフィニティードライブ」、「NEWコンパクトローター」、「Xリジットローター」より巻きの軽さと耐久性を突き詰めました。
SWの4000番は専用のコンパクトローターを搭載しており、軽量化と巻心地が軽くなっています。
13ステラSWからギア強度、ドラグ性能、防水機能が大幅に強化されました。19SWはステラだけあって、強さだけでなく巻きの軽さ、滑らかさと高剛性を高次元で兼ね備えたスピニングリールです。
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