12/24月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第126回目のポッ ドキャスト放送です。 

 

オープニングトークはお二人の近況報告から。

 

松本さんからは12月になってとても寒いが、風邪もひかず、元気いっぱい過ごしている。風邪だけでなく、風疹も流行っている。予防接種も無料で出来るので、是非検査も含めて気を付けて頂きたいとお話頂きました。12/10に臨時国会が終わり。国会が閉じても平成31年度に向けて税制改正と予算編成の最終の大詰めの作業をしていて、基本的には昼間は国会にいて夜は年末で色んなイベントがあるのでそれに参加したりしているとお話し頂きました。

 

あべさんは皇居乾通りの一般公開で紅葉を見に行ったお話。平日でも老若男女問わずお客さんが来ていて凄かった。何時やるかはマスコミなど新聞にもよく出ている。普段は見れないので機会があれば皆さんにも行ってほしいとお話し頂きました。

 

いずれにしても平成最後の12月。来年は新しい元号のなかで元年の年の瀬になる。今年一年を振り返りつつ、来年がもっともっと良い年になるよう、皆でしていければ良いですよねとお話し頂きました。


二つ目のお話しは西東京市議会選挙と西東京市が抱える課題について。


放送日の12/24には結果が出ているが、実は12/23が西東京の市議会議員選挙の投票日になっている。収録している今日は12/16で選挙が始まったその日。ということであちこち回らせて頂いてという日々が続いている。

いずれにしても西東京市も人口が20万人を超え、なろうと思えば中核市になれるところまで来てるて、どうやってそうしたした市民の皆さんにサービスを提供していくのかという課題や、もう暫くすると人口が減少する局面になってくるので、そういうことを見通してどういう街づくりをしていくのか色んな課題が山積しているなかで行われている選挙。

 

収録の時点では選挙が始まったばかりで結果は分からないが、この放送がされている時には新しい市議会の顔ぶれがはっきりしてると思いますから、市民によって選ばれた代表の皆さんが、これから市議会で喧々諤々の議論をして頂いて市民の皆さんにもどんな議論が行われたのか、そこでどんな結論が得られたのか、どういうことが意見として出されたのかを市民の皆さんに伝えていって、市民の皆さんにもご興味を持って頂いて、そういう関係ができると議会と市民の良い関係が出来上がって、それが行政を突き動かしていく大きな力になっていくと思う。新しい市議会議員の皆さんに本当に期待したいなと思うとお話し頂きました。



三つ目のお話しは臨時国会を振り返って、松本さんが携わった国会改革についてお話し頂きました。

12/10に臨時国会閉幕。参議院で最後法案を巡って様々な議論があり、採決が明け方4時過ぎなった。衆議院もそれに備えて自分も朝五時まで国会に詰めてということがあった。入管法、漁業法の主にこの二つが大きな争点になった国会だったと思う。重要で国民の関心も大きく、良い意味でも悪い意味でもお叱りを受けました、そういう国民生活に影響がある法案だったのだろうと思う。野党の皆さんから頂いたご指摘や国民の皆さんから頂いたお声を今一度しっかり受け止め、そういう皆さんにもご納得頂けるように、そういった皆さんのご心配が解消されるようにこれからもしっかりと務めていかなければいけないなと感じた。

 

私自身が担当していたのは内閣委員会と消費者問題に関する特別委員会。この臨時国会の間に4本法律を野党の皆さんにもご協力頂き無事成立させるとが出来た。もう一つ私が取り組んでいて今国会では結論を得るところまではとても至ってないが、最近小泉進次郎さんが注目されやろうとしている一つの柱が国会改革。

 

国民の皆さんから選ばれた議員が民主的な手続きにに則って様々なことが議論されているが、国民の皆さんから見るとまだまだおかしいじゃないかという部分があったり、実際なかで働いてみると、もっともっと良いことが出来るんじゃないかという観点で国会改革を進めましょうという動きが加速して進んでいる。ただ実際に議員の皆さんが色々仰って頂いてもなかなかできるわけではなく、私が理事をしている議員運営委員会で基本的には国会改革に関する議論が行われ、そこで結論を得ていくのが重要な手続きになる。

