5/22月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第109回目のポッドキャスト放送です。

 

 

オープニングトークはお二人の近況報告から。

 

あべさんのGWはお仕事。サービス業なので皆がお休みの時が書き入れ時。息子も部活なのでいいかなという感じで過ごしたとのこと。3月とか4月に移動したり入学・就職して、5月になると地元でそろそろ髪を切ろうかという人がいるので意外とビジネスチャンス。昔と違いネットで探してくれてる人もいる。遠くからの問い合わせもあり有り難いとお話し頂きました。

 

松本さんからは昨年の8月に生まれたお子さんが初めてのお祭りデビューをしたお話。えらいかわいがって貰え、本人もきゃっきゃきゃっきゃしていた。お祭りとか地域の繋がりを感じられる物にうちの子供も興味を持ってもらえたらいいなと思たとお話し頂きました。

 

GWといってもなかなか休むこはが出来ない。今年は外遊など海外にはいかず、防災担当の副大臣ということで、いざという時は災害対応する形で対応しつつ、地元を回らせて頂いたり、街頭演説もしたり、少しだけ子供との時間も過ごすことができたと。どうしても土日が休みという仕事ではないので、あまり長く子供と居ることはできないので、空いてる時間は出来る限り居れるようにしてあげたいと思っている。このGWは自分なりに充実した時間を過ごすことができたとお話し頂きました。

 

改めて子供の成長は凄く早いと感じる。 政治は最終的には人間がやることなので、その人間がどんなことを体験・経験してるかは重要な要素。自分なりにこれまでも一所懸命やってきたつもりだが、やはり子供が生まれて改めて気づかされることもある。 まだ子供がお腹にいる時に、新しくお母さんお父さんになる人の為の教室に申し込みした。妻も自分もすぐそばに両親が住んでいるわけでもないので、どうやったらいいか教えて貰おうと市役所に申し込こもうとしたら、応募が多くてなかなか受けれなかったりしたことがあった。核家族化が進んでいるなかで、新しく親になる人のためのサポートも、人から聞くよりは自分自身が経験するほうが非常に感じる部分も多いし、色んな問題意識も改めて見えてくる部分もある。子供からは色んなことを教えて貰っていると感じるとお話し頂きました。

 

いずれにしても子供たちにとっていい社会をしっかりと残していく、これが今を生きている我々にとって大切なテーマだと思う。口で言うのは簡単だが、実現するのは難しいことでもあったりする。よく考えてみると、日本は色んな国からしたら恵まれた状況にあって生活している。お祖父ちゃん、お祖母ちゃん世代の話を聞くと戦争に苦しんだり焼野原の中で食べるものが無かったり苦しい状況で一所懸命頑張って今の社会を作ってくれたと思う。そういう意味では我々も一所懸命さらにさらに頑張らなきゃいけないなと感じる。街頭演説もお陰様で何の予告もして無く、空いてる時間に色んなところを回って、駅前とかで街頭演説してた。多くの人が足を止めて聞いてくれていた。色んな意味で政治や社会に対する関心が高まってるのかなと感したGWだった。 皆さんにとってもいいGWであったのであれば良かったですねとお話し頂きました。

 

二つ目のお話しは国会のお話しと注目の法案や委員会についてお話し頂きました。

 

 1月中に通常国会が召集され、まず最初に審議されるのが平成29年度予算。予算の審議が終わった後は予算に関連しない法案審議がこれからどんどん進んでいる状況。 通常国会の会期は延長しなければ150日。毎通常国会につき100本くらい法律や条約が出てくるので、単純に考えれば1法案1.5日。なので日本は国会はそれぞれの委員会に法案が割り振りをされて、そこで審議を深めて、最終的に委員会で決をとり、本会議で決をとり、それが衆参で行われて、法律が出来上がる仕組みになっている。

 

