12/22月曜日に放送された、サロンド武蔵野理髪店 第82回目のポッドキャスト放送です。

オープニングトークは先月11/24の放送が選挙の関係でお休みとなり、お話しができなかった11月の出来事についてお話頂きました。

あべさんは10月の放送で触れた息子さんの運動会のお話。

1位を目指すも結果は2着。今まで勝つことばっかりだったので、負けて悔し涙を流したことはいい経験をしたと思う。今は野球の学童リーグの選抜チームに選んでもらいオールスターチームの試合に出してもらったりと、野球肘を克服して成長する姿は感慨深かったとお話頂きました。

松本さんからは選挙準備のお話と長野県白馬村での地震対応について。

今回から衆議院選挙もネット選挙解禁ということで、松本事務所でもSNS(FBやtwitter)を使った情報発信をしたとのこと。いくら選挙中といっても「一体この人何やってるの?何を考えてる?」のということを一人でも多くの人に知ってもらう意味では非常に有効だと思った。それを通じて「見てますよ~!」とか「頑張って!!」と言われるとそれも嬉しく、有難かった。あべさんからも松本さんに限らずフェイスブックが毎日にように更新され、朝から携帯で色んな候補者の活動が見れて新しかったとお話頂きました。

また今回は突然の解散、そして選挙まで時間がなかったので準備にバタバタしたこと。解散後は衆議院議員としては失職になるが、政府の仕事に穴をあけるわけにはいかないので、政務官の防災担当としての仕事は継続。そのため11/22に長野県北部の白馬村で震度6弱の地震が発生した時はすぐ災害対応に当たることになった。地震の当日は電車に乗っていて、地震があったことが分かったら即座に官邸に行き、朝まで官邸での対応、朝になってからは調査団長として長野県に行き、知事と話したり、災害対応を見たりした。選挙前で日程が立て込んでいたがそれは人に頼んで政務官の仕事をしていた事をお話頂きました。

がけ崩れや落石で通行止め地域も事前に把握して救助を効率よくすることもこちら側でも考えていたが、地域の皆さんの助け合いで救助が迅速に行われたことが非常に大きかったし、地元の消防団も大変な活躍をしてくださった。そのため現場では建物が倒壊したりと大変だったが、お亡くなりになられた方がいなかった。そういう意味で地域の底力というものが凄く大切だと感じたとお話頂きました。

これから地元でも歳末警戒があり、消防車を走らせて、火災予防の警戒を呼び掛けるわけですが、皆仕事を持ちながら一生懸命頑張っている消防団や地域の安全安心のために頑張っている人達に対して目を向けていただけると有難いとお話頂きました。また、あべさんからも元消防団のためニュースで現場が映ると服装や雰囲気で消防団だとわかることがある。皆さんにそういうことにも気付いて応援欲しいとお話頂きました。


二つ目は選挙の話について。
選挙に立たれる側はどんな事をしているのか?どんな気持ちでいるのかお話頂きました。

今回の選挙は非常に解散が突然だったのと選挙に入るまでに時間が無かったので、どの候補者も準備がなかなか大変だったと思う。

解散の後は選挙が始まるまでに書類を書いたり、ビラを造ったり、ポスターを貼ったり、選挙カーを準備したりと色々やることは沢山ある。その中でも候補者にとって負担なのがマスコミ各社からの「調査書」や「アンケート」。一つ一つ書いて行くだけでも大変な作業だったりアンケートも結構な分量があり、これが各媒体ごとに大量に送られて来て同じような質問も多いので、出来れば統一にしてくれればかなりその他の事に時間を使えるのになと感じていた。そんな中で防災対応もしながら選挙の事務作業もやって、選挙前がなかなか大変だったとお話頂きました。

「何でこの時期に選挙をやるの?」「大義がない!」と言われたが、直接ご意見として言われることも多かった。投票率が前回の65%→57%と8%も落ちているのはそういう部分も否めないと感じている。それでも選挙は民主主義の手続きにおいては民意を反映する唯一の大変重要なもの。経済問題が注目されがちな選挙だったがありとあらゆることが国民の皆様に選んでいただける対象になる。政党ごと候補者ごとの考え方もあり、新聞を配ってたり、政党ごとの政見公約も配っているので是非見て頂いて出来るだけ大くの人に興味を持って欲しい。

よく若い人から「政治に興味を持つためにはどうしたらいいですか?」と聞かれることがある。学生さんによく応えるのは「政治に無理して関心をもとうとする必要はない、ただ政治というのはある意味社会そのもの。政策によって社会の形が変わってきたり、社会の問題点を是正するために法律を作ったりするので、政治だけに興味をもつより社会に興味を持つべきではないか。」と言わせて頂いている。

