5/28月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第119回目のポッドキャスト放送です。 

 

オープニングトークはお二人の近況報告から。松本さんからは地元回りで感じたことについてお話頂きました。

 

今、地元ではお祭りもあり、総会シーズンで新しい年度の様々なことを決めていくということがあり、色んな団体、色んな商店街からお声がけして頂いて、色々と挨拶もするけれど、皆さんからお話をお聞きをするような場面を頂いたり、この時期はある意味非常に忙しい時期の一つ。

 

企業であれば「売り上げを上げろ、利益を上げろ」とか、数字で目標を示せるようなものがあり、そういうものはある意味経済活動の一番の根本みたいなところがあるが、政治の世界の難しいところは色んな人が色んな価値観を持ってこの国、この地域に暮らしてらっしゃるそれぞれの皆さんによって、大切にしている物も当然違うわけで、一つのことに結論をつけるのにも、ある一方の人から見れば、それは賛成だけれど、もう一方の人から見れば、それは反対と、そういう竹で割ったように「これが正しい」とか「悪い」というのを言うのが難しい部分がある。でもやはりそういう中で一つの結論を得ていく、そして出来る限り多くの皆さんに納得をして頂いて幸せになって頂けるようなものを作り上げていかなければいけないという意味において、それぞれの皆さんがどんなことを考えてるのかなとか、どんなことを大切にしていらっしゃるのかなとか、どんな問題を持ってらっしゃるのかなということを知るということは極めて重要な話で、もし仮に例えば日本の国が「とにかく税収を上げることが最大の目標なのだ」ということであれば、もしかしたら政治家はあまり必要ではなくて、余程経営者の皆さんにやってもらったほうが良いのかもしれないが、やはり民主主義という制度の中で、多くの皆さんが持っている価値観、これらをしっかりと受け止めて、そしてそれらの皆さんの価値観を生かして国づくりをしていかなければいけない、というのがある意味民主主義だと私は思っている。勿論色んな方から色んなことを教えて頂くが、逆に時間をかけて地域を回って色んな方からお話を聞かせて頂けるというのは何物にも代えがたい財産だなとすごく思う。 

 

あべさんからも投票するほうも竹を割ったような投票は出来ないと思う。だからこそ実際にお会いして実際に意見をぶつけ合う のはものすごく大事だと思う。そういう意味ではそういうやり取りができることは本当に有難いと思うとお話頂きました。

 

続いてはあべさんの近況について。GWは仕事。4月から息子が高校野球でずっと連休中も朝練。まだ一年生なので先輩の試合のお手伝いみたいな感じ。朝五時半に西国分寺中央線みたいな感じで電車に頑張って乗ってくので頑張って送ってきた。 子供たちの努力は応援したい気持ちになるとお話頂きました。

 

松本さんのGWについては、政治家が日本を離れて海外へとたまに報道されたりするが、私もどこにも行かずに地元べったりでやらせて頂いた。

 

 GW前半にはあべさんも自分も同じ地元の八雲祭に参加。後半は折角なので纏まった時間が取れたので、自転車で地域を回りながら色々と活動していた。 車で回ったりするよりも自転車は目線が近いですし、色んなものを感じ取れたりもするので、そういう意味ではこのGW凄く充実して自分自身の原点みたいな物、政治家になる前のことを思い出したりして活動できたので充実した時間を過ごすことが出来たと凄く感じている。 

 

今、国会をやってますが、国会の会期末も150日ということで6/20が会期末になる。いよいよ国会も終盤戦に段々と差し掛かってきていて延長が有るか無いかなど色んなことが言われてるが、6/20の会期末に向けて色んな議論をしっかりとやっていかなければいけない、ある意味総仕上げの段階に入ってきてますし、地元は地元でそういう色んな年度替わりであったり、様々なことがある時期に差し掛かってきているので、そういう意味では非常に忙しいというか、ある意味において充実した日々を過ごさせて頂いている。健康には留意しながら一所懸命頑張ってやっていきたい。 

