1/22月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第115回目のポッドキャスト放送です。

 

新年一回目の放送は平成30年も心機一転頑張っていきたいというお二人の近況報告からお話し頂きました。

 

あべさんのお正月は元旦に地元の同級生と初詣、他には一泊だけ奥さんの実家の新潟に車で行ってきたというお話。普段ならそれほど雪が降らない場所だが、今年は雪がちょっと多かったとのこと。

 

松本さんからは、よく雪で孤立をしてしまう集落が出たり、雪下ろしの事故が毎年報道されていたりする。地元地域は今の所そういうことは無いが、いつ雪が降るかは分からない。数年前は山梨とか県境が孤立したり、東京でももの凄く雪が降った。最近の気象条件というか気候がどう変わるか分からない。そういう意味では是非皆さんもお気をつけ頂きたいとお話し頂きました。

 

松本さんの近況は、相も変わらず地元を色々お邪魔させて頂いているというお話。

 

31日から1日にかけても地元の神社さんだったりとかにお邪魔させて頂いて、色んな方にご挨拶をさせて頂いた。

去年は副大臣をやっていたので思うように活動が出来なかったので、今年は今まで以上に時間をかけてゆっくりと地域を回らせて頂きながら、ご挨拶も含め皆さんから色々とお話を聞かせて頂いた。行く先々で今年は例年より人出は出てるが、人が出てくる時間が普段より遅いと言っていたので、皆で紅白歌合戦で安室奈美恵さんが出たからかなと話したりしていた。国民的な歌姫の引退ということで凄く残念な気もするが、それだけ多くに人に影響を与えられることは凄いと思うとお話し頂きました。

 

他には2月に小平駅伝があり毎年出場してますので今年も出場していること。2/11に西東京市ロードレースという大会があるのでそれにエントリーしていること。今年は二月に二つ大会があるということで 最近は時間を見つけては走るようにしてまして、今日の収録の後も走っちゃおうかなと思っている。

 

体を動かすと凄くさわやかな気持ちになりますし、頭が冴えてきます。また何よりも車で走っているとなかなか町の変化に気づかなかったりするが、走りながら町を見ていると、色んな変化があったりする。その変化から小さな感動を沢山貰ったりして改めて気づかされることも多かったりする。そういう意味では体もそうだが心の面でも走って地元を見るのは良いなと思った。昔のようには軽やかには走れないが、ゆっくりとではあるが、夜に走っていることが多いので、是非見かけたら声をかけて貰いたいと思うとお話し頂きました。

 

いずれにしても平成30年を迎えて今年一年間が穏やかにあって欲しい。出初式もお邪魔しましたが、本当に消防団の皆様がきびきびと凛とした姿という物を拝見しました。実際に消防団の存在に接しないと理解する機会も無いということで歳末警戒から空気が乾燥して火が出やすい時期でもあるので、消防団の人が火災予防で頑張っている姿を見たらぜひ応援して貰いたいと思うとお話し頂きました。

 

今日からまた平成30年が始まって、このラジオの放送も引き続きやります。是非元気にパワーアップしてやっていきたいとそんなことも強く思っているので、今年もよろしくお願いしますとお話し頂きました。

 

 

二つ目のお話しは平成30年の通常国会について。

 

憲法に一月中に通常国会を開会し、通常国会は150日ということで決められていて、今回平成30年の通常国会の召集はこのラジオが放送される1/22になる。

 

開会式をやって初心表明演説並びに政府四演説を行って、その後に代表質問・本格的な論戦に入っていくということでいよいよ平成30年の国会審議もスタートする。

 

是非今回の国会におきましては色んな法律案、またその前には一番最初にやらなければいければいけない大仕事の平成30年度の予算を国会で審議してもらうという議題もありますから、是非これから国会中継とかで国民の皆様に見て頂く機会も増えていくと思うので注目をして見て頂きたい。

 

通常国会の冒頭一番の重要なポイントは平成30年度予算をしっかりと成立をさせていくこと。お金・予算という面から日本のこれからの一年間を決めていくということになるので、当然予算編成にあたっての予算を審議するにあたっての議論が極めて重要な議論になっていく。

 

その前に平成29年度の補正予算も提出して、実際にこれから国会で審議という形になる。国会が始まった冒頭は補正予算の議論がされ、そしてその後に平成30年度の予算審議がされ、これがいつ成立をするのか、またその中身がどういう風に与野党通じて議論を行い、そして国民の皆様がご判断をされるのかというようなことになっていくんだと思う。

 

今回の平成30年度の予算のなかには色んなことが盛り込まれているが、お陰様で見込みでは一般会計の税収は29年度の当初予算より2.4%増える予想をしていて59兆790億円ということ。 こうした税収を使いながら同時に財政健全化もしっかりと成し遂げいかなかればいけないということで、新規国債発行額は2%減らしていて33兆6922億円ということで8年連続で国債依存度は縮小している状況ではあるが、まだまだ課題が多いのが実態だと思う。

 

