3/26月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第117回目のポッドキャスト放送です。

 

オープニン」グトークは季節の話題「花粉症」のお話。 

 

あべさんからも今年はお客様の花粉症が酷い。お店のティッシュがどんどん出るとのこと。 松本さんからは私も数年前から花粉症持ちで、毎年春先には花粉症に悩まされ、薬や目薬が欠かせない状況。じゃないと人前で話をする時に声が出ないし、くしゃみは止まらないしということになってしまうので、色々と花粉症対策をしながら過ごしています。今年は時期も早い気がするし、量も多い気がするし、今年の花粉症は本当に酷いなと感じている。

 

花粉の量がその年多いか少ないかというのは、冬の寒さとか夏の暑さとか気候の影響が凄く大きいと聞いていますので、振り返ってみると色々と夏の暑さや冬の寒さが関係して今年の花粉量に繋がっているのかなと思う。

 

これだけ本当に大勢の方が花粉症に悩んでいて、一時期は杉を一所懸命植えたことによって、それが逆に花粉を出すことになり、花粉症に罹る人が増えてきたということもあって、今は花粉を出さない杉というものが品種改良で出来ていて、それに植え替えを一所懸命したりしてると聞いてます。

 

いずれにしてもこの花粉症は国民病の一種みたいな形になっていますから、これの対策というものもそれはそれで大切だなことだと思うとお話頂きました。 

 

 

二つ目のお話は東日本大震災から今年で7年ということで、松本さんの思いをお話頂きました。

 

3月というと3/11の東日本大震災から丁度今年で7年。私も3/11の午後に行われた政府主催の追悼式典に今年も出席してきた。 

 

もう7年なのか、まだ7年なのか、でもやはり私自身の率直な感想としては、当然東日本大震災からの復旧・復興というのはまだまだ道半ばですし、実際今回の追悼式典においても、被災地を代表して被災者の皆さんのお話なんかも聞かせて頂きました。特に福島は困難な状況に陥っていますから、もっともっと国を挙げてしっかりと頑張っていかなければいけないなと思う。

 

被災地の皆さんから色々とお話を聞いた時に特に言われたことがあるのが「二つの風」に悩んでいるという話を聞く。 

 

一つは「風化」。7年経って段々マスコミでも報道される量が減ってきたりして、段々と人々の記憶から東日本大震災の記憶が薄れてるんじゃないかというもの。もう一つが「風評」。実際には大丈夫なんだけれど被災地のものだから、ということでやはり「二つの風」というものを被災地の皆さんていうのは凄く敏感に感じていらっしゃって苦しんでいらしゃると実際に被災地の方からお伺いする機会もありましたから、是非こういう機会に今一度東日本大震災のことを国民皆で思い出してもらって、是非皆さんのお力も頂きながら、実際その後も熊本の地震だったり色々と言われてますし、また何時我々の住んでいるこの地域も首都直下地震が来るか分からないと言われてる状況ですから、この災害の記憶をしっかりと風化させないで受け継いで行って、またそれを実際に自分たちの生活に当て嵌めていくことも凄く大事だと思いますし、被災地の支援というのは自分達ができることを少しづつでもやることが本当に大切なことだと思うので、そんなことも政府の追悼式典に出ながら凄く感じたとお話頂きました。

 

あべさん自身も震災当時は消防団の分団長をやっていて、録音を空けてしまって、凄い思い出があるとのこと。本当にこの日が来ると考えるとお話頂きました。

 

 松本さんからは今でも思い出すが、7年前のラジオはあべさんがいらっしゃらなくて、何を放送しようかということを考えて、あの時は色んな国々から寄せられたメッセージを私から紹介をさせて頂いたりして収録をして流したことを覚えている。本当にあの時の記憶というものを私たちはしっかりと持ってなければいけないと思う。

 

 偶然、3/11に今年の北多摩少年野球の軟式野球大会開会式があり、丁度うちの息子が小学校時代お世話になったチームも参加していて、松本さんがとってもいい話をしてくれたとお母さんたちから報告を受けているとのあべさんの話から松本さんの思いをお話頂きました。