 

あべさんから、洋平さんを見かけたらどんどん声をかけ欲しいというと松本さんも応え、励ましでもお褒めでもお叱りでもなんでも結構ですので是非お声がけを頂いて、私自身が活動するに当たっての色んな勉強をさせて頂きたいと思うのでよろしくお願いいたしますとお話頂きました。 

 

 

二つ目のお話は北朝鮮関係のお話について。

 

収録時点ではこの放送がされる約一週間前、5/19時点なので、そこから恐らくまだまだ色んな動きが放送当日までの間に出てくると思うので、なかなか正直なところそれぞれの国、それぞれの当事者、特に南北首脳会談が先般行われ、そして今度米朝首脳会談が行われるかもしれない、そういう状況の中で特に北朝鮮を巡る問題に関しては様々な動きが今出てきているところですし、それは当然それぞれの国々がそれぞれの思惑に基づいて色々な外交的な駆け引きをしたりしながら、今必死になって調整をしているところなので、なかなか正直読めないなという部分がある。

 

大切なことは私たちが一体何を目指してこれれらの問題に望んでいくのかということをしっかりと考えることが大事なんだと思います。

 

我々にとってしっかりと守っていかなければならないことは二つある。一つは今の平和をしっかりと守っていくこと。二つ目は今の様々な危険な状態というものを何とか解消していって、未来が平和になるような取り組みを進め、未来の平和を作り上げていくということ、この二つをしっかりやるということが最も大切な重要なポイントなんだろうと僕自身思っていますし、国もそういう方向で一所懸命頑張っていると思う。その状況の中で米朝首脳会談が開かれるかもしれない。

 

アメリカはアメリカでいろんな思惑を持っていると思う。その中でもアメリカにとって重要な点は所謂大陸間弾道ミサイル、要はアメリカまで届くようなミサイルが開発されつつある状況の中で、自分たちの国が攻撃されちゃうかもしれない状況になっていることが彼らにとっては非常に重要な問題だと認識していることは当然のことだと思う。そうした状況の中でアメリカと北朝鮮が会談に臨もうとしてる中で、日本の国としてこの米朝首脳会談に何を望むのかという話だと思う。

 

もしかしたらアメリカは自分たちのところに届いてしまうミサイルを一番の問題意識と考えているのであれば、例えばそのミサイルだけ北朝鮮に辞めさせれば後のことは目を瞑るという結論を出されてしまうと日本の国にとっては安全保障上の厳しい状況はこれからも何も変わらずに残り続け、また拉致問題も解決されないというようなことになってしまいかねないのであって、やはり我が国としてはなんとしてでも許容されない事柄でもあるので、そこを何とか米朝首脳会談において日本の国、韓国も含めた東アジアの平和と安全に繋がるそうした確かな解決策というのをやはり米朝首脳会談で導き出して頂きたいというのが我々の思いですよね。同時にそれをやるために手段として私たちが何をやらなければいけないのかていうことだと思う。 

 

よく日本が孤立をしてるんじゃないか、蚊帳の外なんじゃないかという意見がありますが、けしてそんなことはなくて間違いなく日本の様々な外交努力というものが色んな形で実を結びつつあるのも実態だと思う。また同時に米朝首脳会談を初めとして、そうした様々な日本だけではないその他の国々の外交に対しても、日本の主張というものが取り入れられている部分だと私は思っています。

 

