2/26月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店第116回目のポッドキャスト放送です。 

 

オープニングトークは各地で大雪が降ったことについて。 

 

前回の放送日は東京で大雪が降った日。収録は実際の放送より一週間前。その時は降っていなかったが、その後に東京でも雪が降った。 

 

その時は国会から地元に戻る時に本当に大変で、中央線に乗ることも出来ないし、電車は止まってしまうし、普段は一時間かからないようなところが3時間かかって移動しながら回った。小平で-8度と経験したことがなかったし、今年はとにかく寒い。

 

 この前、水道屋さんとお話しする機会があった。水道管も寒いところは寒冷地仕様らしく、寒くなる間に水が溜まっていると、凍って膨張して水道管が傷つけられたりということがあるので、水を抜くバルブが付いていて、ご家庭で使わなくなったら水を抜いておくということが出来るそう。やはり東京はそういう物が無いので、結果として水道管がおかしくなってしまったりということがもの凄くあったという話だった。 

 

東京も大変でしたけれど、東北・北陸地方を中心にして非常に大雪があって、改めてお亡くなりになられた皆さんのご冥福と、被災された皆さんのお見舞いを申し上げたいと思う。もちろん政府は政府で対応して、自衛隊が出動して雪かきをしたり、立ち往生した車を救出するなんてことをやっている。 そういう救助・救出活動も大切だが、今回の大雪によって農業施設がかなりダメージを受けたりしている。そういう意味でも平成29年度の補正予算が先日国会で成立しましたし、今、平成30年度の予算の審議が行われているところ。

 

災害という観点の対応だけでなく、例えば農業関係の被害を何とか回復させるためには、農林水産省の予算を駆使するとか、商業施設が駄目になったのであれば、経済産業省の予算を使って、様々な事業でそういうものからの回復を図るための手立てを打つとか、オールジャパンでこういう問題には対応していかなければいけないということだと思う。 何とか色々な会議に私も出席させて頂いています。是非そういう対応というものを私からもしっかりと国に促していきたいと思いますし、しっかりとやってもらわないといかんなぁと思うとお話頂きました。 

 

あべさんからの日頃の備えが本当に大切だという話から、是非その辺りのところは皆さんにも気を付けてやって頂きたい。そのことに関して実は先日、西東京市でそんなに大々的ではないが、ある防災訓練をやっていて、その現場を見に行ってきた。 

 

自衛隊が持っている炊事車、東日本大震災とか様々な災害の時にその場で調理ができる車がいて、温かい炊き出しを振舞ったりというのがあったと思う。そこで地元でとれた野菜を実際に使って、そういう車を何処に止めたら一番良いのかシミュレーションして検証してみようということで、実際にそういう車を農家さんの敷地に置かせて頂いて、実際にとれた野菜で調理をして、地域の皆さんに炊き出しに協力して貰ってということをやった。 

 

実際にそういう事態に立ち至ったら色々と更なる課題があるはずなんです。例えばそういう炊事車が本当にそこまで来れるのか、とか色んな課題があるのは勿論だが、やはり一つ一つの訓練だったり、シミュレーションをして実際に動いてみることによって、想定出来なかった課題というものに気付くのは大切なことだと思う。

 

 日頃の備えという話があるが、やはり地域でも色んな防災訓練をやってたりとか、そういう様々な行事をやっていますので、そういう意味では皆さんも出来る限りそういう行事に参加して頂いて、改めてそういうのを切欠けとして、いざという時に何処に避難をするのか家族で話し合っておくことは大事だと思いますし、消火器も一回使っておくと、いざという時の対応力が全然違いますし、AEDも勿論そうですし、そういうことを一人一人がやっておくことが安全・安心の街づくりに進んでいくと思う。

 

 そういう意味では色んな災害が日本では発生しますが、そんなに難しく考えず、自分たちの身近にやっている取り組みがあれば、ちょっと遊びに行こうかなという軽い気持ちでも良いと思うので、是非行って頂いて、一度でも体験して頂くことが凄く大切なのかなと思う。 

