4/23月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第118回目のポッドキャスト放送です。

 

オープニングトークはお二人の近況報告から。

 

あべさんからは鼻かぜをこじらせて声量が足りないかも、冒頭から言い訳でお聞き苦しいがご了承くださいとのお話から、松本さんも花粉症がすごくて今までだと一月か一月半で終わるが、今年はなかなか終わらない。私もガラガラ気味の声だがお許し頂きたいとお話頂きました。

 

また四月ということであべさんからは、お陰様で息子が高校に入った。スポーツ推薦で野球でいったので、春休みのうちから練習に参加して、春の大会があって、初めて神宮の第二球場の試合も見た。一年生だから試合には出れないが、相手も自分の学校のチームも皆レギュラー以外はベンチに入れず、皆スタンドで一所懸命応援しているのを見て目が熱くなった。

松本さんからは、今年の春の甲子園も色んなドラマがあったし、優勝したチームも素晴らしいですし、でも夢が叶わなくて涙を流したり悔しい思いをした選手や、子供たちを見ると見てる方にもぐっときて感動するようなこともある。そういう一つ一つの経験というのが新たに始まるのが春のこの時期。そういう意味でも是非とも皆色んな人達にとって記憶に残るスタートが切れるそんな季節になってくれればいいなと思うとお話頂きました。

 

 

一つ目のお話は陸上自衛隊の小平駐屯地の観桜会と防衛モニターのお話。

 

毎年色んな記念日に様々な催し物をやっていて、夏には盆踊りをやっていたりとか、この春の季節には観桜会ということで地域の皆さんをお招きして交流するような会がある。毎年参加しておりますけれど、今回はあべさんも防衛モニターとして招待されて参加したとのこと。

 

あべさんは公募されている防衛モニターを以前からやりたいと思っていたが狭き門だったとのこと。今年は選ばれて二年間防衛モニターやることになって最初の行事が観桜会だった。防衛モニターは防衛省が募集しているもので、一般の国民の方にも意見を聞きたい、そういう制度みたいで、これから色々と始まると思うとお話頂きました。

 

松本さんからは要するに防衛省・自衛隊が活動するにあたって一般の国民・市民の皆様から忌憚のない意見を寄せてもらおうということで始めてるのがモニターということで今回あべさんが応募して選ばれた。勿論一所懸命頑張ってくれて素晴らしい活動の実績もありますが、一方でもっとこうした方が良い、ああした方が良い、こういうところは直したほうが良い、ていうのは沢山あるのだと思ってます。その辺は選ばれたからにはどんどん言って貰うのが凄く大事だと思う。あべさんからは色々呼ばれて会議などあるので期待してますとお話頂きました。 

 

残念ながら今年の観桜会は桜の花が散ってしまって残念な感じでしたが、街を歩いていると紺のスーツ姿に白いYシャツ・ブラウスの若い新入社員と思われる方が沢山いて、私自身当時のことを思い浮かべたりしてわくわくうきうきした気持ちになっていろいろと生活させてもらった。

 

 一方で私は昭和48年生まれで、我々の世代は既にバブルが崩壊した後で、就職氷河期のなかで就職した世代。学校を卒業して就職をする社会人第一歩の段階でもの凄く苦しんだ世代なので、そういうことも思い出しながら今年の新入社員の皆さん、新しく社会人デビューされる皆さんの姿を眺めさせて頂いたりした。やはり若い人たちが希望をもって一歩を踏み出すことができることは凄く大切なことだと思う。

 

マスコミなんかを見てみても今年はどちらかというと就職活動をする人たちにとって有利な状況が続いてますというニュースを見ると良い社会に少しづつ変わってきたのかなと感じたりもする。 一方で色々と難しい課題もこれから日本の国には出てきたりもするので、大切なことは新しく一歩を踏み出そうとする時に未来に明るい将来を描いて一歩を踏み出すことができるかどうかといのは凄く大切なことなんだろうなと自分自身も凄く感じながらこの季節を過ごさせて頂いた。そういう意味でも皆さんの未来が桜の花のように満開で凄く素敵なものになれ良いなと凄く思うとお話頂きました。 

 

あべさんからは春は出会いの季節なので新しく引っ越してきた方、特にフレッシャーな人はお店に来て欲しいとのこと。

 

あべさんもそうですが地域のお店も頑張って一所懸命やってるし、そういうお店に入ると思わぬ地域の繋がりがそこを切欠にできたりして、新しく生活をするにあたって、今までなかった繋がりがそういうところから生まれてきたりということもあると思いますから、新しい生活をする切欠に新しく色んなお店や、お祭りや、集まりを通じて新しい出会いを作ってほしいとお話頂きました。

 

 

二つ目のお話は安倍総理の訪米と外交のお話。

 

今回の訪米でトランプ大統領と会談をして色々と結論を得てくると思う。色んなポイントがあると思う。それは恐らく会談結果に関わらずあまり変わらないポイントで、日本の国にとって今回の訪米並びに日本を取り巻く様々な国際環境のなかでで、幾つか課題があると思う。