 

今国会改革に関して私の方で色々と進めさせて頂いて、今国会で議論を進めて野党の皆さんとも理解をして頂いて12/10臨時国会の最終日にまずはペーパーレス化を進めていきましょうとか、国会の審議の透明性をもっと高めていきましょうとか、こういうことを検討を進め通常国会で結論を得ていきましょうということをようやく与野党合意を得ることができた。こうしたこともこれからしっかり進めていきたいなと思う。

実はこれまでも色んな国会改革をしてきていて、今年の前半に行われた通常国会では憲法も国会法、衆議院規則などが昔の時代に作られた規則の則って行われてるものが非常に多く、一方でIT化が進展して会社でも紙が使われなくなって来ているなか、国民の皆様からお預かりしている税金を使っている以上、紙を無くすことで印刷代を節約できるのではないか、環境的な配慮の観点からもペーパーレス化を進めることができないのかということで一部ペーパーレス化を推進させて頂いたり、質問主意書という国会議員が政府に対して 国会での質問は勿論、色々なことを問い質す手段として紙で質問する権利が認められているが、ここの運用改善をさせてもらい、実は今年の前半の国会改革でも一部進展したものがある。一方でペーパーレス化についてはごく一部のところしかできていない、これをもっともっと進めるために色々と検討させて頂いている。


国会は民主主義の現場ですし、できる限り国会の運営は与野党がしっかりと議論をしたうえで納得をする形で結論を得ていくことが凄く大切。その意味ではペーパーレス化の推進は進めなければいけないわけだが、与野党折衝が色んな国会の状況で上手くいかなかったりするなかで、今回は最終的に来年通常国会で正式に議論の俎上にのっけて早急に結論を得ていきましょうということが与野党間で確認をされたということが一歩前進になっている。これに基づいてこれからもしっかりと進めていくことが確認されたということで議論を加速させていきたいと思う。

またもう一つ私が手掛けている国会改革の一つの課題。議員さんから要望が出てきたことが発端だが、女性の議員が出産をする時に代理投票を認めてくれないかという話がある。なかなか難しい課題がある。憲法第56条には「両議院は、各々その総議員の三分の一以上の出席がなければ、議事を開き議決することができない。」とある。当然議員がその場にいなくて誰かに自分の一票を託すのは憲法違反になってしまうというのが衆議院法制局の見解。なかなか難しいが、一方で女性が社会進出をしてきていて、選挙でその地域から代表として選ばれる議員さんが男性であろうが女性であろうが代表者として一票を投じる権利はできるかぎり平等に確保され無ければいけないというのも日本の国の男女平等の原理原則だと思う。

IT技術の進展により、女性ならではの事情によって国会に出席をすることが出来ない時、代表者として一票を投じることが出来るような方策を考えるべきではないかという意見もあり、こういうことも内々には議論をし、どんなことをすれば憲法違反をすることなく、そうい権利を認めることができるのだろうかというようなことも今様々な議論をしているところだったりする。


そういう意味では難しい部分も沢山あるが、憲法という制約、同時に与野党間の話し合いも含め各党が色んな意見を持ってますから、その辺を調整することはなかなか大変なことだが、一方で日本の国の民主主義を発展させていく観点からも国会改革をしっかりと進めていくことは本当に大切なことなんだろうと思う。


色々と思惑が絡みあってわたくしも最前線でほかの党の皆さんとお話をさせて頂いたり、本音ベースで語り合いながら、どういう方向に導いていくのが皆さんの理解も得られて良いのかなと臨時国会の最中もあれこれ話し合いを重ねてきた。なんとか少しでもこうした改革が前に進んで税金の無駄遣いというか効率的に使えないかという観点であったり、女性の議員の権利を発揮をさせる方向で改革をしていくことで、日本の民主主義をさらに発展させていくことができないだろうか、そんなことを一所懸命力を入れて時間をかけてやっている。

