死ぬまでフレッシュな感動を持ち続ける | 手書きPOP工房「しあわせのたね」

手書きPOP工房「しあわせのたね」

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世界にたったひとつのあなたのPOPを作ります。

昨日は、神戸市立博物館で
「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」
をみてきました。

見終わった感想は
北斎という人は、
本当に絵を描くことが
好きで好きでたまらなかったんだろう

何を見ても、
これをどういう風に絵に描こうか
いつもいつも考えていたんじゃないか
と思いました。

とにかく貪欲に
あらゆるジャンルに挑戦していて
どれもこれも独特の個性が際立っていて、
奇想天外で、超絶技巧の
描写とどこかユーモラスな創作が
入り混じった構図が絶妙で
本当に面白かったです。

北斎という人に興味を覚え
生涯を調べてみたら、

有名な「富嶽三十六景」は
70歳を過ぎてから刊行されたもので、
74歳で「富嶽百景」を
完成させ、その後書きに、

「自分は6歳の頃からものの姿を絵に写してきた。
よく考えると70歳までに描いたものにはろくな絵はない。
73歳になってどうやら、鳥やけだものや、虫や魚の本当の形とか、草木の生きている姿とかがわかってきた。
だから80歳になるとずっと進歩し、
90歳になったらいっそう奥まで見極めることができ、
100歳になれば思い通りに描けるだろうし、
110歳になったらどんなものも生きているように描けるようになるだろう。」

生涯貧乏に苦しみ
79歳の時に火事で、70年描き続けてきた全ての写生帳を失っても
「私にはまだこの筆が残っている」といい
88歳で亡くなる目前に
「せめてもう10年、いやあと5年でもいい、
生きることができたら
私は本当の絵を描くことができるのだか」と嘆いたといいます。

まさに生涯現役で、
飽きることなく、
満足することなく、
驕り高ぶることなく、
執拗に絵を描き続けた北斎。

生活に苦労していても
その絵から苦しみは微塵も感じられないので、
きっと心から絵を描くことを愛し、
楽しみ、死ぬまでフレッシュな感動を
持ち続けていたんだろうと思いました。

後世の人の心を打つのは
そんな作者の思いなんでしょう。

そして私はやっぱり
いろんな要素が一枚に凝縮された
浮世絵版画の世界に惹かれました。

来年の年賀状は版画に挑戦したいと思います。
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