 

午後は追悼式典だったが、午前中は西武ドーム正式にはメットライフドームで北多摩中の少年野球チームを集めて軟式野球の少年野球の開会式が行われ、毎年お邪魔をして挨拶をさせて頂いてる。

 

今年は3/11ということもあって、子供達にも野球をできる喜び、当たり前の日常生活が実は当たり前じゃないということを知ってもらいながら、一瞬一瞬もそうだし野球でいえば一プレイ一プレイを大事にして貰いたいなという思いも込めて、実は挨拶をさせて貰った。そういう風に言って貰えると嬉しい。 

 

そんな思いも込めて、色々と考えたり、行動した今年の3/11でしたけれど、是非皆でそんな思いを共有して、復旧・復興もそうだし、少年野球大会に出ている子供達は7年前というと幼稚園や保育園。そういう世代の子供達なので、次の世代に対してどうやって伝えていくのかということも凄く思いましたとお話頂きました。

 

 

 三つ目のお話は所謂「森友問題」と公文書管理について。

 

 あべさんから大問題と言われているが、本当のところを分かっている人は少ないのではないか、ということでよく教えてもらいたいとの話から松本さんに解説を頂きました。

 

今回マスコミでも連日報道されてますし、地元を回って色んな方とお話しますけれど、大変関心もありますし、非常にお叱りを受けることも大きいそんな事案だと思っている。

 

今回の問題をしっかりと真相究明していかなければいけないのですけれど、色々と問題が錯綜している部分があるので、恐らく この問題を少し整理すると三つくらいに分かれるのではないかと思っている。

 

一つは文書の書き換え。これは本当に許されざることで、何としてでも何でこんなことが起きてしまったのか、そこはしっかりと解明をしていかなければいけないと思いますし、そこにどういう圧力・どういう力関係が働いたのかというところも含めてその有り・無しも含めてしっかりと事実関係の解明ををしていくということは凄く大切だと思う。

 

要するに民主主義の根本というのは、正しい情報が開示をされ、それを元にして国民が最終的にはしっかりとそれに対してどういうことが国として意思決定がされてきたのか、また国民の代表としての立法府・国会での議論が行われてきたのか、ということをすることが凄く大切なこと。

 

その大前提になるのは正しい情報がしっかりと出てくる、それは都合が良いか悪いとかのレベルではなく、正しい情報というものがしっかりと提供されるということに基づいて、正しい民主主義が行われていくと思いますから、そういう意味においては文書が書き換えをされたということは非常に大問題中の大問題だというのは、与党も野党もなく強く問題意識を持っているところだと思う。 

 

実は色々とこの辺りのことは国会の議論を通じてもそうですし、役所の中でも調査するといってますけど、実際何が起きたのか一つ一つ確認をしながら、今回の問題の一番の根っこのところを明らかにして、そしてそれを今後起きないようにしていくためにどうしていけば良いのか、ということをやっていくことが凄く大切なことだと思う。

 

今回の財務省の文書書き換え問題は今回の森友の事件でこういうことが明るみになったわけですけれど、他のところにも本当に無いのかどうかも含めて調べるということは大切なことだと思っています。

 

実は公文書に対する管理法は福田内閣の時、この法律が出来上がった。実際に施行されたのは菅直人総理大臣の時。意外と最近で非常に歴史の浅い法律。 

 

法律の立て方としては、実は全体として大きな理念というか、そういう仕組みは法律の中に書いてあるのですが、具体的にどういう文書を何年保存をしなさいよという、細かい規定は法律の下にある政令というところに書かれてある。政令は法律が出来上がった後、施行をするまでの間に議論をして、施行をする時のそれを作るというのが公文書管理法の立て付けになっている。 

 

今回の文書の書き換えの問題に関しては、そんなもの以前にそもそも駄目だという状況。ただ一方で公文書管理の在り方をどのように考えていくのか、ということは公文書管理法であったりとかでしっかりと規定をしていくことが大切な事柄だろうと思っています。

 

