出典 http://www.shopping-charm.jp
カージナルテトラはネグロ川、オリノコ川に生息するカラシン科の熱帯魚です。
青と赤のラインが非常に美しく、群れをなして泳ぐため、水草レイアウトの水槽に泳がせる魚に選ばれる事も多いです。
《カージナルテトラの飼い方》
分類:カラシン亜目カラシン科
学名:Paracheirodon axelrodi・全長・4cm
・寿命・3年
・性格・大人しい/混泳向き
・病気・ネオン病/尾腐れ病/白点病
・水槽・30cm〜
・水温・24〜28℃
・水質・PH6.0〜7.0
・餌・フレーク/粒状/アカムシ/イトメ
カージナルテトラは、熱帯魚飼育初心者にもオススメの、とても飼育しやすい熱帯魚です。熱帯魚を飼育する上で基本的な知識が有れば難しい事はありません。
テトラは普段群れを作って生活している魚で、少数で飼育すると怯えて隠れがちになってしまいます。10匹以上で飼育してあげましょう。
注意点として、カージナルテトラは熱帯魚ショップでもかなり回転率の高い魚でもあり、入荷間もない魚を購入してしまうと、度重なる移動で弱ってしまったり、衰弱により病気を発症してしまう事もあります。
購入する際には、しっかりトリートメントされたカージナルテトラを購入するようにしましょう。
直接ショップへ買いに行くなら、入荷から1週間経過した個体を購入するのが安心です。
入荷日はショップの店員さんに聞けば、普通なら入荷から何日経っているのか教えてくれますよ。
《水槽》
カージナルテトラを飼育する引数の目安として、カージナルテトラ1匹あたり3ℓの水量を確保してあげましょう。
30cm水槽 10匹、45cm水槽 15匹、60cm水槽 20〜30匹が目安となります。
《フィルター》
水量に合ったフィルターなら、お好みのフィルターを選べば大丈夫です。
《水質》
カージナルテトラは、弱酸性〜中性の水質を好みます。定期的な水換えなど、通常の飼育管理をしていれば特別な調整は不要です。
《餌》
カージナルテトラの餌はフレーク状かカラシン用の人工飼料を与えます。
《カージナルテトラの病気》
〜ネオン病〜
ネオンテトラやカージナルテトラに多く見られる病気です。初期症状として病魚の体表が白化し、他の魚と離れて泳ぐようになります。さらに症状が進行すると、白化部位は拡大し出血班が認められるようになり、病魚は衰弱して死に至ります。
・治療法・
グリーンFゴールドを使用し薬浴を行います。
併せて飼育水の塩分濃度を0.5%まで上げます。
〜白点病〜
・症状・
体やヒレに白い白点が現れます。放置すると、やがて全身を白点に覆われ死んでしまいます。
白点病は、主に水質の悪化と水温の低下で発症しやすくなるので、適正水温を維持して下さい。
・治療法・
発症初期の白点病なら塩水浴で完治することが多いです。
塩分濃度0.5〜1%で塩水浴を行います。
症状が酷い場合には魚病薬を使用します。
〜尾ぐされ病〜
・症状・
尾やヒレが白く変色し症状が進行すると、ヒレが周囲から溶けてしまいます。
魚の体色が褪せたりする事もあります。
尾ぐされ病は感染症のため、尾ぐされ病の症状を発見したら、早目に魚病薬を使用し対処しましょう。
・治療方・
魚病薬を使用した薬浴。
尾ぐされ病の原因となるカラムナリス菌は塩分に弱いので、0.5〜1%の塩水浴で治療します。
〜水カビ病〜
・症状・
体表に白い綿のような水カビが発生し、患部を腐らせます。
・治療法・
魚病薬による薬浴。
発症初期であれば濃度0.5〜1%の塩水浴で完治します。
グリーンFゴールドは、様々な細菌性感染症に有効ですよ。
水草レイアウトに映える小型美魚、カージナルテトラを飼育してみませんか?
発色の良いワイルドもオススメです。
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