9/26月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第103回目のポッドキャスト放送です。

 

オープニングトークはお二人の近況報告から。

 

あべさんの子供が中学校の職場体験で、 たまたま市の防災課に派遣されることになったお話。あべさんは元分団長ということで防災課にはいっぱい知り合いがいるので、色々と鍛えてもらって、少しは親父の威厳が分かったたかなと期待しているとのこと。防災だけでなくオレオレ詐欺撲滅キャンペーンの手伝いをしたりと警察や市役所の皆さんお世話になったことなどお話頂きました。

 

松本さんはこの時期地元の色んなイベントがあるのでお邪魔をさせて頂いたり、御神輿に参加させて頂いたり、仕事はしっかりしながらも、皆様のなかに入って色んな話を聞かせて頂いた一ヶ月間だったとのこと。 小平市で初めてのオクトーバーフェストも二日目の朝行ったとのこと。色々聞いたが、大勢の方がいらっしゃったと聞いた。初めてだったので色んな課題もかなりあったが、少なくとも人々が集まるイベントを小平で作ることが出来たのは凄いことだと思う。 上手く繋げていって、小平がさらに盛り上がる取り組みが続いていけばいいなと思ったとお話いただきました。

町おこしに関連してあべさんからは小平でのドラマ撮影にエキストラで参加したお話がでました。9/28にテレ東で広末涼子さんなどが主演してる「望郷」というドラマがあり、その撮影がルネ小平であったのでエキストラで参加したとのこと。 小平でも観光協会が立ち上がり、映画やドラマの舞台に小平が使われると、また一つの町おこしのようになる。 こらから秋本番ということで、市民祭などいろんな行事が行われている。是非皆さんも積極的に参加して町を盛り上げて欲しいとお話し頂きました。

 

 

二つ目のお話はアメリカのワシントンDC出張の話。

 

 9/14~17の二泊四日でワシントンDCに行ってきた。メインの仕事は「Our Ocean」というケリー国務長官が主催 する会議に参加してきたこと。世界の首相や閣僚に声こけして、これからの世界の海をしっかり守って行きましょうというようなことを進める会議が開かれ、元々は大臣に招待来ていたが、大臣の代わりに副大臣として松本さんが出席してきたとのこと。

 

海の資源に対する関心は世界でも強いものがあり、ここで日本の立場を説明し、日本としてどういう協力をしてるのか世界の皆さんに理解して頂くことが凄く大切なので、私の口から日本の海を守るための取り組みとして、こんなことやっている、こんな考え方でやってるということを説明させて頂いたり、各地域から来ている首脳や大臣であったりと意見交換したり、日本の取り組みを個別にお話させて頂いたりした。そこにオバマ大統領も出席していろいろとお話をされ、それがニュースで流れたりしていたとのこと。

 

日本の国は環境と漁業等の産業を両立するためにしっかりと図って取り組んできた。環境問題を語るに関してはエビデンスベースで感情論で語るのではなく、きちんとした調査をし、実態がどうなっているのかという科学的な知見を基にして海の環境を守って行くべきだというのが日本の大きな立場だったりするので、そういうことをしっかりお話をしてきた。同時にアメリカがリードをする形で進めてきた海を守るための取り組みに、日本も新たに加わることを宣言したり、伊勢志摩サミットを受け、海のごみ・海洋廃棄物、例えばマイクロプラスチックという目に見えないプラスチックの粒が魚達に体積するのが問題になっている等、そういう問題に対して、アジア地域でアメリカと日本で共同して9月末に会議を開くことになっていることを世界の皆様にご報告して、それに協力をお願いしてという話をした。

 

いずれにしても日本は海に囲まれていて、陸地面積は61番目だが海の広さは世界第6位という大きな国でもあるので、豊かな海を環境に配慮し、子供や孫の世代に引き渡して行くことは日本の国益に合することだと思うし、そういう取り組みをしっかりと日本がリードをする形で進めていきたいと思う。特に海の問題に関しての科学的な技術研究とかは日本は進んでいるので、そういう部分をしっかり生かして行くことが大切であるとお話いただきました。

 

会議以外に空いている時間は、その他の私自身の仕事の分野で時間を使わせて貰ったとのこと。一ヶ所目はFEMA(フィーマ) という組織に行ってきたお話し。アメリカの場合は危機管理庁みたいな専門の役所があり、それがFEMAでテロ対策にも対応している役所。日本でもFEMAみたいなものを作るべきではないかという議論を起きていたりすることもあり、今回FEMAに行って長官といろいろと会談して、熊本地震での日本の対応をご説明したり、お互いに意見交換しながらフィーマと内閣府の防災の間で協力関係を築き、これからも色んな情報交換であったり、お互いに協力できることは協力しましょうという覚書を日本側の代表者として締結してきた。 防災について自分なりの問題意識を持って進めようと思っている取り組みがあるので、そういうことの役に立つ観点で色んなものを見せてもらったり、意見交換したことは凄く勉強になった訪問だった。また、覚書を締結したことは大きな意味合いがあったのかなと思ったとお話いただきました。

 