歳入・歳出の大きな枠組みはそうだが 具体的な中身はこれも本当に色んなことが盛り込まれていて例えば防衛関係予算の話とか色々あるが、一つ今回の大きな特徴は働き方改革をしっかりと進めていかなければいけないということでこの予算編成も組んでいて、同一労働同一賃金と言われてるが、こういう物をしっかりと後押ししていきましょうという編成もしてる。

 

また生産性革命というものをやっていかなければいけない。人口減少をしっかりとカバーしていくためには国民一人当たりの労働生産性を上げて行ったり、働き方改革を進めていくことによって、より一人一人が生産性を高め一人一人のライフスタイルに合った仕事の仕方みたいなのも出来るようにしていくことによって、何とか生産性 を上げていくようなそんな取り組みも後押しをしていくというのも大きな議論だと思う。

 

また今回の予算並びに関連した法案の中の議論の中で一つ大きなポイントになっているのが事業承継。

 

中小企業の代が替わるのに、その代替わりがなかなか上手く出来なくて、残念ながら企業が倒産してしまう、事業を廃業してしまうということがある。何とかこういうところを政府としてしっかりと問題を解決していくことができないのかというところも、今回非常に大きな議題として昨年の年末に議論をして出した結果でありまして、そういう意味ではこの辺りのところも国会の審議の中では一つの大きなポイント・議論にになっていくと凄く思う。

 

今、色々と中小企業の統計などを取ってみると、これから10年間に代替わりをしていかないといけない中小企業が250万社位あると言われている、その一方で企業にアンケートをとってみると、後継者が決まっているのは127万社位しかないので、残りの123万社は代替わりをして企業を存続していくことがなかなか難しいというアンケート結果が出ている。

 

そういう意味からも、事業承継税制で相続税の関係を軽くしてあげることによって、後継者が円滑に事業を承継し易いようにするということも、実は今回の税制改革の取り組みの一つになっている。是非こういう点もご注目頂いて国会での議論を有意義に皆さんにもご理解頂きたいと思う。

 

中小企業が日本の競争力の源泉だと思う。よく言われるように町工場が世界のシェアを占めるような有数の技術を持っていたり、同時に実際日本の国で働いてる人たちの数を見ても、中小企業で働いている人達の数が非常に多いので、これからの10年をどういう風に過ごしていくのか、中小企業を中心として日本の経済基盤をどのように守っていくのかが実は今の日本の国とって重要なテーマになっている。そういう意味でも中小企業に関する施策、特に今回の事業承継税制はかなり思い切った措置もやっているので、皆さんにもご注目頂きたいと凄く思ったりしている。

 

またその他にも色んなことが議題として挙がってきています。来年は天皇陛下がご譲位されるということもあって、それに向けた様々なことがらも恐らく話としては出てくると思いますし、当然この前の尖閣諸島に中国の船が入ってきて潜水艦が入ってきてとあったが、外交の問題もそうですし、難しい国際環境の中で日本の安全保障をどう考えていくのかということもこの予算審議もそうですし、国会全体の議論も含めてしっかりと行われていくと思う。

 

また今年は憲法改正ということも大きな議題になっていくと思う。まだどういう形で憲法改正の発議に向けてのスケジュールが組み立てられていくのか、というのはまだ決まってないところでもあるし、また私が所属している自民党でも最終的な結論が出ているわけではないので、まだなかなか見えづらいところもあるが、ただ一方でこの議論もしっかりと進めていこうというところでもありますし、私自身も憲法というのは日本の国の形そのものなので、この議論をしっかりと進めていくことは凄く大切なことだと思う。

 

なによりも大変なことは国会で発議をすることも凄く大切だが、国会で発議をしたからといって憲法改正が成されるわけじゃなくて、国民投票で過半数の賛成がなければこの憲法改正はできない。そういう意味では国民の皆さんの理解をどうやったら得ることができるのか、ということもこれからしっかり与野党問わず考えてやっていかなければいけないと思う。

 

同時に憲法改正は必要ないという風に考えてる人たちも大勢いらっしゃることも事実ですから、そういう皆さんの意見もしっかりと聞きながら、果たしてどういう形でこの話を進めていくのが良いのか、これから本当の意味で議論をしていかないといけないですし、これは政治が決める話ではないので、国民的な議論の上にしっかりとやっていくことが凄く大切だと思う。

 

他にも地元地域に少し関わりのある話だと、何とかこの通常国会で法案を通したいと思っている都市農業の貸借を円滑に進めるための法律というのも審議が予定されている。

 

日本の国は戦後自作農主義といって畑を持ってる人と耕す人は一緒でなければいけませんよという制度の中で日本の国の農地政策が行われてきた。一方で高度成長期の頃に宅地の供給が追い付かないのは農業があるからだという話もあって、これまで日本の国というのは三多摩地域をはじめとする都市部の農地は将来宅地化すべきものというのが日本の国における都市農業の位置づけだった。

 