私もアメリかの公文書館に実際に仕事で見に行ったことがある。例えばアメリカとかだと大統領などをはじめとした政府の要職の人たち、彼らの電子メールも全部公文書の管理対象になっていて、全て自動的にそれが納められるような仕組みになっている。実は私もそういうこともやるべきではないかと提言をしたこともあるが、やはりそれくらい海外では大変厳しく公文書管理がなされている。

 

この前のアメリカの大統領選挙の時、ヒラリーのメール問題が何故問題になったのかというと、そういう行政文書は公文書で残さなければいけないので、必ずオフィシャルな端末でやらなければ残らない。ところが自らの個人の端末で仕事上のやり取りをしたということでそれが大問題になって、それが大統領選挙に大きく影響したのではないかといわれている。アメリカはそういう公文書の法律があるため、大きな問題になったということもあるので、海外の例も含め今回の件を受けて再発防止をどう考えていくのかということが凄く大切なことだと思う。 

 

もう一つは今回の事件ということで、本当に違法で問題のある値引きが行われたのか、同時にそこに政治家の関与なりがあったのか、この辺りのところをどう考えるのかというところが問題になってくると思う。 これは当然、警察なり検察が色々と捜査をしてるということもありますし、また色々それぞれの皆さんが質問をしたり、お答えになったりという状況というものがありますけれど、いずれにしても本当のことが明らかになっていくことが凄く大切なことだと思う。

 

当然事実が明るみになった暁には、それに対しての責任というものも当然発生することは当たり前のことだと思うので、その辺りの事実確認・調査というものを、これからどのように行っていくのか、そしてその調査のやり方も含めて国民の皆さんにお示しをして、そこまできちんとやるならここの調査結果については、それはどういう結果であろうと事実なんだよね、という思いを国民の皆さんに持って頂くことが出来るのかということが凄く大切だと思う。

 

因みに公表されている書き換え前後の文章はNHKさんなんかで全部公開がされている。実は色々と指摘をされている内容だったりも皆さん誰でも見れるようになっている。私も全文読みました。もの凄い分厚い資料ですが興味のある方はご覧頂ければと思う。 

 

本当の真実がどこにあったのかに関してはしっかりと追及をしていかなければいけないと思いますし、私もそういう思いでこれらの作業に関わっていければと思いますし、やはり事実の解明がなければそれに対する有効な対策も打てないので、そこのところは立法府に身を置く一因として、特に今回の書き換えの問題は民主主義の根本を揺るがすような大変大きな出来事ですので、私も強い関心を持ち、強い危機感を持ってそれらの取り組みを進めていきたいと思う。

 

あべさんからは僕ら自身も情報をとって自分自身で考えるべきだよねとお話頂きました。

 

色んな方が色んなことをおっしゃるんです。大切なことは事実は一つだということ。事実解明をしっかりとやっていくためには様々な意見をおっしゃる方もいるが、お叱りを受けることも多くて大変申し訳ない思いもあるわけではありますが、冷静になるところは冷静になってしっかりとやっていかなければいけない問題だと思いますので、その辺り気を付けてしっかりとやっていきたいなと思う。 

 

四つ目のお話は衆議院で予算が通過した後の国会の話。

 

森友学園問題がマスコミを騒がせているが、実際にはその他にも様々なことを国会では議論をし、結論を得ていかなければいけない。

 

一つは平成30年度の予算。4月1日からしっかりとこれを施行をすることができるようにする。予算がつかなければ、行政としての予算を行使できない。極端なことを言えば政府機能が停止する事態にもなってしまうので、年度内に成立させることが凄く大切だということ。

 

また同時に国から地方に対する交付金や様々な交付税も予算も計上されてますから、地方自治地体にとっても大変重要な予算ということもあって、何とかこれを届けなければいけないということで、まず通常国会の冒頭は予算の審議が行われるということになります。

 

前回の放送はまだ衆議院の予算委員会で予算の審議をしている最中だったが、この予算も2月中に衆議院を通過して、今は参議院で議論が行われている。衆議院の優位性が憲法上認められていて、衆議院で予算を通過させて30日以内に参議院で予算を議決しない場合は自然成立となりますので、今参議院ではその30日を使って一所懸命議論をしているという状況。