二箇所目はアメリカの公文書館に行き、館長と意見交換したお話。行政や外交の文書はしっかりと保存し、広く国民に知らせていくことが、これからの日本の将来にとって、日本の民主主義の基盤になるという思いが凄くあるのこと、たまたま副大臣の仕事として公文書管理の仕事も担当しているので、改めてアメリカの仕組みや日本の取り組みに参考になるようなお話を聞かせて頂きとても勉強になった。 日本は法律の整備が整ったばかりであるので今後どういう取り組みが出来るかということになるかと思う。大切なことは国家機密に関する事は色々とあるが、それが政府にとって都合が良かろうが、悪かろうが基本的にはすべての資料が公文書として保管をされ、国民の目に広く公表されて、国民によってきちんとチェックされる仕組みを作ることが国民主権の日本にとって重要な事柄だと思う。そういう仕組みをきちんと強化して作って行くことが出来るのかが凄く大切だと思う。まだまだ日本では出来ていないことがアメリカではやられていることもあるので、そういうことを一つ一つ拝見し、持ち帰って来ているので問題意識を持ってきちんと提起しながら、何とか政府全体を巻き込んで、良い方向を作りだせればいいなと思うし、頑張っていきたいと思う。そして貴重な経験を結果として国民の皆様にお返しができるよう全力で頑張りたいと思うとお話し頂きました。

 

 

三つ目のお話は秋の臨時国会注目点について。

 

収録日の時点では9/18なのので、まだ最終的には決まってないが、ほぼほぼ9/26日に召集し、約2ヶ月ちょっと位の日程で行われるのではないかといわれている。重要な審議がなされるということもあり、もう少し早く召集して長く期間をとる予定もあったが、民進党の代表選があるため、それが終わるまでは開かないようにという要請があったりして配慮したといわれているが、今のところは26日に召集して議論が行われる予定。

 

大きなポイントは二つ。一つはH28年度補正予算を上げていかなければいけないこと。景気を下支えするための補正予算が提出され、冒頭色々な議論がされていく形になる。こういう国会審議を行ううえにおいて、もう一つポイントになることは、参議院選挙が今年7月にあり、その後の本格的な論戦はこの臨時国会が最初になること。8月の頭に一度だけ開かれた臨時国会は、色々と議長を決めたりなど議会の事務的な手続きを進めるための臨時国会だったので、参議院選挙が終わった後の臨時国会がいよいよ始まるというこもあるのでH28年度予算に絡めて様々な総理をはじめとした施政方針演説に対して、新しい参議院の構成で色々な議論がどういう風に進んで行くのかも大切な見所になってくると思う。 もう一つは臨時国会で最大の法案として、TPPに関する法律案について。これを成立させることができるかどうか、国民のみなさんの関心も極めて高い法律案でもありますし、かなり議論が白熱しておこなわれていくのは間違いがないところなので、そういう意味ではTPP法案を巡って、色々な議論が行われ延長するか、しないかも含めて、様々な議論というか流れが出来上がって行くのだと思う。おそらく2ヶ月ちょっと位の短い期間で行われる臨時国会なので、大きなところは今申し上げたようなH28年度の補正予算と同時にTPPに関する議論になると思う。その二つの大きなものを議論しつつそれ以外の法案をいかに国会のなかで議論を進めていくのか、今色々と与野党の間で様々な話し合いが行われているところなので、私も見守りたいと思いますし、一本でも多くそうした法律が議論にあがって、国民の皆様の目に触れると良いなと思うとお話いただきました。

 

実は国会の論戦も凄く大切だが、これから大切になっていくもう一つ大きな議論がある。来年の通常国会に上げられる予算の議論と税制の議論が、国会には提出されないが裏で議論が本格化していく。こちらの議論も大注目で、H29年度予算がどういう風になっていくのか見ることによって、国がこれからどういう方向に進もうとしていくのかということがよくよく分かって頂けると思う。同時にH29年の通常国会に提出するであろう様々な税制に関する法律案、それに盛り込む中身も色々と議論されている。一億総活躍とか働き方改革というようなの議論のなかで、税制が我々の働き方に大きく影響するような、そういう議論がなされる可能性が非常に高いという状況がある。そういう意味では国会での議論をしっかり見て頂くと同時に、まだ国会に出てないけれど来年の通常国会で出すための準備をしている予算と税制の話、というのもきちんと注目して見て頂きたいと思いますし、そうするとおそらく皆さんにもかなり影響というか繋がりのある議題が議論されていくという風になると思っているので、是非注目をして見て頂きたいと思う。いずれにしてもこの秋から冬にかけては大変重要な議論がされるシーズンでもあるので、是非皆さんも注目してくださいとお話頂きました。

 

 

四つ目のお話は松本さんの第一子出産報告のお話。

 

FBで松本さんのページを見ている方は既にご存知だと思いますが、お陰様で第一子となる男の子が誕生したとのこと。 予定日よりかなり早く誕生したのでバタバタしましたが、その後は母子ともに順調で良かったと思っている。自分もあんな風に出てきたのかなと思いつつ、女性って凄いなと改めて感じた

 

生まれて一月も経ってない状況なので実感がわいたという感じではないかも知れないけれど、子供の顔を見たり、接したりして、子供は何も喋れないけれど、色んなことを教えて貰ってるなと思いながら過ごさせてもらっている。 子供から色々と教えてもらって人として成長することが、良い政治をすることに繋がるのかなと思いつつ、これからも子供と一緒に成長していきたいと思う。自分が経験したことしかなかなか理解することができない部分があると思う。人から色んなお話を聞かせて頂いて、分かったつもりになっていたようなことでも、実際生まれてみると「なるほどそういうことだったのか」と理解が深まることがあると感じている。前回は生まれる前のお父さんお母さん教室の話もさせて頂いたが、生まれてなるほどなということを沢山感じているので、そういうことも含めてしっかりとこれからに生かしていければ良いと思う。この気持ちを忘れないで、子供たちや孫たちのために頑張りたいと思うとお話し頂きました。

 

サロンド武蔵野理髪店 第103回目ポッドキャスト放送

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