実は二年前、都市農業振興基本法という法律が出来て180度転換し、この都市部に残されている農地は保全するべきだという風に変わった。都民アンケートなどをやってみると約90%以上の人が都市部に残された農地をこれからも保全をして欲しいという結果であったりしてこういう法律案が出来上がった。

 

もう一歩進めて自分の農地は自分たちで耕さなきゃいけないというのを変えて、貸し借りが出来るようにしましょうという法改正も行われようとしている。例えば市民農園という形で今まで出来なかった住民と農業の関わりというのを作っていくことに繋がるし、それが環境問題、教育、防災であったりといろんな面に活用が出来るようにということで法律案の改正がなされている所だったりする。

 

そういう意味では今回の予算、そして平成30年の国会審議の中で色々と議論をされる法案や制度の中には国全体将来にとって凄く大事なことも含まれています。さっき言ったように安全保障、外交、財政、中小企業政策、経済政策、産業政策、働き方改革、生産性革命とか色んなことが盛り込まれているのが今回の平成30年度の予算であり、これから議論をされていく色んな法律の改正案だったりする。

 

同時に実は地元地域に関わりがあるようなことも色々と議論をされたり、皆さん一人一人に関わりがあることが議論をされるのがこの平成30年度の予算であり、国会での様々な審議になっていくと思います。是非みなさんにも注目をして見て頂きたいと思う。

 

 

三つ目のお話は松本さん政治家個人としての目標というか抱負があれば教えて欲しいということでお話し頂きました。

 

昨年の8月まで副大臣をやってたり、政府の中に入って仕事をしてました。また去年一年間振り返ってみて結構色々と反省するべきところもあったことは正直なところ感じてます。そういう中で今一度今年は自分自身は原点に立ち戻る年にしたいなと一年の目標にしてまして、そういう意味では国会もしっかりと一議員として議論に積極的に参加し、同時に人が嫌がるような仕事も一所懸命頑張ってやらせてもらいながら頑張っていきたいと思いますし、また地元は今まで以上に色んな人とお話をしながら当然色んな皆さんの思いもお聞きをしたいと思いますし、お叱りも色々と頂きたいと思います。

 

そういう意味では今一度しっかりと原点に立ち戻って、一から頑張ろうという年にこの平成30年はしたいなと思っています。あべさんからもラジオをやったり、SNSもあるが松本さんは地元にいるのだからぜひ声をかけて欲しいとお話し頂きました。

 

政治の難しさというのは100人いれば100人問題意識も違うし、環境も違うし立場も違うし当然意見が違うのが当たり前。ある人は当然お金がある裕福な社会が幸せだと思う人がいれば、いやいやそれよりももっと大切なものがあるのだという人もいるし、色んな人がいるのがこの世の中なんだけれども、やっぱり政治というのはそういう色んな人たちの意見という物をしっかりと踏まえながら色々と議論をし、そして最終的には一つの結論を出していかなければいけないところにあると思うんです。

 

そういう意味においては自分自身の思いだけではなく、人々がどんなことをお考えになっているのかなということを自分自身のこととして理解をすることは議論をする前提として極めて重要な作業だと思っているので、そういうところを今年は一年間大切にしながらやっていきたいと思っています。

 

あと政治の話からは外れるが、せっかく最近マラソン大会もあって走ったりしているので、小平マラソンとか西東京ロードレースだけじゃなく、もう少し大きな大会でも走ったり出来るといいなと思っています。

 

もう一つは子供が生まれて一歳四か月ですけれども、本当に日々成長していく姿も見てますから、子供とも色んな意味で関わりを持ちながら、今まで以上に良い時間を過ごせるような平成30年にしたいと思うとお話し頂きました。

 

あべさんは受験生を抱えているので、是非良い合格通知をもらって親として一所懸命応援したい。また商売をやっている、自営業をやっている地域の人間としては引っ越して来る人もいるので、新しい人と沢山出会いたいとお話し頂きました。

 

松本さんからはそういう意味では新たな出会いは平成30年は沢山生まれると良いなと私自身も凄く思っている。そのためには皆外に出て色んな人と交流を持つことが本当に大切だと思うので是非お願いをしたい。

 

実は子供がたまに熱とか出した時、初めての子供だから正直どうしていいか分からなくて結構困ったりすることがある。実はそういう子供を育ててる人でも周りの手助けを欲している人はうちだけでなく、多分他にも結構いらっしゃるんじゃないかと感じている。

 

色々と社会の変化が言われているが、今ほど社会の横の繋がり・地域の繋がりであったり、縦の繋がり・世代間の繋がりみたいなのが求められている時代というのは無いんじゃないかと凄く思ったりしている。

 

そういう意味では多くの人と知り合うのは社会全体を良くしていく方向に繋がると思うので、是非そういうことも地域でやっていけたら良いですよね。 今年も一年間アクティブにしっかりと元気いっぱい頑張って活動していきたいと思いますので今年もよろしくお願いしますとお話し頂きました。

 

サロンド武蔵野理髪店 第115回目ポッドキャスト放送 ダウンロード