日本は戦後の先人たちが作り上げてきて下さった憲法に基づいて日本の国づくりが行われ、そして憲法に従って日本の国は他国を攻撃をする能力を持たないで日本の国の姿というものを作ってきたという歴史がある。私はこれは大変良いことだと思う。でも一方でこういう大変切羽詰まった事態に陥った時、他の国々はそういう武力を一つの背景にして外交を行っていることは実態としてある。北朝鮮もそうですしアメリカもそうです。一方で日本は安全保障能力を持たないで、しかしながら危険な状況を受けている当事国としての議論に参加をし、我が国の平和を勝ち取らなければいけないという状況の中において、日本が独自で何かをやってこの問題を解決に導くことができるのかというと、日本にはそこまでの力がないというのも現前たる事実だと思っていて、そこは韓国もそうですアメリカもそうです中国もそうですしロシアもそうです、そうした国際社会との緊密な連携をすることによってそれらの皆さんとも力を合わせ共同歩調をとりながら、先ほども言ったような今の平和を守るのと同時に半島の非核化、並びに南北首脳会談で半島の非核化や朝鮮戦争の終結、こういうものが目標に掲げられたわけですが、これに加えて当然拉致問題の解決というものも併せてしっかりとその状態という物を作り上げていけるような、平和を作り上げるとができるような結果を残していかなければいけないという本当にぎりぎりの状態の中で、かつ日本として取りうる手段が限られている状況の中で、今それぞれの諸外国と一体となってやっていかなければいけないような状況なんだろうと思っています。

 

本当に日本の置かれている状況というにはもの凄く厳し難しい状況にあるのは間違がないんですけれど、そんな時だからこそ立法府に身を置くものとして政府に対してしっかりと質疑を通じておかしいところはおかしいという風に正していかなければいけないですし、立法府は立法府としてどうやたらそういうことが出来るのかというものを与野党を超えて議論をしながら結論を作っていかなければいと思いますし、後押しをしていかなければいけないという場面が今の日本が置かれている状況なのではないか、そんなことを強く感じながら最近は国会でも仕事をさせて頂いている状況。

 

あべさんからは拉致問題は与野党とかいう問題ではない、皆の問題。取り戻さなくてはいけないという話から、松本さんから、普通に生活をしていた日本人がそうした形によって拉致をされてしまったという状況を国として看過できないですし、それを解決するためになんとしてもやっていくのが国民の生命・財産を守る国としての基本的な役割でもありますし、またそうした人権の観点から何としてでも解決をしていかなければいけない問題ですから、そういうことを我々としても全力を尽くしてやっていくことなのだろうと思っています。是非色んな様々な問題があって、これからの日本の将来に関わる重要なテーマ、状態でもあるので、そういうことも含めて国会でも議論をし、マスコミ報道もそうですしインターネットもありますけれど、何が今起きようとしているのかしっかりと国民の皆さんにも見て頂くということが本当に大切な事柄だと思うので私も一所懸命頑張っていきたいとお話頂きました。

 

あべさんからは僕たちも当事者意識をもって行きたいと思うとお話頂きました。

 

 

三つ目のお話は先日、福島県で開催された太平洋・島サミットのお話。

 

あべさんから、今日のニュースで福島で南の島の国々のサミットが開かれたのを聞き、松本さんからお話を

ききたいとのことから島サミットについてお話頂きました。

 

太平洋・島サミットの開催は今回の収録が5/19なので放送から一週間前になる。

 

太平洋の島嶼国はそれぞれ国土が狭いし、小さな島で成り立っていて分散をしているとか、国際市場から非常に遠いとか、自然災害気候変動などの環境変化に脆弱とか、そういう様々な課題を抱えている国が多いわけで、これまでかなり日本とも信頼関係築いていて、非常に親日的でもあったりして、実は1997年に初めて開催されて以来3年ごとに日本で開催されてきた。

 

やはり日本も太平洋に存在する島国ですから、そういう太平洋諸国の島の諸国の皆さんと色々と意見交換をしながら一致協力をして、様々な国の課題に対応をしていこうということで一所懸命こういうサミットというものを定期的に開催しながら、そうした島々の国々がこれからもしっかりと国として頑張っていくことが出来るような応援をさせて頂いたり、そうした国々が抱えている課題というものを日本もしっかりと取り上げて、国際社会に発信をしていったりとかそんなことを色々とやらせて頂いている。

 