そういう意味では今ほとんど全ての委員会が開かれて、様々な議論が行われている。どこの委員会でも、わたくしの所管に関する質問が出されてくるので、そういう委員会にも行って答弁したり、答弁するに際しては、事前に議論を深めるために質問を事前に出して頂く慣例はあるが、議論の中で新たな疑問が生まれてくるので、そういうものに対する答弁は事前には分からない、一つの質問に対して答弁するというのは、ただ単に一つの答えだけ頭に入れておけば良いという話ではなく、ある程度全体的な事も頭の中に入れておかないと答弁はできないので、毎朝早朝から答弁の打ち合わせをしたりして勉強したりしている。

 

そういう意味では国会での審議は非常に重要で、答弁した内容は必ず議事録に残りますし、そこで答弁した内容で議事録に残っているものが、ある意味で政策を作っていくので、一つ一つの言葉を大切にしていかなければいけないと思いますし、国民皆さんにも是非国会中継とかにも興味をもって見て頂いて、政治家の発する言葉一つ一つというものを、是非注目して聞いていて頂きたいと思う。

 

特に今国会も佳境に入ってきていて、重要な法律案が結構審議されていたりする。 例えばテロ等準備罪が非常に注目されているわけだが、いわゆる犯罪を未然に防ぐという意味、国際社会とのなかで日本が協力して犯罪に立ち向かっていく意味で、テロ等準備罪は何とかやらなきゃけない、でも一方で国民の皆さんからしたらこれがプライバシーの損害にあたるようなものにならないのか、戦前みたいなことになるのではないかと色んな懸念の声が上がっているのも事実ですから、我々政治はしっかり受け止めていかなければいけないと思う。なんとなくテレビの報道とかを見ると、そういう大切な問題を言うよりは、極端な例による説明であったり、法律の内容とは関係ないことで話題が提供されたりとかが多く、決してマスコミが悪いというのでは無く、我々政治の側も襟を正さなければいけないところだと思っている。是非そういういろんな議論がされているので、そういうものをしっかり聞いて頂く、見て頂くことも凄く大切なことだと思うし、政治の側ももっともっと情報発信をしていかなければいけないなと凄く思うとお話し頂きました。

 

特にこれから天皇陛下のご退位に関する法律も今国会でというお話しになっていますし、選挙の区割りが今回変わるということもあって、そういう法律案が出てきてたりと、色んな法律が会期末に向けて様々な議論が行われていく状況ではあるので、是非国会での審議を聞いてもらいたいと思う。

 

他にも法律だけでなく、外交とか安全保障関係の委員会でどんな審議がされてるのかといえば、今問題になっている北朝鮮の話だったりも外交や安全保障の委員会の場では色々と議論がされているところでもある。是非そういう意味ではなかなか皆さんもお忙しいと思うが、国会や委員会でどんな議論がされているのかというのを是非もっともっと皆さんに見てもらえるといいのかなと思う。 いずれにしても本当に本当に本当に大切な議論をしているところでもありますので是非政治の側も一所懸命頑張っていかなければいかんと思いますし、皆さんにも興味を持って頂ければと思う。

 

 

三つ目は西東京市の人口が20万人を突破したことと、これからの日本のまち作りについてお話し頂きました。

 

西東京の人口が20万人を超えたことについて、先般それをお祝いするイベントがあり、松本さんも出席したとのこと。イベントには新しく婚姻届けを西東京市役所に出した夫婦と他の町から転居されたご家族が代表としていらっしゃって、西東京グッズを記念品に頂いて大変盛大にお祝いした。すごく明るい話題で楽しかった。人口が減っていくという話があるなかで、西東京に限らず東京は人口が増えている地域が多い。そういう意味では喜ばしいことではあるなと凄く思うとお話し頂きました。

 

西東京市がそれを選択するかは別問題だが、20万人を超えると中核市になることも出来るようになっている。人口規模によって政令指定都市になると多くの人口を抱えて都道府県並みに権限を持っていることもある。中核市は簡単にいうと政令指定都市までいかないが、普通の市に比べると色んな権限が与えられて、自分たちの責任で色々出来るようになる制度もあり、申請出来るようになる。 20万人を超えるということは、国の制度からいうと町としては大きな区切りともいえる。そういう意味では非常に良かったなと思う。

