自分が好きなものを見つけるのは、自分を知ることに繋がる | 手書きPOP工房「しあわせのたね」

手書きPOP工房「しあわせのたね」

キャラ似顔とキャッチコピー、味と動きのある文字で
世界にたったひとつのあなたのPOPを作ります。

2月は逃げるの言葉通り、
もう2月も明日で終わり。

少しづつ日は長くなり、
温かい日も増え、梅の花も綻び
春の兆しにウキウキとしますね。

うちの近所に蝋梅の並木道があり、
昨日お散歩の足を伸ばして見に行きました。

可愛らしい黄色の花を愛で
何とも言えない魅惑的な香りを
思い切り吸い込み、
身体に蝋梅という花の記憶が
刻み込まれた気がしました。

写真や絵ではわからない
香り、空気、佇まい、
微妙な表情、

その場で感じるものの存在感が
いつまでも鮮やかに記憶に残るんだと思います。

実物に触れないと、
現場に立たないと、
肌で感じないと、
自分の中に確かなものとして
残らないとおもいます。

図録やポスターの写真と
実物はやっぱり迫力が全然違います。

美術品も数を見ていくうちに、
自分の好きなものがわかってきて、
たとえ名前を知らないアーティストの作品でも
自分の好きな共通点を見つけると
親友を見つけたような気がします。

同じものを見ても
感じるものは人それぞれ。
感性はどれが正解がない世界。
自由でいいんです。

自分が好きなものを見つけるのは
自分を知ることにつながります。

芸術鑑賞は
自分とは一体何者なのかを知るのに
一番早い道ではないかと思うのです。

自分が好きな世界にいるのは
本当に幸せなことです。

feel the beauty「美しいものを見なさい」絵本より
「美しいものは美しい。
好きなものはたまらない。」
(小山美秀子)