 

いずれにしても、何時・何処で災害が発生するか分からないので、私たちも少し意識を高めてこれからも頑張っていきたいと思うとお話頂きました。

 

 

 二つ目のお話は通常国会のお話。 

 

1/22に始まった国会は大体一月位が経とうとしている。今は政府の施政方針演説に対する質疑、平成29年度の補正予算に対する質疑は、衆参それぞれで賛成多数で成立。今は平成30年度予算、今年4/1から国の予算に関する議論が進んでいる状況。 

 

予算というのは今年一年間、平成30年度の国のあり方、国の行動をお金の面から、予算の面から色々と決めていく作業なので、そういう意味では凄く大切な議論が続いていると思っていて、野党の皆さんからも色々な指摘を貰ったり、そういう形で議論がなされている状況。

 

 与党としては年度内の3/31までに予算を成立をして、4/1からちゃんと出来るようにしていかなければいけないという思いがあり、野党の皆さんからしてみれば、国の政策・予算の付け方のこの辺がおかしいんじゃないかという部分がありますから、そういう意見をしっかりと戦わせることによって、より良いものを作り上げていくことが本当に大切な事柄だと思う。 

 

やはり無駄遣いは絶対にあってはいけないですし、また平成30年度予算、4/1からのこの一年間の国の行動を予算面から決める作業でもあるので、そういう意味では予算自体が変えられるかという話と同時に、国会の中での色々な議論というものが、実際に予算を執行する段階において国が何をやっていくのかというところにも当然影響してくると思うので、そういう意味では非常に前向きな議論というものが出来ていけば良いなと凄く思う。 

 

実は先日、予算委員会で質問の機会を頂戴して、それがNHKの中継になったものですから本当に緊張した。総理以下全ての閣僚が出席をずらっとしてるところで、かつTV中継があるというのが独特の雰囲気で、何回もこれまで質問はしているが、ああいう形でNHKの中継入りの形で質問をするのは初めてだったので緊張した。 

 

質問については前日にやることが決まって、それで準備に入った。NHKのTV中継入りの予算委員会は正直なところ皆やりたがる。花形じゃないけど自分の活動を皆さんに見てもらえる公共の電波というのはなかなか無い。実は皆さんやりたがるんですけど、何故か先輩から私にやれという話を頂戴して、ただその時に私自身も気を付けたし、やるに当たって先輩にも申し上げたのが、自分は所謂与党の側の人間だが、おかしいということはおかしいというのはきちんと言わなければいけないと思うので、そういう質問をしますが良いですかという話をして、勿論それで良いよという話で、やらせて頂きますということで色々と質問を練りながらやらせて頂いた。

 

 残念ながらスーパーコンピューターを巡る様々な事件が発生していて、そのことに関しての質問をさせて頂いた。色々と事実関係の確認とかもさせて貰いつつ、一方で明らかに国からの補助金が不正に使われて、実際にそこの社長が逮捕・起訴されている実態があるので、やはり国が脇が甘かった、国として正すべきところがあったということはこれは動かさざる事実なので、そういうところは私のからも踏み込んで、何とかこういうことが二度と起きないようにしてもらいたいというお話をさせてもらった。 

 

いずれにしてもそういう形で色んな人が予算の審議を通じて、質問を通じて思いを政府にぶつけているので、そういうことをしっかりと国民の皆さんにも見て頂きたいと思いますし、予算が変わる変わらないだけの話ではなくて、ここで引き出した政府からの答弁であったり、そういう質問から出された意見というものが実際の執行段階においても影響してくるという話だったりすると思うので、そういう意味では本当に実のある議論にして貰いたいと思うし、また一方で国の予算が成立しないと国の事業が出来ないだけではなく、国からの交付税とか色んな形で地方に流れていくお金の流れも止まってしまうことになってしまうので、各自治体の運営をしっかりとやっていくためにも、何とか年度内での成立をしていきたいと思う。そんなことが今国会においては最大のテーマになっているとお話頂きました。