 

しかし、これを手放しで喜んで良いという話では無く、人口が増えるということはそれに見合った町づくりを進めていくことが大切になってくる。例えば大型のマンションとかが建ったりして、そういう所に人が移り住んでくると当然人口が増えるが、そういうところに小さいお子さんをお連れのご家族の方たちがいらっしゃたりしたら、その子たちのための保育園・幼稚園・学校・学童保育などもしっかり考えていかなければいけない。 人口が増えることを喜ぶのであれば、それに見合ったづ町づくりをしていくことがその裏側にあることが大切。

 

今後の人口推計で見てみれば、日本全体で見れば人口が減っていく傾向にある。そう考えた時にピークに合わせて様々な施設を作ったとして、果たしてそれがどれくらいもつのか、それに見合った人口構成がどれくらい維持できるのか、そういうことも考えていくと、これからの町づくりの大きなポイントは、今までなら学校なら学校とそれ専用の施設を建てたりしてやってきたが、それをもう少し柔軟に色んな形に変えることが出来るような工夫をしていくことによって、時代の流れに柔軟に対応できるような町づくりをどう進めていくのかとかも大切なことかと思う。

 

自分は地方創生担当の副大臣でもある。地方創生はある意味において人口政策であったりする。東京は人口が増えているが、日本全体を見ていると、どんどん人口が減少してしまっている傾向がある。その中でも若い人が東京にやって来ている現状があって、それで地域が疲弊してしまったりとか、人口が減少して町が無くなっていってしまうんじゃないかと言われたりする。東京が元気なことを喜ぶだけでなく、日本全体のことを考えると本当に私たちはどうしていったら良いんだろうということを共に一緒に考えていくことが凄く大切なことなんだろうと思う。

 

例えばもっと魅力ある学校を作っていかなければいけないんじゃなかろうか、働く場所をどうやって確保していくんだろうかとか、非常にやらなきゃいけないことは多岐に渡っていて、簡単に言えば地方を良くしていこうと思えば当然その人が生まれてから人生を過ごしていくその時々で必要なものがその地域に揃っていることが大切だと思う、しかしながら残念なことに地域社会が活力を失っていくと、そういう必要な機能が段々と失われて来たり、他の地域に比べると魅力が無くなってきたりとかして人移動が起きてしまうのが実態だと思う。

 

やらなきゃいけないことは沢山あるが、まずは人口が増えたことは素直に喜ぶことが大切だと思う。それに見合った町づくりをしっかりと進めていって、住民の皆さんがもっともっと暮らしやすいような環境をしっかりと作ってあげたいと思うし、そういうところに住んでいるからこそ日本全国に視野を広げて目を広げて、実際にどういう社会を作っていったら良いのかなと考えることが凄く大切だと思う。 これからの日本は少子化というか人口減少社会に入る、それが自分には日本の国に起きる最大の変化だと思っている。これをどう乗り超えていくのかということを、しっかり考えていくのが、今の社会の最大の課題なんじゃないかなと思う。

 

GW中に地元を回っていても、段々日本の経済が良くなってきたと言われてるが、どこかでこれが破たんするんじゃないかという声も非常にたくさん聞く。それに対する回答としては、人口減少社会という大きな社会の変化というものをどう乗り越えていくかということを、国民の皆さんと一緒に考えて、皆で同じ思いを共有することが大切だと思う。 20万人に到達して喜ぶ半面そんなことも考える今日この頃でしたとお話し頂きました。

 

 

最後にあべさんから5月は消防団の水防訓練が多い時期というお話。松本さんからは各所の水防訓練にお伺いをしたこと、梅雨もいよいよ近づいてきてるのでゲリラ豪雨もありますから皆さんで気を付けて安心・安全であることをお祈りしたいと思いますとお話し頂きました。

 

サロンド武蔵野理髪店 第109回目ポッドキャスト放送

ダウンロード