 

なんとか今年の国会で結論が出たもの方向性が確認されたものこれをさらに加速度的に進めていって、国民の皆さんの国会に関する理解が深まることをもっともっとやっていかなければいけないと思う。なかなか結論が得られてる話でないがこれからも一所懸命こういう取り組みを進めていって成果が出た暁にはまた皆さんにご報告させて頂きたいと思うとお話し頂きました。

 

四つ目のお話はお二人に今年一年の出来事について振り返ってお話し頂きました。

 

今年の漢字は「災」。本当に災害が多い一年だった。我々の常識が通用しない災害が多く、北海道の地震では北海道全体の電力が止まりブラックアウトしたり、7月の西日本豪雨災害ではあれだけ広域の浸水被害が出て未だに災害の爪痕が残っている。また大きな台風もあり、偏西風が西から東に気流が流れているから台風は西から東へ流れるのが大体の私たちの想定だが、今回は東から西に迷走する台風があったり、我々の常識が通用しない災害が多い一年だったと感じる。

私も災害対応を色々とさせて頂いたが、今年を振り返ってという意味だと7月に西日本豪雨災害の被災地である岡山県倉敷市真備町に議員としてではなく一人のボランティアとして災害復旧としての泥だし作業をしながら色んなことを学ばせて頂くことが出来たこと。9月には御嶽山噴火災害から4年ということで、ようやく規制解除されて山頂まで一般の方も上がれるようになったので、その日に合わせて御嶽山に行き、山頂まで徒歩で登り、慰霊碑に手を合わせてきたりした。災害というものにどう対応してくのかということをもの凄く感じた一年だったという気がしていますとお話し頂きました。

あべさんは草津の白根山の噴火で同級生が殉職したお話し。衝撃でした。改めてご冥福を祈りたいと思いますとお話し頂きました。

このラジオ番組も毎月一回だが必ず災害関係の話が入ってくる一年だった気がします。振り返ってみて私が災害現場や色んな方たちと話をすると「まさか自分たちの地域でこんなことが起きると思わなかった」という声を聴くことが凄く多かった。災害は何時どこで起きるか分かりませんから常日頃から自分自身に災害が降りかかったらどうするのか想定し、その備えをしていくことが大切だと思います。それは当然個人だけでなく、ご家族みなさんとどうするのか事前に考えておく準備しておくことが大切なことだと思う。そういうことを今年一年の教訓みたいに考えてもらえたら本当に有難いと凄く感じる。

災害復旧・復興については様々なインフラ整備というようなこともやっていかなければならない、同時に情報を統合していち早く有用な情報を現場に伝えていく努力というものも進められています。災害での教訓を様々な地域へ横展開していくような取り組みも進んでいたりする。ハードとしての災害対応とソフトとしての災害対応を行政をやっていくうえでもしっかりと進めていくことは大切な事柄だお思う。出来るだけ想定外ということをなくしていくためにも行政も想像力を豊かにしてしっかりとその対応をしていくことが大切なんだろうと思う。


今年の多発した災害を受けて国としても各自治体と協力をしながらその対策をする補正予算や来年度の本予算で積んで対応していくということになる。ただそこで対応したから良いという話でなく、そこは国民の皆さんと共有をし行政だけでなく国民のみなさんと一緒に取り組んでいくための課題であるという風に思っている。そういう意味ではこのラジオを聞いてらっしゃる皆さんにも是非知って頂きたいなと思う。

私も今年は電車が止まって帰って来るのが大変だったということもあった。自分自身が地震に直面をしなかったとしても、色々と常日頃から対策を考えておくということが凄く大切なことになるんじゃないかと思っている。是非来年はもっともっと良い年になってもらいたい。そのためにも家族みんなで年末に話し合いをしてみるのも良いんじゃないかと思う。12月も終わり、来年は新しい年号になります。ラグビーワールドカップの年でもあります。本当にわくわくする年にしたいと思いますとお話し頂きました

 

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