また同時にこれらの国々も国連や国際会議の現場においては当然一票を投じる権利がある。例えば国連でもそうだが人口が多くても少なくても一つの国に一票と平等に票を割り当てられているので、そういう意味では色んな国際社会の中で日本と同じような課題も抱えているし、これまでの歴史的な経緯があり、親日的でもあり、繋がりも深く、そういう意味では様々な共通点を持っているこの太平洋の島嶼諸国と色々な意見交換をし、様々な課題を共有することによって、これらの国々・地域をもっともっと良くしていきましょうという取り組みを日本が主導してやっているのは凄く意義の深いことだと思う。

 

今回は自由で法に則った海上の支配、こういうものが色々と共同声明に盛り込まれた。こういう一つ一つの取り組みをしっかりとやっていくことによって、それぞれ日本にとっても本当に重要な国々ですから、是非日本もそういうことにお役に立ちながら、同時に日本自身がプラスになるような成果を上げていくことが大事だと思う。皆で問題意識を共有することによって、より多くの成果を上げることができると思うので、そういう場所はすごく大切なのかなと思う。

 

あべさんからは東日本大震災大きな津波を経験してるし、島国だから大きな地震がきたら心配だからそういうのは共有できるよねというお話から、そういう部分において日本の国が貢献できる分野ていうものをもの凄く大きなものがあるので、そういうことを一つ一つしっかりと積み重ねていくことだと思うと松本さんからお話頂きました。

 

外交というのは本当に難しくて勿論一所懸命その国のために頑張ってやっていく一方で、国民の皆さんの税金からやらせて頂いているものなので、それが単なる慈善事業で終わるのではなく、情けは人のためならずではないが、どこかでそれが日本に返ってきて、日本の国民にとってもプラスになることになるんだという両面が大切なことなんじゃないかと私自身も思っています。 一方で日本の利益だけ考えていて、相手のことは考えないというのは絶対にダメな話です。やはりこの辺りのことをしっかりと考えていくのが凄く大切なんだと思う。

 

わたくしも今回のGWは海外に行かなかったですけど、お陰様で今は海外からのお客さんと会って色々とお話をする機会もありますから、そんな思いを持ちながら色々とやらせて頂いております。

 

例えば今回総理が中東訪問をされましたが、今残念ながらガソリン代がもの凄く高くなっていて、やはりそういう状況の中で中東の安定は極めて我が国の経済にとっても重要な影響を及ぼしますし、また同時に現時点においては資源を持たない国なので、やはり様々な国々から石油だったり様々なものを輸入しながら日本の国のエネルギーというものを確保していかなければいけないという観点から、様々な外交をしながらやっている。

 

そういう意味では今回残念ながらマスコミがあんまり報道してないですが、今回また油田の権益を確保・延長したりとかもあったり、そういう一つ一つの成果をしっかりと積み上げていくことによって初めて日本の国というものはこれまでも先人たちが作り上げてきてくれましたし、我々も作り上げていかなければいけないんだと思う。

 

いずれにしても日本の国というのは特徴的に世界の国々との結びつきというのが非常に重要視される国だと思う。何故ならば、貿易や様々な資源の輸入こういうものがあって初めて日本の国の経済が国民生活が成り立つ意味において、それぞれの国との付き合いを考え、しっかりと深めていくことが大切だと思う。

 

この前西東京市の多文化共生について色んな外国の人と仲良くしましょうという会に私も会員になっているので行った。 その時私がこんな質問をしました。

 

スリランカの首都スリジャヤワルダナプラコッテというところだが、その首都の名前にもなっているジャヤワルダナさんという大統領は日本にとて大変な恩人だということ。それは戦争の後、日本が分割統治されるかもしれないという時に、そうするべきではないと賠償を放棄したのがジャヤワルダナさん。是非そんな大事な日本の歴史を知って頂くことも国際社会との連携の中で大変重要な観点だと思うので、そんなことも皆さんには知って頂きたいと思う。

 

外国との付き合いはまず自分を知ることだと思うので是非皆で勉強してきたいと思いますとお話頂きました。 

 

サロンド武蔵野理髪店 第119回目ポッドキャスト放送 

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