 

 予算は当然国側からの支出の話ですけど、いよいよ国会においては歳入側の税制の議論も行われていますから、是非こういうところも国税・地方税の議論も是非皆さんには注目して見てもらいたいと思います。

 

今、自分は議員運営委員会の理事の仕事をしている。簡単にいうと国会全体の流れを決めていく役員みたいな仕事。

 

当然、議員運営委員会はそれぞれの各政党・各会派の皆さんが色々と集まって議論する場なので、色んな政党の人が勿論いる。 そんな議員運営委員会の理事として1月の後半に日中議会交流の会合に出席をさせて頂いた。

 

隣国中国と日本の間の議会同士の色んな交流をし、色んな意見交換をしながら互いの理解を深めていくことが必要なのではないかということで、こちらから向こうに行ったり、また向こうの方がこちらにいらっしゃたりしながら色々と意見交換をしたりやったりしている。そこに出席をして色々とお話をさせて頂いた。

 

当然、我々は日本の国会の代表としてやらして頂いてますし、先方は先方で全人代の代表という形でいらっしゃっているので、例えば様々な領土を巡る意見の相違だったりとか、そういうものの話し合いなんかはかなりやりましたし、今の北朝鮮問題に対してどういう風に対応していくのか、その中で中国が果たす役割が大きく期待されてる中で、その辺りに対してもかなり率直な意見交換をさせて頂いたり、日本と中国の交流・友好関係を強めていく為に、どんなことをやっていけば良いのかということも実は色々とお話をさせてもらった。 そういう意味では実は相当本音ベースのお互いの厳しいやり取りもありつつ、でも良い話し合いができたなと率直に思っている。

 

我々はこれからも仲良くしていかなければいけないですし、ただ仲良くするということはただ単に本音を隠すのではなく、お互いに違いを認めつつ、その違いが我々二国間の関係を悪い方に行かさないようにする為には、信頼感という一番底辺を作っていかなければいけないと思う。 昔、青年局長という仕事をやっていましたけれど、青年局に対して海外からもの凄いオファーがくる。是非来てくれというだけでなく、若手の間の交流がしたいという要望がもの凄く沢山来ていて、実はそういう交流事業を一所懸命やったのを今でも覚えている。 

 

改めて中国とこの前そういう形で意見交換の場を設けて、率直な意見交換をしながら、最後は一緒に懇親会でお酒を酌み交しながら、わいわいわいわい色々とお話をさせて頂いた。 今一度我々も世界の様々な人達との交流を、特に若い人達がそういう交流をしっかりと作り上げていくことが、これからの未来に繋がっていくと思うので、そんな交流活動をやってこれたのもこの一ヶ月間勉強になった。 

 

実は地元にも国際交流協会がある。結構色んな国の人がお住まいになっていて、私も国際交流協会のイベントなんかにもお邪魔をさて貰う。そういうた方たちとお話をすると、もっともっと日本を好きになって欲しいなと心の底から思いますし、また逆に相手の国の文化もなるほどなと思うことも沢山あるし、同時に他の国の文化と触れることによって、日本てこういう国なんだと自分たちのことを理解することにも繋がると思うので、是非そんなこともやっていくと楽しく充実した市民生活が送れるのかなと強く感じたりしましたとお話頂きました。 

 

 

三つ目のお話はオリンピックとスポーツを楽しむことについて。 

 

この放送がされる日は平昌オリンピックが閉幕した後ということなので、既にリスナーの皆さんはどんな結果か分かっていると思うが、収録自体は2/17でフィギュアが今終わったばかりという状況。 

 