 

一つは日本の国の平和・安全保障。これを守っていくためには北朝鮮問題をどのように解決していくのか。これが極めて重要なポイントになるのは間違いないと思う。 今の平和・安定だけでなく、未来に向けて平和や安定をどういう風に作っていくのか、そういうことを考えるに当たって、北朝鮮並びに朝鮮半島の非核化というものは極めて重要な観点。ここに向けて日本とアメリカの間で色々と意思確認をしていくことは凄く大切なことだと思う。

 

それぞれの国が置かれている立場を考えたとしても、当然日本が置かれてる立場、アメリカの置かれている立場、韓国の置かれている立場、中国の置かれている立場、当事国である北朝鮮の置かれている立場、それぞれが違う思いを持っている。そんな中で様々な解決策を導き出すためにアメリカと北朝鮮が会談をすること自体は前向きに評価したいと思う。

 

ただ大切なのは会談はあくまでも手段であって、大切なのはそこから得られるどういう結果が導き出されるかが大切なポイント。そういう意味では日本の国の主張をしっかりと理解をしてもらう。日本の国は軍事的な意味で圧力をかける材料というのが残念ながら日本の国で独自で持っている材料は無いので、そういう意味では、日本の国としてそういう圧力を自分たちでかけることは出来ないけれど、国際社会の中で日本の国の立場をしっかりと説明をし、それを理解をしてもらうように取り組みをすることは凄く大切な事柄だと思う。

 

もう一つは日本の国は国際社会の中で、自由貿易の中で、日本という国の経済を成り立たせてる国ですから、そういう意味において自由貿易というものを日本の国として国際社会の中でどういう風に守っていくのか、特に孤立主義を深め自国の利益最優先といわれているようなアメリカ・トランプ大統領というものをどのように説得をし、我が国の立場というものを主張をして,自由貿易というものをしっかりと守るということが、国際社会全体が良くなっていくことが自分たちの国の利益に繋がっていくんだということをしっかりと伝えていくことも凄く大切なことだと思う。

 

恐らくこの放送がされているころは国会においても再びTPPに関する議論が結構なされている状況だと思うが、元々12か国でTPPの協定は結ばれたわけだが、アメリカのトランプ大統領が誕生して、彼はTPPから離脱を決め、その後紆余曲折があって結果的にはTPPイレブン、アメリカを除いた11か国の間で今一度TPP協定をしっかりと作り上げていきましょうという話が、日本もかなり主導権を握る形で進んでいって、結果としてアメリカももう一回TPPに復帰をするということを考えましょうとトランプ大統領が方針転換をしつつあるという実態もある。

 

国際社会を見渡してみた時に日本の国が置かれてる立場は凄く重要ですし、我が国にとって重要な結論を出していかなければいけないそんな時期に差し掛かってるんだろうなとすごく感じる。

 

それぞれの国々において置かれている状況が違う、拉致の状況もそう。ICBMとか大陸弾道の長距離のミサイルになればアメリカにも届く話になるが、少なくとも単距離や中距離のミサイルがアメリカの本土に届くかというとそうではない。そういう状況というものが現前たる事実としてあるので、事実が違えばそれぞれの国の受け止め方が違うのも当然の話。ただ一方で国際社会が一致協力をして様々な地域の課題の解決に取り組んでいかなければいけない、解決に導いていかなければいけないことだと思う。 

 

これまでの過去の歴史のなかで、それぞれの地域間の紛争や色んな諍いが全世界に広がってしまって、世界中を巻き込んでしまった大きな戦争になったり、そういういろんな経験とかがあって今の国連を中心とした様々な組織的なものの設立に繋がっていたりとか、様々な安全保障的な考え方に繋がってきたと思う。

 

私は色々と議論があるが、日本という国は国際社会と協調して様々な課題の解決をして、取り組んでいくことが日本の国のスタンスだと思っていますし、それはこれからも日本の国が守っていかなければいけないポイントだと思う。そのなかでアメリカとの関係は我が国にとって極めて重要な意味合いを果たしていることが現時点においても現前たる事実だったりするので、そういう意味では日米間の連携をしっかりとっていくということが本当に大切な事柄だと思う。

 

そういう意味では今回の日米首脳会談がどういう結果をもたらすのか、その場で我が国の立場、我が国の思いをしっかりとアメリカの皆さんに理解してもらうということは本当に大切なことだと思う。 

 

我々としてやっていかなければならないことは本当に2つある。一つはさっきも言ったように将来を見据えて平和や安全・安心を守っていく為の非核化進めていくこと。同時にそれを進めるためにただ単に強行的な手段に訴えればいいんだというのでは無いんだということ。何故なら強行的な手段に訴えられた時に、一番被害を受ける可能性があるのが我々の国なので、そういう厳しい現実というものもアメリカを始めとした国際社会にしっかりと理解をしてもらうための役割を果たしていくことも我々の国の役割なんだろうと思う。 

