明け方ガタガタガタッと窓ガラスが鳴った。地震だ。大きいな、と思いテレビをつけた。震度2。
東日本大震災の震度7とはどれほど恐ろしいのだろう。想像もできない。
8:00頃また地震があった。
続け様の地震でまあまあ怖くなり、早速24時間営業のお店に水やら非常食やらを2日分程買いに行った。
今日は歯医者の検診の予約が入っていた。
買い物のついでにそのまま歯医者に行った。
帰宅すると玄関に簡易仏壇が作られていた。
発泡スチロールの箱に、水とお皿。
キュウリと割り箸で作られた牛?の飾りがお供えしてある。
その後ろ壁にパソコンで打ち出した、愛猫の写真が貼られていた。
春に死んでしまったサルサの初盆だった。
30歳になった次男の気持ちばかりの供養である。
我が家の中で、サルサは特別な家族だった。
20年を共にした動物は他にはいない。
デカイ図体をし、家では超無愛想な次男ではあるが相変わらず気持の優しい男である。
水の入った小皿の横に、空の小皿が置いてあった。
「チュールでも入れてあげれば良いのに…」
と言うと、
「セリに食われた」
くっそ〜、セリめ(笑)
「セリ」とは現在我が家にいる唯一のペット。
8kgのオス猫🐈。
自分の皿のフードを食べて欲しいものである。
それにしても玄関先にお仏壇とはちょっと寂しいので、リビングに移動した。
次男も長男も、盆休みが終わり今日から出勤だ。
ん???
「お盆終わってるじゃん」
と次男に言うと
「今日帰ってきてから送るから…」
だそうだ。
世間のお盆とは少しずれちゃったけど、「気は心よね」と思った今朝の出来事。