 

また同時に3/31までという法律案も結構あったりする。日切れ法案という言い方をしているが、それに関して継続するものは継続していかなければいけないということで、今衆議院でも議論が行われているという状況。

 

予算委員会での予算が終わって平成30年度に関しての予算の議論が終わると、いよいよ予算とは関係ない様々な法律案の議論が行われていきます。そういう意味ではこれからも大切な様々の法律案が議論に乗っかてきますから、是非そういうものにも注目して頂ければ良いんじゃないかなと思う。 

 

今、議員運営委員会の理事という仕事をさせていただいていて。言わば衆議院全体の役員さんみたいな仕事をやらせてもらっていますから、そういう意味では野党の皆さんとかほかの政党の皆さんとかとも色々と連携もしながら色々とお話も聞きながら、そしてこちらからもお話をしながら議会の運営側で一所懸命頑張ってやら頂いている状況でもありますし、また国会対策副委員長という役目も頂いているので、国会全体の動きを見ながらなんとか審議が円滑に進むように色々野党の皆さんとも毎日のように連絡を取りながら一所懸命調整をさせて頂いている状況。 

 

一つの法律が出来上がるまでには当然提出される前に様々な議論が行われて、提出される法律案として段々と固まっていくわけですけれど、これを国会で審議をするにあたってはどのタイミングで法律案を国会に提出をし、国会で議論を始めていくのか、この法律案は大体これくらいの審議時間が必要だよね、とかそういうことも野党の皆さんと相談をしながら決めていかなければいけないですし、その法律案をどういう形で採決をしていくのか、そしてそれを委員会の採決を受け止めて、今度は本会議でどのように議員として採決をしていくのか、その後参議院側で色々と議論を行っていきますから、参議院側ではどういう議論を行ってどれぐらいの時間をかけるのか、限られた日数のなかでこれらを皆で必死に頭を使いながら、また日程調整をしながら、また色んな人と相談をしながら決めていかなければいけないということで、そういう意味では非常に裏方的な仕事になる。でも凄く大切な仕事でもあるのでそんなことを今一所懸命やらせて頂いているところです。 

 

今回の国会には大変多くの法律並びに条約が提出され、議論をされる予定になっていますから、そういう意味では予算が終わって本格的に法律案に関しての議論が進むということなので、これからも一所懸命頑張ってやっていきたいと思うとお話頂きました。 

 

五つ目のお話は拝島ライナー運行開始について。

 

あべさんはまだ拝島ライナーに乗ったことがないとのこと。松本さんは運行開始の一本目の電車に小平駅から萩山駅までの一駅だけ乗ったとのこと。

 

ただこれによって拝島方面の方たちには格段に便利になりますし、西武新宿を出て高田馬場を出て次が小平駅、萩山、小川、東大和市ということで大変便利になるし、電車に座って帰れるという意味で路線の価値も上がるということは地域にとっても乗客にとっても良い影響を及ぼしてくれるんだろうなと凄く感じている。

 

また同時に私が西武新宿線をなんとかしなければいけないと一所懸命やっているんですが、そのきっかけになったのは西武多摩湖線・国分寺線がもしかしたら廃線になるかもしれないという騒動があって、これをなんとか食い止めるためには東西の西武新宿線・拝島線を元気にして、それを南北に人をもってこようというのがあったので、そういう意味では本当に良かったなと思う。 

 

実は西武拝島線はこれから大事な路線になる可能性があって、今私も頑張っていて、例えば新宿でJR、高田馬場で東西線に直接接続できないかという話を考えてます。実はJRも羽田空港まで乗り入れをしようと今やっている。これでもし仮に横田の軍民共用化ができると、ここが繋がる路線になるかもしれないという大きな夢を持ったりもしている。

 

いずれにしても三多摩の 鉄道路線はこれから様々な取り組みをしてより一層の発展というものを実現することができると思うので一所懸命頑張りたいと思いますとお話頂きました。

 

サロンド武蔵野理髪店 第117回目ポッドキャスト放送

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