 

そういう意味では本当に難しいですし、もの凄く大変な交渉をしなければならない状況。ただ、この今の瞬間の我々の決断が、恐らく未来に大きな変化を与えてしまうかもしれない、そんな時期にあるということは我々一人一人が肝に命じていかなかればいけないことなのかなと凄く感じる。 

 

 

三つめは予算成立後に国会で行われる法案や条約の審議のお話。 

 

お陰様で3月の末で平成30年度予算が成立しました。国会は必ず憲法で一月中に通常国会が召集され、150日間の会期行わなければならなことになっている。通常国会のなかで平成30年度予算の話をしていくわけですが,それもお陰様で成立した。そうすると次には予算とは直接関係無い様々な法律案とか条約、こういうものがこれからも色々と議論を今もされている。150日間という決められた国会の時間のなかでこの議論を進めていくということになる。

 

そういう意味では各委員会において様々な法律案の審議が進んでいる状況。 さっきTPPの話をしたが、実はアメリカを含めた12か国を前提としたTPPの条約も国会で承認をされ、それに対応した国内法も実は出来上がっているが、残念ながらアメリカが離脱をしてしまったので改めて11か国バージョンの条約だったり国内法の整備、12か国とあまり変わらないが、アメリカが抜けた分こういう約束は止めましょうというのが色々とある。そういう条約なんかが今審議されてる。

 

後、今国会の色々と重要法案みたいなものがあって、私が所属している経済産業委員会だと生産性を向上させていくための様々な法律案であったり、その法律案の中には設備投資を進めれば税制上の様々な恩恵を与えることによって、何とか生産性を上げていくような取り組みを進めていきましょうとか、そうい様々な法律案が今審議されている状。

 

ただ一方でマスコミでも報道されてるが、これからの法律案の中に働き方改革の話もある。また同時に所謂IR。これも凄く賛否が分かれるような法律案。いわゆる統合型リゾート。カジノ解禁とかの話もあるが、そういうものをどういう風にやっていくのかということも今国会で議論がされることにもなっていたりする。 

 

当然いろんな文書の問題もありますし、ここにきて政府に対する疑惑だったりそういう国民の皆さんからのご指摘も沢山頂いているる中で、こういう疑惑解明みたいなものをどのようにやっていくことが出来るのかということも今国会の大変大きなテーマになっていくと思う。

 

そういう意味ではさっきは日本を取り巻く国際社会大きな話をさせて頂きましたが、そういうものも含めこれからの後半国会は凄く大きな問題も孕んでいると思いますし、一方で大切な法律案、条約も沢山議論もされていくので、その辺りも含めて国民の皆さん・市民の皆さんには注目をして見て頂けるといいのかなとすごく思う。 

 

マスコミの皆さんも一所懸命頑張って下さっているけれど、決められた時間そういう資源のなかでどういう形で報道するかはいろんな工夫をしながらやって頂いているんだろうと思う。一方で様々な議論が行われているので今はITが普及して、例えば国会のそれぞれの審議の様子は全てインターネットで中継がされてますし、アーカイブで全部残っていたりもするので、過去の審議の内容なんかも見れたりしますから、是非そういう物を見て頂くことも面白いんじゃないかと思う。 

 

いずれにしても本当に今政治がこれだけ厳しい状況のなかで、どれだけ責任を果たすことができるのかというのはもの凄く大切な課題だと思うし、国民の皆さんの期待をしているような事柄だと思う。 私も特に若い世代ここで奮起をして一所懸命頑張らなきゃいけないと凄く感じていたるするもんですから、一所懸命頑張ってやっていきたいと思う。 

 

明日からも地元でお神輿担いだり、様々な場面場面で色々とお邪魔をすることになると思う。お陰様で地元で皆さんから洋平ちゃん、洋平ちゃんと呼んでもらえることが本当に有難くて。そういうところでちょっとした一言、ちょっとした意見、勿論お叱りもあって当然なんだけれど、やはりそういう一言があるということが政治家にとって大切だと感じます。

 

政治って凄く難しいなと思うのが、あべさんと僕だって考え方が違う、番組の制作に関わっている皆さんだってそれぞれ考え方が違うわけで、一億二千万人日本の国民がいますけれど、誰一人として同じ考えの人はいない。そういう皆さんの思いをしっかりと受け止めて一つの結論を導き出していくのが政治の仕事だと思う。そのためには一人でも多くの皆さんからいろんなお話を聞かせて頂くということが凄く大切なことだと思う。 

 

私だけに限らず政治家として仕事をしてる人もいますし、これから政治の世界に入ろうとしている人も沢山いますし、是非色んな会話をしてもらう中でそんなものをしっかりと伝えていくことができればいいんじゃないかなと思う。

 

良い季節で外で活動することも皆さん多いと思いますから、元気いっぱい頑張りましょうとお話頂きました。 

 

サロンド武蔵野理髪店 第118回目ポッドキャスト放送

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