自分たちが住んでいる社会に関心を持って頂いて、それにリンクする形で政治に興味を持ってもらいより積極的に参加して頂き、我々政治の側もしっかりと国民の皆さんの知りたいどうなってるのこういうところ問題じゃないの?というメッセージを明確に出し、見える形にしていく努力が必要なのだろうなと凄く感じた。

今回の選挙で松本さんが訴えたことは人の悪口は言わず、自分自身がどういう国を目指そうとしてるのかという事をこれ迄の実績も含めて話をさせてもらい、一生懸命訴えた。「大義がない」「何のための選挙?」と言われるが、それは「我々の未来を決めること」なので自分自身は「このまま行くんです」というだけじゃあまり意味が無い。「これからこういう課題がくるのでこういう形で解決していきます!!」ということをお話できるように工夫して選挙を戦った。

投票率が低かったことは残念だったし。反省をするところはあるし、政治の側が国民の皆さまに興味を持ってもらい、投票率を上げ一人でも多くの人に政治の意思決定の場に参加してもらえるようなかたちを取っていかなければいけないと、そういうところを考えながら戦った選挙戦というところがなくもない。

今回当選させて頂いたが、松本に投票してくれたひとは勿論、投票に行かなかった人、他の人に投票した人の思いも自分なりに理解をする努力を続け、そういう思いも背負ってやっていかないと日本の国は良くならないんだろうなと感じた選挙戦だったとお話頂きました。


三つ目はアベノミクスの今後について。

あべさんはお客さんと「アベノミクス高価で今後は給料が上がっていくのか?」とよく話すとのこと。その辺の動きについても松本さんにお話して頂きました。

給料が上がるかどうかここで断言するのは難しいが、これまでに比べれば大企業中心に上げやすい環境になってきているとは思う。これからも引き続いて色んなところに話をしてお給料をあげてもらうよう、同時に前向きな設備投資をしてもらいやすい環境を作ることにより皆さんの手元にまで隅々とお金が行きわたる形をやっていかなければいけないと思います。

松本さんがこの2年間の経済の動きの中で注目している数値、「有効求人倍率」についてお話頂きました。

実は有効求人倍率が2年前の0.8倍から1.1倍に回復している。今までは10人が仕事をしたいとき8個しか仕事が無かった時代から、10人が仕事をしたいとき11個仕事がある状態に変わってきた。それだけでも良いことだが、この変化が我々の生活を劇的に変えるきっかけになるかもしれないと思っている。

0.8倍だった2年前は仕事がないので「給料が低くてもここで働くしかないや」となってしまい、労働者より企業が強い社会だった。これが1.1倍を回復したということは労働条件の良し悪しを働く側が選べる社会に段々と変わりつつある状況と言えなくはない。そうなると企業の側としては何とか人を確保するため給料を他より良くするなどの動きに繋がるのではないかと考えてる。そのため有効求人倍率が上がると言うことは労働環境を改善をしていく重要な指標だと思って見ているとお話頂きました。

また、有効求人倍率1.1倍回復は22年ぶりの数字。松本さんが就職した平成8年より前の頃の日本経済の状況まで戻ってきていると言えるとのこと。この状態をしっかりと維持できれば民間が主道で自ら労働環境等の改善ををやっていかないと働く人を確保できませんよという状況にやってこれたと考えると経済というものが、民間主導で働く人一人一人に波及効果が及ぶような形で動き始める可能性があるかなと凄く思っている。このあたりの動きは自分も注視していきこれを上手く進めることによって皆さんに元気になっていただき、前向きな気持ちで生活ができるといい循環ができればと思う。そう言ったことを一つ一つ積み重ねていい循環が造りだせればいいなと思う。私も含めしっかりと頑張っていきたいとお話頂きました。


四つ目は今年最後の放送ということで纏めに今年印象に残ったことと来年の抱負についてお話頂きました。

松本さんからは今年は御嶽山で現地対策本部長を勤め、最前線で責任者として活動する機会はなかなか無いこと。そういう経験を生かして安全安心観点での自分なりの活動をやっていくことが自分自信に課せられた責任なのかなと強く感じている。これからも初心を忘れずに一歩一歩着実にやっていきたいと思っているとお話頂きました。

あべさんからは少年野球を通じて子供に育てられた一年だった。来年はお父さんでは無いこともしたい。ギターもこの前リペアに出したら音が良くなったので番組のジングルを取り直そうかとも考えているとお話頂きました。

また松本さんからは仕事以外で学生時代ずっとスポーツをしていた身としては体を動かしたいと常々思っているがなかなか出来ていない。いきなりマラソンは無理だと思うが何とか時間を作って頑張りたい。今年も色々ありましたが来年も盛り沢山の一年にしていきましょうとお話頂きました。


サロンド武蔵野理髪店 第82回目ポッドキャスト放送

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