羽生結弦選手が金メダル、宇野昌麿選手が銀メダルということで、男子のフィギュアで金銀を取ったことは凄い。羽生選手は怪我をしてずっとリハビリで、怪我から回復するためのトレーニングを積んで、結局オリンピックもぶっつけ本番みたいな形で出場して、それでこれだけ見事に金メダルを獲得するのは尋常なことではない。

 

羽生選手は笑顔が印象的で、優しい印象。そこにこういう凄いプレシャーだったり、不安だったりとか色んな思いを持っているのでないかと勝手に想像するが、そんな中で最高のパフォーマンスを示して金メダルを取れるのは本当に凄いと思う。 

 

私も最近、一所懸命頑張って、健康増進のためですけれど走っている。 この前、小平駅伝とその翌週に行われた西東京ロードレースに出場をした。

 

実は小平駅伝で足を若干負傷してしまい、お医者様に見て頂いたら軽い肉離れといわれた。 その小平駅伝の直後は足を引きずらないと歩けないような状況で、その一週間後が西東京市ロードレース。これに出れるかなと思ったが、何とか痛みも引いて治った。思いっきりは走れず、少し恐る恐るだがちゃんと完走して気持ちよく走ることができた。

 

 レースに出ると知らない人とも会話が生まれたり、改めて町が変化する姿とかも見れ、また沿道に応援する方たちも出てきて町全体が盛り上がっているような雰囲気もあり、そういう意味ではそんなことでリフレッシュもすることが出来たここ1ヶ月だった。

 

スポーツは見るだけでなく、やることが大事だと思うので、是非健康に気をつけて皆で楽しみましょうとお話頂きました。

 

 

 四つ目のお話は草津元白根山の噴火災害で亡くなられた自衛官の方について。 

 

私も御嶽山の噴火災害の現地対策本部長を務めてましたから、そういう意味ではもの凄く思い出したりしてしまった。 また、一人の自衛官の方がお亡くなりになられたということで、本当にご冥福をお祈りしたいと思いますし、また被災されて色々と生活に影響を受けている方たちも大勢いらっしゃるので、改めてお見舞い申し上げたいと思うとお話頂きました。

 

実は今回の噴火でお亡くなりになられた自衛隊の方はあべさんと繋がりがあるとのこと。 

 

実は彼は最初は理容師を目指していて、理容学校で同級生だった。名前は井沢隆行君。自分があべだったので、彼は出席番号で後ろで本当に仲良くしてて、彼が理容師の道を諦めて自衛隊に入る時も僕は身近な存在で、彼が自衛隊に入ってもずっとずっと応援していたし、今のお嫁さんになった彼女とも一緒にご飯を食べたこともあり、本当に親しくしていた。実は亡くなる前日まで連絡を取りあっていて、噴火の一方を聞いた時に実は嫌な予感がしていたんですが、その予感が当たってしまって、今本当にご冥福をお祈りします。部下の隊員さんを噴石から守って、ご自身が噴石が当たってということだと聞いている。彼ならやるだろうね、そういう感じのいい男だったとあべさんからお話頂きました。

 

第12旅団に所属しているということで群馬県に本拠地がある。当に御嶽山噴火災害のときに対応してくれた部隊も第12旅団ということで、そういう意味では私も色んなニュースを聞きながら本当に心配をしていたところでもある。 是非今回の経験というものが今後にもしっかりと生かされていくようにしていかなければいけないと思いますし、また残されたご家族であったりとか、隊員の皆さんも本当に心を大変痛まれていると思うので、なんとか彼の犠牲というものが今後に繋がる形になってくれると良いなと本当に思うとお話頂きました。 

 

あべさんも僕たちも同級生として一生忘れないですね、彼のことはとお話頂きました。

 

 最後に来月もいろいろお話を聞かせて下さいろいうことで、松本さんからは国会でもいろいろと動きが出てくると思うので皆さんにもご報告したいと思いますとお話頂きました。

 

 サロンド武蔵野理髪店 第116回目ポッドキャスト放送

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